2017年12月29日

じけんじゃけん! 3巻 + マジンガーZ アルターイグニッション

「じけんじゃけん!」3巻を購読しました。



じけん=事件→ミステリ、
じゃけん=広島弁、ということで、
広島にある高校のミステリ研究会の様子を描いたこの作品。

とは言え、ミステリ要素はそれほど強くないというか、
むしろ巻を重ねる毎にだんだん薄まっている感があり、
それと反比例するかのように、
ミス研メンバーの魅力はどんどん増しております。

部長の白銀百合子は美人でグラマーで成績優秀ですが、
今巻ではそれ以外の、ポンコツな可愛さを全開。

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全身タイツに身を包みながら、
誰にも見つからぬよう校舎を忍び回る姿は、
どうしてこうなったを地で行くドジっぷり。

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日常のささいな出来事をミステリに結びつけ、
起こりもしない事件に備えてあらゆる事を記憶し、
最終的にはパンクしてしまう様子は、今までに無い可愛さ。

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ひまわりとのクイズで一喜一憂する様もとても可愛く、
普段の気高さとは全く違う魅力にあふれています。

四ツ名ひまわりちゃんにも新展開が。
巻末に「広島女子ひまわりちゃん」という、
安田剛助先生がツイッターで時々発表していた、
広島に因んだ小ネタ漫画がまとめて収録。

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コミックスのカバーを外せば、
描き下ろしでひまわりが7歳の時の漫画が。

本編でも、戸入とのデートのために、
目一杯おしゃれをしたひまわりの姿が。

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あとがきでもひまわりの日焼けについての言及があったり、
ちょっとした「ひまわり祭り」の様相です。
ひまわり好きなので、これはとても嬉しい。

ただ気になるのが、戸入のクラスメートで、
戸入やひまわりと幼馴染みの男子が登場したこと。

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「稲田康夫」というフルネームまで設定され、
戸入とひまわりの関係について冷静に分析してみせたり、
もう一人の男子クラスメートの「真麻わたすげ」が、
ひまわりについて不埒な想像をした際、厳しめの突っ込みを入れたり、
カバー内の幼少期漫画でも、ひまわりを守る立ち回りをしていたりと、
どうにもフラグが立ちそうな予感のするキャラです。
戸入とは違い小中高とずっと一緒なのもポイント高し。

ひまわり自身は戸入への好意を隠していませんが、
戸入は百合子しか眼中に無く、ややストーカー気味。
しかし、ひまわりの可愛さはきちんと認識していて、
一緒にお出かけするのはやぶさかでない様子。
このモヤモヤした関係に稲田くんが絡んでくるのか。

更に今巻では、百合子の従姉妹のアイリスのクラスメートに、
戸入に対して好感を抱いているように見えるキャラも登場。

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十角茉莉花ちゃん。
ちょっとつんけんした感じのある、デキる系女子。
暗号解読ができるあたり、ミステリとも好相性。
彼女も戸入を巡る恋愛模様に混じってくるのか。
ラブコメ好きとしてはそう願わずにはおられないのですが。

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アイリスのクラスメートとしてはもう一人、
2巻でひまわりの後輩として登場していた、阿笠皐月ちゃん。
優しく、人の良さそうな感じがする一方、
巧みに十角ちゃんを操る腹黒な部分も。
彼女もとても魅力的。

美麗な絵で描かれる魅力的なキャラたちと、
ミステリをネタにした日常系ギャグ、
そしてラブコメ要素と、個人的なツボがてんこ盛り。
今後も注目していきたい作品です。


「マジンガーZ アルターイグニッション」も購読しました。



いきなり、じいさん二人のアップから始まるこの作品。

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兜十蔵博士とドクター・ヘルを中心に、
いかにしてマジンガーZが作られたのかが描かれています。

兜博士とドクター・ヘルの出会いから、
マジンガーZが作られ、兜甲児が搭乗することになった経緯、
そして初戦闘までを一巻に納めているため、
展開はやや駆け足に感じられますが、
本編の前日憚としては良くまとまっていると思います。

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正直、衣谷遊先生が描いているというだけで購入したのですが、
衣谷先生の描くキャラクターたちの存在感は抜群です。

