2017年05月31日

トクサツガガガ 10巻

「トクサツガガガ」10巻を購読しました。
ついに10巻、二桁巻数に到達です。



前巻の「駄作上映会」の続きから始まりましたが、
ここでちょっと衝撃的なひとコマが。

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ジャングルジムに足だけで逆さにぶら下がる北代さん。
軽く運動するために訪れた公園でのワンシーンですが、
仮にも20代の仲村さんが雲梯で根を上げていたのに比べて、
年上で、30歳を超している北代さんの何と身軽なことか。

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一緒に活動するドルオタ仲間のミヤビさんがまだ二十歳そこそこと若く、
そんな彼女と一緒にいることで肉体年齢が若く保たれているのか、
はたまた単純に北代さんの身体能力が高いだけなのか。
いずれにしても、北代さんの以外な一面を見ることができました。

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ヒトが身につけた能力というものは一朝一夕に得たものではなく、
多くの時間やお金を費やしたものなのだという、
当たり前だけど、自分以外については忘れてしまいがちな原則を、
自らの経験を基に教え諭してくれた北代さん。

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オタクな趣味に限らない、常に気を付けておくべきことを、
自身の経験と犠牲と献身でもって示してくれる北代さん。

厳しくも優しく、理解力も共感力も高く、
いつも的確なアドバイスをくれる北代さん。

仲村さんにとっては姉御のような存在であり、
吉田さんと並び、最早欠かせぬ存在となりました。

読者にとっても、この作品にとっても欠かせキャラであり、
今では自分にとって一番好きなキャラでもあります。

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仲村とじゃれ合い、あかんべをする北代さん。
こんな愛らしいシーンが見られるのは、
二人が共有する時を重ねてきたからこそ。

初登場あたりから仲村さんと和解するまでのエピソードも、
今振り返って読んでみるとまた味わい深い。
この作品が積み重ねてきた時間をじっくりと感じることができます。
ダテに10巻、続いてきたワケじゃないということですね。

時の流れという点では、今巻は作品内での時間経過も強く感じました。
これまでも、お祭りや夏休みといった季節行事はあったのですが、
今巻では冬が近づき、作品内作品である「ジュウショウワン」の、
次の作品が発表され、仲村さんが大いに狼狽えておりました。

「トクサツガガガ」という作品にとって、
「ジュウショウワン」は一番重要な存在です。
その終わりが近づいてきているということは、
この作品にも何らかの重要な変化が起こる兆しでもあります。

今巻の最後で、吉田さんに関する重大発表がありました。
その後の次巻予告は、全体に何だか切ない感じで、
仲村さんだけでなく、読者も心穏やかではいられない状況です。

引きが上手い連載作品というのは名作の証拠でもありますが、
こんな不安定な状況のまま、じっと続きを待たなければならないとは。

次の11巻が出るのは9月末。
4ヶ月も先なのです。

長ェ・・・。
posted by 山田工作 at 19:27| Comment(0) | コミックス2017

2017年05月23日

すこしふしぎな小松さん

すこしふしぎな小松さん」を購読しました。



大井昌和先生による1巻読み切りの作品。
こちらのサイトで試し読みができます。

SF小説好きな女子高生、小松さんが主人公。
小松さんのSF小説への熱い想いと、
SFにまつわる様々なエピソードが中心の作品で、
お話の中にはいくつものSF小説が出てきます。

SF小説が出てくる漫画としては、
バーナード嬢曰く。」をパッと思い浮かべますが、
「小松さん」と「ド嬢」では見た目も内容も大きく異なります。

「ド嬢」はSF小説を含む読書全般を扱った作品で、
「読書」という行為をネタにしたギャグ漫画です。
絵柄はヘタウマと言ってもよく、絵そのものを見せるよりは、
ネタの面白さと登場人物たちの人間関係で読ませる作品です。

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それに比べて「小松さん」は、まず絵で見せます。
大井先生は多作なベテラン漫画家であり、
独自の魅力ある画風には多くのファンがいます。

大井先生の描く小松さんの魅力がこの作品の基本であり、
SF小説が好きでたまらない小松さんを通じて、
様々なSF小説が紹介されています。

この、SF作品の紹介と、SF好きな小松さんの日常の様子、
そして小松さんとその周囲にいる人たちの関係が、
大井先生の確かな絵と構成によって、活き活きと描かれています。

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達人の動きは自然と円を描くという。
小松さんの手は色んな場面で円を描きます。
本を探す際も円運動です。

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SF小説について熱をこめて語る小松さん。
同じSF仲間とのSF談義で張り合う小松さん。
SF映画に釣られて男子の部屋にノコノコと上がり込み、
それを指摘されてわたわた慌てる小松さん。

