2017年03月15日

山と食欲と私 4巻 + とうげる!ヨツワちゃん

「山と食欲と私」4巻を購読しました。



山に登り食事を摂るのがメインテーマの本作品ですが、
今巻のテーマは「結婚」。

yamasyoku04_kekkon.jpg

以前紹介したサヨリちゃんが電撃的に結婚していたり、
それに触発された小松原さんが婚活に向け動き始め、
それに鮎美も巻き込まれ、結婚について考えたりと、
男女の仲というものを強く意識させられる巻でした。

yamasyoku04_koiko.jpg

もともと登山を通じて様々な人の人生を語ってきた本作品ですが、
「趣味」と「食」だけでなく「男女の仲」を語ることで、
一気に話の幅が広がってきました。
その中で、別段キャリア志向でなく結婚して主婦になりたいのに、
恋愛が上手くいかない小松原鯉子さんの存在意義は、
今後もますます大きくなっていくことでしょう。

サヨリちゃんは新婚さんとして、刺激を与える側に周りました。
刺激を受けるのは鮎美と小松原さんになるワケですが、
ここはより敏感に刺激を受ける小松原さんに期待したいところ。

そもそも自分は小松原さん目当てで当作品を読んでいる節があり、
結婚に対し七転八倒する鯉子さんの姿を堪能したいので、
できれば長いこと独身でいて欲しいなあと思ってみたり。(酷いなあ)

yamasyoku04_komatubara.jpg


とうげる!ヨツワちゃん」も購読しました。



これまで全く知らない作品だったのですが、
コミックナタリーでの紹介記事で興味を持ち、
試し読みはほんの数ページしかなかったものの、
ヒロインの円陣ヨツワちゃんがとても可愛いく感じられ、
以前おすすめされたことのある作品と同じ作者さんだったので、
思い切って購入してみました。

正直、漫画としての出来は今一つ。
特に自動車目当てで読むとがっかりするでしょう。
ですが、自分が一番惹かれたヨツワちゃんの魅力は抜群。

yotuwa01.jpg

円陣ヨツワというキャラを堪能できただけでも、
このコミックスを購入した価値がありました。

ただ、ここでちょっと不思議に思うのが、
何故自分はこのヨツワちゃんに強く魅かれたのか?
ということ。

このヨツワちゃんの特徴としては、
超絶お金持ちの家のお嬢さんであるということがあり、
お金持ちのお嬢さんキャラというのであれば、
例えばストゼロかりんお嬢様などが好きなキャラでいます。
そういえばかりんもヨツワも、
着ている制服が何だか似ています。

でも、別にヨツワがかりんに似ているとも思いませんし、
お嬢様で制服、というのが琴線に触れたようにも感じません。
では一体何が自分をここまで惹き付けるのか・・・?
じいっとコミックスを見ながら考えていると、
ヨツワのある部分が気になっていることに気が付きました。

yotuwa02.jpg

ルーズソックス
ヨツワちゃんの、ただの制服姿でない、
足元のルーズソックスが強く作用しているように感じます。

で、思い出しました。
過去にこのブログで、制服+ルーズソックスのキャラを、
単独でピックアップしていたことを・・・

ayame_00.jpg

黒の男」に登場する女子高生雀士、殺女。
以前の記事では足先が分からなかったのですが、
セーラー服にルーズソックスという組み合わせでした。
どうもこの「制服+ルーズソックス」という組み合わせに、
自分は強く惹かれる習性があるように思えてなりません。

ただのJCないしJK好きなのか。
はたまた何か特殊な効果がこの組み合わせにあるのか。
ちょっと掘り下げて考察してみたいトコロでございます。
posted by 山田工作 at 23:04| Comment(0) | コミックス2017

2017年03月02日

悪のボスと猫と知恩さんとのぼさん

「悪のボスと猫。」を購読しました。



「悪の組織のボスってよく猫を飼ってるよね」
という思いつきからできたこの作品。

プロの漫画家であるボマーン先生がネットに上げ、
それがどういう経緯でか雑誌での連載作品となり、
この度コミックスとして発売されました。
ネット時代を象徴するような展開ですが、
面白い作品が世に出る機会が増えるのは良いことですね。

内容としては悪の組織のボスが猫を飼う様子を描いた、
猫飼いあるある漫画のような感じになっています。
Pixivで読むこともできるので、未見の方はそちらをどうぞ。

akuboss_boss.jpg

強面のボスがワインを片手に椅子に腰掛け、
その膝の上には猫が鎮座している。
何かの洋画で見たことがあるような場面ですが、
そんなボスが実は大の猫好きで、猫のことを一番に考え、
猫に振り回される様子が何とも面白くも愛らしい。

akuboss_boss2.jpg

悪の組織の親玉らしい笑い方をするボスですが、
この「ボスの笑い声」以外のセリフがほとんど無いのも、
この作品の特徴となっています。
猫も猫らしく鳴き声を上げるだけなので、
状況説明をするキャラクターが一人もおらず、
それ故、とてもテンポ良く展開する、
良質のシチュエーションコメディとなっています。