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ロケットパンチを放つじいさんが登場し、
しかもそれが、とても格好良く描かれている。
こんな作品はそうそう無いでしょう。

一つ残念なのが、ウェブで公開されていたカラーイラストが、
コミックスには収録されていなかったこと。

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コミックスのカバーは、表が甲児で裏が弓さやかと、
これはこれで良いものなのですが、
このイラストも、例えば中表紙をつけるなどして、
何とかコミックスに収録できなかったのかと残念に思います。

こうなってくると、こうした未収録のイラストなどを収録した、
新たなイラスト集が出版されることを願わずにはおられません。
Y’s art works 衣谷遊画集」が発売されたのが2006年。
これ以降に発表されたイラストは相当な数でしょうし、
今では容易には見られない作品も多いと思われます。

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衣谷先生のイラストは独自の雰囲気があり、
とても魅力的で見応えがあります。
最近はデジタル作画が多いですが、
以前の作品との変化を見比べてみたい思いもあります。
いっそ、デジタル作品だけを集めた電子書籍というのもアリかと。

新たな作品集が出ることを熱望して止みません。
posted by 山田工作 at 22:43| Comment(0) | コミックス2017

2017年12月27日

ぶんぶくたぬきのティーパーティ 4巻 + 図解 なんかへんな生きもの

「ぶんぶくたぬきのティーパーティ」 4巻を購読しました。



主人公である化け狸の兄妹たちを中心に、
人間に化けた様々な動物たちが登場する、
可愛い絵柄とシュールなネタが特徴のこの作品。

コミックラザで読むことが出来るので、
詳しく知りたい方はまずそちらを見て下さい。

また作者の森長あやみ先生のツイッターでも、
随時作品がアップされているので、
こちらをフォローしておくと更新が把握しやすいです。

さて、4巻が発売されたことで、
各巻の表紙で、女子中学生4人組が出そろいました。
並べて見るととてもカラフルで壮観です。

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電子書籍でもリリースされていますが、
紙質や装丁がとても良いこの作品は、
紙のコミックスの所有満足度がとても高いので、
どうしても実本を購入したくなります。

また、まんだらけのウェブ通販を利用すれば、
送料無料で特典のブックレットもついてきます。
よくある書店購入の特典ペーパーとは違い、
必ず付いてくるというのがポイント。

特定の書店で買えばペーパーがもらえるというオマケは、
その書店が無い地域に住んでいる読者にはどうしようもなく、
通販でも付くと言われても、送料がバカになりません。
それに比べて、通販でオマケが付いて送料無料というのは、
本当にありがたいサービスです。

新刊の4巻だけでなく、3巻が今でも特典付きで買えるのも、
遅れてファンになった人に優しくてナイスです。
見応え読みごたえにあふれた小冊子ですので、
是非多くの人に手にしてもらえればと思います。

もう一冊、漫画ではないのですが、動物つながりでご紹介。

図解 なんかへんな生きもの



もとはイラストレーターのぬまがさワタリさんが、
ネットで発表していた「生きもの図解」。

一般的な動物の図解とは違って、
その動物の特徴を面白おかしく描かれており、
ツイッターで見かけて、いつも楽しみにしていました。

それをまとめたものが本書なのですが、
ネットで少しずつ読むのとは違い、
こうして一冊になってみると、
とても読み応えがあります。

生き物に関する豆知識がふんだんに載っているだけでなく、
わりとどうでも良いようなムダ知識も満載。

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映画や漫画、アニメやゲームに絡めたギャグも多く、
読んでいて色んなところに隠れたネタを見つけるのも楽しい。

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中田兼介教授が監修されており、生物知識の裏付けもバッチリ。
生き物に興味がある人はより多くの知識が得られますし、
それほど興味がない人でも読んでい面白い。
フルカラーで、見ているだけでも楽しい、
優れた一冊となっています。
posted by 山田工作 at 20:17| Comment(0) | コミックス2017

2017年12月17日

六道の悪女たち 7巻

「六道の悪女たち」7巻を購読しました。



表紙を飾るは、なんと飯沼波瑠也。
これまでずっと女性キャラの表紙絵でしたが、
遂に男性キャラが単独で表紙絵となりました。
男性キャラとしては菫風乃の方が先ですが、
単独ではなく、女装していたこともあって、
インパクトは今巻の波瑠也の方があります。