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小松さんはちっちゃくて可愛らしい眼鏡女子ですが、
他に登場する女性キャラたちは皆グラマー。
なのですが、何というかこう・・・

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こういう無駄におっぱいな感じもまた大井流。
一冊読み切りの作品ではありますが、
大井先生のエッセンスがぎゅっと詰まった一冊です。

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時々挿入されるSF小説のイラストも素敵。
巻末のSF大会への参加エピソードも素晴らしい。
見どころ満載、読み応えいっぱいなコミックスでした。
posted by 山田工作 at 22:03| Comment(0) | コミックス2017

2017年05月18日

青春しょんぼりクラブ 14巻

「青春しょんぼりクラブ」14巻を購読しました。



晴れて公認カップルとなったにまと隠岐島。
とはいえ、恋愛不幸体質の二人が付き合うとなれば、
平穏無事とはいかないのが世の常ラブコメの常。
色んな出来事が起こり、不安を感じたり心配になったり。
やはり恋愛というのは一筋縄ではいきません。
そしてそれが(端で見ていて)面白いトコロでもあります。

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「両想いイコールハッピーエンドという認識が甘いんです」
と、にまの不安をさらに煽る依子ちゃん容赦ナシ。
まあそれもこれも、にまと隠岐島の仲を確信し、
何よりにまのこと信用している依子だからこそ言えるのでしょう。

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前の巻の記事でも書きましたが、
にまと依子が仲が良いのが本当に嬉しい。
この二人のツーショットこそがこの作品の最大の魅力。
今巻では至る所でそれが見ることができます。

中でも「これまでのあゆみ」ページの青心研の4人のイラスト、
そこでの顔をくっつけ合うにまと依子の何と愛らしいことか。
いろいろいろいろいろいろあって、ちょっと離れたりもして、
それでもまた一緒にいる二人の仲の良さをしっかりと感じる、
素晴らしい、とても良いイラストでした。

さて、にまと隠岐島の二人が付き合う様子がメインの今巻。
相思相愛の二人の仲睦まじい様を見るのは嫌いでは無いのですが、
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ラブコメ好きとしては、くっつきそうでくっつかなかったり、
これからどうなるのかという二人の方が気になるワケで。

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津和野くんとの会話で、珍しく動揺していた香菜ちゃん。
ツンデレだけどツンばかりでほとんどデレが無い、
クールビューティな香菜ちゃんのこういうシーンは珍しい。

この二人、相変わらず幼馴染みという曖昧な関係のままですが、
今後変化はあるのでしょうか。
香菜ちゃんがデレる姿というのも想像しづらいですが、
実は津和野くんのデレ姿の方がもっと想像しづらい。
今後どういう風に進展していくのか気になるところ。

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何より気になるのが、依子と日御崎の関係。
意識して距離を取りたがっている依子と、
そんなことはおかまいなしにグイグイ来る日御崎。
デレる依子というのも想像できないのですが、
かといって、この妙な距離間のままというのもどうなのか。

日御崎はともかく、依子ちゃんには幸せになって欲しい。
そしていつまでもにまと一緒に笑っていて欲しい。
そうあって欲しいと願うばかりです。

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麗亜センパイもちょこっとだけど登場。
依子や香菜とも違う、厳しめの突っ込み役という、
独自のポジションに収まった彼女ですが、
出来れば今後もうちょっと目立つ活躍が欲しいところです。

今回残念だったのが、生徒会副会長の乃木巴さんが登場しなかったこと。
トモちゃんとナオくんのバカップルっぷりはいっそ清々しく、
美人でお堅い副会長のデレる姿はとても好きなので、
次巻ではきっと見られることを期待したい。

期待してばかりなのですが、
それもこれも、まだ続きが読めるからこそ。
今巻で最終巻というのも覚悟していたので、
更なる続きが読めるというのは、
喜び以外の何ものでもありません。

ゆっくりじっくり、色々と期待しながら、
次巻を楽しみにしていようと思います。
posted by 山田工作 at 22:38| Comment(0) | コミックス2017

2017年05月11日

六道の悪女たち 4巻

「六道の悪女たち」4巻を購読しました。



表紙を飾るは、1巻から登場しているつばき嬢。
ピース姿がとてもギャルっぽく、ギャンカワです。

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今巻ではファッション雑誌の読者モデルをやってることが判明。
ファミレスでたむろしていた不良ギャルがつばきを見て、
即座にモデルであることに気付いたあたり、結構知名度は高そう。

読モに選ばれるほどのセンスの良さを活かし、
女性陣のお出かけ時のコーディネートをかって出るなど、
ギャルとしての女子力の高さを発揮しておりました。

そのコーディネートに際して、
夏に冬用セーラー服を着て来た乱奈に対し、
「それじゃ六道もガッカリしちゃうかもよー」と言い放ち、
それまで涼しい顔だった乱奈に汗をかかせたりもして。