カバーイラストの特徴である「赤い糸」は、
波瑠也の小指にこそ結ばれていませんが、
しっかりと掴んでいるように見えます。

今巻末の中村勇志先生の「あとがき」では、
「隠れヒロイン」とまで言われた波瑠也。
今巻では彼の過去のエピソードが描かれましたが、
それとこの「あとがき」を読んだことによって、
波瑠也がなぜ六道たちの仲間になったのかが、
やっと理解できたというか、ストンと腑に落ちました。

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1巻で波瑠也が六道たちの仲間になったのは、
六道がタイマン勝負で根性を見せたからだと思っていました。
ただ、それだけで六道のことを認めダチとなるのは、
ちょっと性急過ぎるんじゃないか、とも感じていました。

あの時、実際に波瑠也をぶっ飛ばしたのは乱奈であって、
六道はただ殴られていただけだったワケですし、
課長と大佐に至っては、ただそこにいただけです。

しかし、「そこにいただけ」の課長と大佐の存在こそが、
波瑠也が六道たちの仲間になった最大の理由なのだと、
今巻の、鬼島連合ナンバー2である朱井公平と、
波瑠也との戦いを通じて理解できました。

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かつて仲間に裏切られた波瑠也は群れることを嫌い、
それゆえ、いつも一緒に行動している六道たちを、
「弱いから群れている」と見下し、嫌っていました。
しかしその後、ザコだと思っていた六道が根性を見せ、
課長や大佐も逃げることなく、六道と一緒にい続けました。

弱いから群れているのだと馬鹿にしていた連中が、
弱いながらも仲間を大切に思い、支え合い、
恐怖を克服して、常に一緒にいる。

そんな信頼し合う六道たちの姿を見て、
波瑠也は、自分もその仲間になりたいと願ったのだと思います。

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波瑠也にとって強いとか弱いとかはあまり関係なく、
お互いに信頼し、一緒に行動できることが重要なのでしょう。
乱戦で全く役に立たない六道たちですが、
だからといって見限るようなそぶりも見せません。

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むしろ、朱井公平との対決場面では、
課長の勇気が波瑠也を救ってくれます。
弱くとも勇気を奮い、仲間を見捨てない強い思いが、
波瑠也に力を与えてくれました。

さて、表紙が波瑠也なら、裏表紙は幼田。
波瑠也と朱井の対決の前段において、
幼田と、鬼島連合ナンバー4の般東若之介が激突。

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鬼島連合幹部たちが亞森高校に乗り込んで来て以降、
意識的に暴力的な行動を避けてきた幼田。
そのせいで、普段の彼女の思い切りの良さは鳴りを潜め、
番長としてのアイデンティティも失いかけていました。

暴力を振るうことに躊躇いを覚えていた幼田ですが、
松々宮を盲信し、彼に言われるがまま暴力を振るう般東に、
かつて人に言われるがままに行動していた自分の姿を見て、
彼を止める決心をし、立ち塞がります。

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「力」しか誇れるものがなく、何かしようとしても失敗ばかり。
でも、それで自分で考えることをやめて人まかせにしていたら、
その時は上手くいって楽かもしれないけれど、必ず後悔する。

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過去に自分が経験した「痛み」を、般東に味わわせたくない。
そんな優しさと、「番長」としての責任感が彼女の原動力です。

幼田は元来、優しい女の子でした。
ただ、持ち前の馬鹿力がもとで失敗してしまうことが多く、
そこを周囲の人につけ込まれ、言われるがまま、
暴力を振るう悪女となっていました。

しかし六道と出会い、きっかけこそ六道の術であるものの、
六道たちと一緒に行動するうちに優しさを取り戻し、
今では「悪女が必ず惚れる」という術の効果を超え、
六道に厚い信頼を寄せています。

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幼田も波瑠也も、六道と出会うことで大きく変わりました。
今巻で六道自身はあまり活躍していませんが、
彼が周りの人間に与える影響力は絶大。

巻末では、菫雷乃が兄の菫天乃に立ち向かいます。
彼女もまた、きっかけは六道の術で彼に惚れ、
六道と一緒に学園祭の準備などをするうちに、
普通の女子学生になることを望むようになりました。