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これまで乱奈が汗をかいた場面というのは、
六道が波瑠也に殴られているのを我慢して見ていた時や、
幼田を救う際に六道から「決して怪我をしないで」と言われ、
少し苦戦した時など、数えるほどしかありません。

常人では近寄ることすら恐ろしく感じるほどの乱奈に対し、
気軽に話しかけ、言葉だけで汗をかかせたつばき。
乱奈さんへの慣れもあるのでしょうが、
制服を着替えさせたあたりグッジョブであり、
彼女もまたタダモノでは無いな、と感じます。

そういえばつばきは今のところ名字が出てきませんが、
これはいずれ何かの伏線となるのでしょうか。
それとも別に意味は無いのか、はたまた出し惜しみか。
これも気になるところです。

さて、そんなつばきにコーディネートされ、
乱奈さんがとても素敵な私服姿を見せてくれました。
2巻で六道がプレゼントした髪飾りについても、
乱奈さんの可愛い乙女心を示すエピソードとともに、
素晴らしい笑顔で語ってくれたりもして。

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普段の無口でクールビューティな乱奈さんも良いですが、
六道と一緒にいるときの、よくしゃべり、
笑顔あふれる乱奈さんはとても素敵です。

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笑顔ではありませんが、照れ顔の乱奈さん。
こういった表情もとても珍しい。

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主に幼田と一緒にいるときに見せるふくれっ面や、
先ほどのつばきとの一件でのテンパった表情、
そして破壊神のごとき恐ろしい姿など、
今巻では本当にいろいろな乱奈さんを見ることができました。

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ライダー姿の乱奈さんを堪能できた「姫野莇美編」が終わり、
皆の楽しげな様子を描いたインターバルを挟んで、
今度は「鬼島連合編」ともいうべきエピソードが始まりました。

開始早々、乱奈と鬼島連合の過去の関係が描かれ、
徐々に明らかになっていく向日葵乱奈の過去。

そして新たに登場した鬼島連合の幹部たち。

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いずれも曲者揃いといった感じですし、
女性幹部も二人いるあたり、乱奈だけでなく、
六道との絡みも当然出てくるのでしょう。
今後も目が離せない展開が続きそうで、本当に楽しみです。

そんな展開の今巻の中で、本筋とは関係ないものの、
とても気になった1コマがこちら。

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布留川葵と莇美の勝負の決着がつく直前。
葵のチームのナンバー2っぽいキャラの山田くんと、
彼に飛び掛っていった六道の親友である大佐。
敵対していたはずの二人が、バイクについて熱く語りあっています。

3巻についての記事でもこの山田くんについては触れましたが、
彼なりのバイク哲学を持つ、こだわりのある人物です。
そして大佐も、2巻の終わりのあたりで、
「バイクは・・・男のロマンだ」と言うほどの乗り物好き。

そんな二人が、敵味方の立場を超えて、
大好きなバイクについて隣り合って語らっている姿を見ると、
共通の好きなモノが取り持つ縁の不思議さと、
それによって生まれる人間関係の楽しさを感じることができます。

好きなモノや趣味は人生を豊かにしてくれるものですが、
それによって育まれる人間関係もまた素晴らしいものです。
そんなことを考えさせてくれる1コマでした。

この山田くん、葵に勝るとも劣らないくらい印象深いキャラでした。
またどこかで再登場して欲しいものですが、難しいでしょうねえ。

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莇美ですら、六道たちと学校が違うということから、
誰かから誘ってもらわないと登場しずらい状況であり、
こちらも再登場があるかどうか微妙な感じです。
ほんの脇役である山田くんは更に可能性が低いでしょう。

ただ、莇美は六道の専属運転手になると宣言して、
勝手に押しかけてきているので、再登場の目はあります。
またバイク勝負の決着がついた際、
葵は「今日からチームの頭は姫野莇美だ」と言っており、
そして葵のバイクチームが解散したような描写は無い。

つまり、山田くんがチーム莇美のメンバーとして再登場する可能性が・・・?

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まあ、無いですかねえ・・・
posted by 山田工作 at 21:52| Comment(0) | コミックス2017

2017年05月08日

GW明けだヨ! 春の漫画祭り

最近はWF向けの粘土いじりにかまけていて、
漫画についての記事を全然書いていませんでした。
ここらでちょっとまとめて紹介したいと思います。


「幼女戦記」5巻



今巻はデグさん(ターニャ・デグレチャフ少佐)の活躍により、
帝国の隣国が滅亡寸前になる、というお話でした。

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大活躍かつ笑顔の絶えないデグさん。
それでも最終的には苦い表情となるのが定番。
次巻では一転して苦戦となりそうな感じです。