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直接的な活躍場面は無くとも、
この作品の主人公はやはり六道桃助。
彼の優しさが、思いやりが、そして勇気が、
周りの人たちに強く影響を与え、変化を起こしています。

乱奈まではもう少しのところまで来ましたが、
力強く頼もしい仲間たちは次々に抜けていきました。
今後は六道が自分で頑張る場面となってくるでしょう。

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次巻以降も目が離せない展開となること間違いなし。
期待しましょう。
posted by 山田工作 at 14:46| Comment(0) | コミックス2017

2017年12月13日

謎の食欲と入間くん

最近購読したコミックスをまとめてご紹介。

謎のあの店 3巻



松本英子先生によるレポート漫画。
住まいのある東京で見かけた奇妙なお店や、
あちこち訪れた先での出来事を描いたレポート漫画。
9年に渡る作品もこれで終わりとなりました。

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東京ネタが多いのですが、地方への遠出も結構あり。
今巻では長野を訪れたネタが多く、知っている場所もちらほら。
(以前長野に住んでいました)
自分の知っている場所が出てくると嬉しくなりますね。

知っている、行ったことのある場所が描かれれば嬉しく、
知らない場所であれば行ってみたくなり、
自分では絶対行かないようなお店であれば、
そこでの体験を面白おかしく楽しむことができる。
こういう体当たりレポート漫画は、
色んな関心を呼び起こしてくれて良いですね。

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松本先生の絵柄は独特なので好みは分かれると思いますが、
旅や、お酒や、日本文化的なものが好きな方であれば、
かなりオススメできる作品です。


山と食欲と私 6巻



今巻では、漫画の中で登場した、
鮎美の会社の社内報を模したペーパーが付属。

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こういった漫画の内容とリンクしたオマケは嬉しいものですが、
数人分のエッセイを書くのは大変だったろうなあと、
余計な心配もしてみたり。

漫画の方は、いつもように山に登ったり食事をしたり。
ただ、半可通のアウトドアラーが自業自得で痛い目にあったり、
鮎美自身も、テントを忘れてちょっとピンチになったり、
疲労による不注意で絶体絶命の大ピンチになったりと、
レジャーとはいえ、登山は危険と隣り合わせであることを、
強く訴える場面が多かったように感じました。

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漫画は、気軽に読めることと、
表現のエンターテイメント性の高さが売りです。
この作品でも、登山やキャンプの楽しさを、
明るく、分かりやすい表現で描いて伝えてくれています。

その一方で、事前の準備やしっかりした心構えが必要な、
危険と隣り合わせなレジャーであることもしっかり描く。
とても大事なことだと思います。


魔入りました!入間くん 3巻



1巻2巻では入間くん自身の頑張りが目立っていましたが、
今巻では周りの人たちの活躍や出番が多め。

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特に良かったのが、表紙にもなったクララ。
生徒会長から入間を取り返すため、
自身の魅力を高めようとサキュバスに弟子入り。
しかし絶望的に色気が無く、敢えなく破門。
意気消沈するも、入間から女の子扱いされて一転復活。
この一連のドタバタが面白い。

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クララは一見おバカキャラのようで、
実はかなり気の回る、状況認識に優れた女性です。
そんな彼女が、自分の色気の無さに気付きつつも、
入間を振り向かせるため、無駄とも言える努力をする。

全く悪魔的でない行為ですが、
それだけの魅力が入間にあるということなのでしょう。
もしくは、悪魔だって何かを得るためには、
対価を払っているのだということの表現なのでしょうか。

クララだけでなく、アスモデウスやサブノックなど、
入間の心根に触れた悪魔は、大抵魅了されてしまいます。
今後も多くの悪魔たちが、入間の魅力にまいってしまうはず。

魔王の席が空席であること。
最上位の悪魔であるサリバンがあえてその席に着かず、
人間の入間を孫として手元に抱えていること。
このへんの事情と入間の持つ魅力が、
今後どう絡み合っていくのか。
ますます続きが楽しみです。

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個人的には一番可愛いと思っている、
カルエゴ先生の今後の活躍にも期待。
まあ、使い魔状態で登場してくれれば、
それだけで十分なのですが。
可愛いので。
posted by 山田工作 at 22:33| Comment(0) | コミックス2017

2017年11月30日

幼女戦記 7巻

「幼女戦記」7巻を購読しました。



6巻についてブログで書いていなかったので、
ここで少し触れておきたいと思います。

4巻にて、第二〇三遊撃航空魔導大隊の隊長に就任、
隊員に地獄の訓練を施したデグさん(ターニャ・デグレチャフ)。

5巻では、南方から新たに参戦したダキア公国に対し出撃し、
華々しい戦果を挙げ、休みがもらえるかと思いきや、
今度は北方方面の最前線、ノルデンへと派遣されることに。

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そして6巻、ノルデンに舞い戻ったデグさん。

以前は北方方面軍の観測手の一人に過ぎず、
敵の攻撃を受け、自爆せざるを得なかった彼女ですが、
今回は中央軍参謀本部直属の魔導大隊を率いる隊長として参戦。
敵の攻撃を受け窮地に陥っていた友軍に替わって戦闘に突入し、
圧倒的な強さでレガドニア協商連合軍を壊滅させただけでなく、
敵の背後にいた第三国勢力をもまとめて粉砕しました。

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以後、冬季攻勢を訴える北方方面軍司令部に対し、
デグさんは「補給と兵站の致命的不足」を理由に反対。
理路整然と論陣を張りますが、結局会議の場から退場させられ、
今後の方針は冬季攻勢実施に決まります。

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そして今巻。
冬季攻勢を決めた帝国に対し、
愛想を尽かしかけていたデグさんでしたが、
ルーデルドルフ少将との会話から、
ゼートゥーア少将を含めた参謀本部の真の狙いを理解し、
何とか意欲が回復してきました。

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とはいえ、その能力の高さから、
いつも貧乏クジを引くのがデグさんの役割。
敵陣ど真ん中への奇襲の先鋒を務めることに。

そもそもこの作戦が立案されたのは、
以前ゼートゥーアに話したデグさんの考えが原因であり、
その優秀さが自分自身の窮地を招くという、
いつもの墓穴掘りの名人芸を見せてくれています。

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見た目は可憐な美少女であるものの、
中身はオッサンであるデグさんが、
どこかコミカルに、半ば自業自得というかたちで、
難儀な目に遭う様子が、この作品の面白さのひとつ。

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帝国海軍の艦隊司令長官。
どう見ても某宇宙戦艦艦長です。
この艦長を筆頭に、作戦に参加する将校らが、
可憐で健気に見えるデグさんを女神と称え、涙する。
真面目な会議のシーンであるのに、
どこかバカバカしさも感じられます。

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戦争という、重く暗いテーマの作品なのですが、
東條チカ先生の美しい絵柄とキャラクターデザインに、
原作の持つ、皮肉に富んだ笑いのセンスの良さが加わって、
とても読みやすい漫画となっています。

とはいえ、これが戦闘シーンとなれば一転、
凄惨で激しい殺戮が繰り広げられます。
笑いのある場面と、戦闘場面のコントラストの差、
明暗の強さこそが、この作品の大きな魅力でしょう。

そして今巻終盤、1巻でデグさんを自爆にまで追い込んだ、
レガドニア通商連合のアンソン・スー大佐が再び登場。
このスーさん、軍人としては国の未来を案じ、
夫としては妻子を愛する好人物なのですが、
1巻での初戦といい、今回の再戦といい、
どうも彼と戦うと、デグさんは裸になってしまいます。

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帝国にあっては「白銀」の二つ名を持ち、
敵国からは「ラインの悪魔」と恐れられ、
数々の敵を難なく打ち破ってきたデグさんが、
スーさんと戦う時はボロボロになり、衣服が吹き飛んでしまう。

これはスーさんの強さ、優秀さを示す証拠に他ならないのですが、
どうも他意があるというか、何か理由があるというか、
彼にロリコンの烙印を押し付けるような意図が感じられなくもなくも。

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主人公相手に勝ちを意識するなど、
死亡フラグが立ちまくっている彼に対してあまりの言い草ですが、
むしろ彼には感謝したいくらいです。

ありがとう。本当にありがとう。

君のことは、決して忘れない。
posted by 山田工作 at 19:44| Comment(0) | コミックス2017
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