戦争や軍隊を通じて色々な教訓を与えてくれる当作品ですが、
今巻で最も注目すべきはこのひとコマ。

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「連中、殴り掛かっても殴り返されないとでも誤解していtのでは?」
という言葉と、それに対する「困った連中だ」の一言。
まるで現代のSNSで起こるトラブルのことを言っているかのようです。
よくよく肝に銘じたいものですね。


「ONE PIECE」85巻



ここにきてプリンの正体が明らかになりました。
プリンはかつて一瞬だけ登場していましたが、
その際の「三つ目」姿を覚えている読者としては、
前巻までのプリンにずっと違和感を覚えていました。

それをサッと拭い去り、更に大きな驚きを与えてくれた今巻。
「読者の予想を裏切りながら、期待を裏切らないのが名作」
と言いますが、正にその通りのことをしてくれています。
85巻も続いていて、相変わらず面白いのだからスゴイ。

今巻でお気に入りなのはこのひとコマ。

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ブルックが対するは「四皇」ビッグマム。
まず勝てない相手に見栄を切りながら、
「お嬢さん」と言ってのけるのが素晴らしい。

確かにブルックよりビッグマムの方が年下でしょうが、
それでも68歳。しかも四皇。
通常ならまずあり得ない呼称ですが、
ここで敢えてそれを使うのがブルックの味ですね。
ワンピースは女性に対して紳士な男キャラが多く、
それがとても小気味良くて好きです。


「江口くんは見逃さない」1巻



以前は「よこしまな江口くん 」という作品でしたが、
タイトルを変更し、再度1巻からの発売となりました。

作品発表後にタイトルが変更になった漫画としては、
「こびと日和」→「ハクメイとミコチ」がありますが、
これは「こびと」の部分が問題だったのかな、と想像できます。
でも今回の江口くんの「よこしま」という言葉は、
そんなに悪い言葉かなあと疑問に思います。

ただ今巻の後書きを読むと、作者の野澤ゆき子先生が、
いかに江口くんがキモくならないように描くか、
ということに心を砕いておられるようなので、
そのへんの心情が変更に繋がったのかな、と理解できます。

とは云え、江口くんが狙っているのは女性の「エロ」なので、
どうしたって邪(よこしま)な気持ちは否定できないワケで。
作品作りというのは色々なところに難しさがありますね。

そういえば後書きの中で、作品内ルールとして、
江口くんは姉にはエロ目線を向けない、とありました。

タイムリーなことに、上記のワンピースにおいても、
サンジは女好きだけど姉のレイジュには欲情しない、
だってきょうだいってそういうもんでしょ?
という尾田っちの言葉が載っていました。

このへん、姉妹がいる人間としては当たり前なのですが、
いない人には分かり辛い感覚なのでしょうか。

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しかしまあ、江口くんの姉、満理子ちゃんはとても魅力的なので、
別に家族でもない読者がエロい視点で見てしまうのは仕方がないワケで、
結局一番ヨコシマなのはこの作品を楽しんでいる読者なのだなあ、という話。


「ねこめ(~わく)」4巻



タイトル変更といえばこの作品。
連載期間だけならばワンピースにも引けをとりません。
初出は1991年ですので、もう四半世紀も続いているのです。
そして内容は相変わらず。
たくさんの猫たちと、少数の人間のおりなす物語。
いつも通りの竹本泉ワールドです。

ハラハラドキドキとは対極の、ゆるゆるのんびりした世界。
これもまた漫画の面白さの一つ。
多種多様な漫画が楽しめるというのは、とても幸せなことですね。


「ぶんぶくたぬきのティーパーティ」 3巻



こちらもハラハラドキドキとは無縁ですが、
読者の予想を斜め上に裏切ったり、
意表を突くといったことが得意な作品です。

コマ漫画の技法を凝らし、
出落ち、最後のコマで落とさない、敢えて尻切れトンボ、
道中で落として後はダラダラ、投げっぱなしなど、
ギャグやネタだけでなく、構成を利用して楽しませてくれます。

メタネタやシュールギャグも多いため、
漫画としては相当読者を選ぶ作品になるところを、
フルカラーで可愛らしい絵柄により入り口の敷居を下げ、
女の子と動物という登場キャラで全方位的に読者を獲得。
原作と作画の分業ができる漫画というジャンルの、
メリットがとても感じられる作品作りだなあと感じます。

ウェブで無料で読めるのですが、
コミックスでは描き下しのイラストや漫画、
動物に関するコラムが収録されているので、
コミックスを購入する価値は結構高め。
今回の描き下し漫画は、タヌキのお兄ちゃんが主役だったり、
キツネのリサちゃんのかわいいポニテ姿が見られたりと、
自分にとってとてもお得な内容でした。

うむ、満足。
posted by 山田工作 at 21:04| Comment(0) | コミックス2017