コミックスに巻数の記載が無かったので、
これ一冊で終わりなのかと残念に思っていましたが、
現在も月刊アクション誌にて続いているとのこと。
今後2巻が刊行されるよう応援していきたいところです。


「猫のお寺の知恩さん」3巻も購読しました。



猫にちなんだ作品が続きます。

そういえば、先ほどの「悪のボス」でも、この「知恩さん」でも、
「ヨソの猫が知らぬ間に家に入り込んでいる」
というシチュエーションが描かれていました。
猫好きとしては結構憧れる出来事ですが、
ウチの場合猫が外に出ないようしっかり戸締まりをしているので、
そんな場面に巡り会うことはまず無さそうです。

chion03_nora.jpg

今巻では、知恩さんの過去が少しだけ描かれました。
以前、この「知恩さん」はお尻漫画だと書きましたが、
それは間違っていなかったなと、確信できるエピソードでした。
他にも水着シーンがあったり、タイトル通り知恩さんが出ずっぱりです。

chion03_keirin.jpg

もちろん猫たちもタイトル通りに出ずっぱり。
新たに保護された子猫が登場するのですが、
そこで源くんが牛乳をあげようとして知恩さんに制止され、
子猫用粉ミルクをあげるシーンがあったりして、
まるで子猫を拾った際のハウツー漫画のよう。
こういう、猫についての豆知識ネタがあると嬉しくなりますね。

chion03_milk.jpg

今後もより猫たちについての描写と、
知恩さんのお尻がしっかり描かれることを期待しましょう。


「のぼさんとカノジョ?」7巻も購読しました。



今巻では幽霊であるカノジョの正体が明かされ、
また、次の8巻で終了する旨も発表されました。

全体としては今までのコメディ色は抑えられ、
切なく重い雰囲気の漂う巻となりましたが、
カノジョについてとても重大な事実が判明する、
とても重要なターニングポイントとなる巻でもありました。

泣いても笑っても、残りは1巻。
幸せなフィナーレとなることは疑いようがありませんが、
モリコロス先生は一体どんな風に導いてくれるのでしょうか。

余計な想像などせず、期待に胸を膨らませて、
最終巻を楽しみにしたいと思います。
posted by 山田工作 at 21:48| Comment(0) | コミックス2017

2017年02月16日

瀧鷹之介の散歩時間 3巻 + ゴロセウム 4巻

「瀧鷹之介の散歩時間」3巻を購読しました。



今巻で完結となりましたが、
鷹之介が町を散歩をしている理由や、
鷹之介を慕う周りの人々との関係などが、
彼の過去とともに描かれています。

やや駆け足気味ではありますが、
読者の疑問の大半に答えて、物語は終わりました。

アサミ・マート先生の描く世界は独自の雰囲気があり、
キャラも街の様子も魅力的ではあったのですが、
前作「木造迷宮」と比べてみると、
ややパンチに欠けていた感じは否めません。

「木造迷宮」は、昭和レトロという雰囲気と、
キャラクターの魅力の両方が強い作品でした。

例えばメインヒロインのヤイさんは、
和服に割烹着という純和風お手伝いさんという風貌に加え、
小さく、可愛く、控えめで、家事が上手という、
男性が好ましく感じる要素てんこ盛りのキャラ。



対してもう一人のヒロインであったサエコさんは、
メガネにショートヘアに厚ぼったい唇、
長身で、大きな胸の目立つぴったりとした開襟シャツに、
長いタイトスカートと、フェチ要素に溢れた大人の女性。
バリバリ働き、タバコや酒を好みながらも、
少女の頃から慕う主人公を一途に想う純情さも持ち併せている。

mokuzou09_saeko.jpg

ヤイさんもサエコさんも、どちらも魅力的なキャラです。
自分はサエコさん派でしたが、一方でヤイさんも好きでした。

そして主人公は、分筆業で身を立てている。
風采はパッとせず、あまり稼ぎも良くないけれど、
固定ファンがそれなりにいる実力派。
ヤイさんやサエコさんだけでなく、
多くの人に慕われる人柄と、これまた魅力的。

そんな彼らの、どこか郷愁を誘う時代での暮らしぶりを、
独自のタッチで丁寧に描いた「木造迷宮」という作品は、
キャラクター、時代設定、絵柄という全ての要素が、
上手く絡み合って魅力的な漫画に仕上がりました。

それに比べると「鷹之介」は、時代設定がやや分かり辛く、
登場するキャラクターの数も多かったため、
一人一人の性格や生活背景などの掘り下げができず、
強い魅力を発揮できていないように感じました。

例えば、団地に猫と一緒に一人で暮らす少女。
彼女はどういった理由で、団地に一人で居たのか。

例えば、ジプシー風の衣装を着た絵描きの女性。
彼女はなぜ、いつも裸足で過ごしていたのか。

takitaka03_ekaki.jpg

魅力的なキャラクターは登場していたものの、
その魅力を掘り下げることが無いまま、
物語は終わってしまいました。

物語自体は鷹之介を中心に展開していたため、
鷹之介の過去を描き、そこで終わりを迎えたのは、
予定されていた展開だったのかもしれません。

でも、もう少し早めに鷹之介の過去を明らかにして、
周囲の人たちとの関係も読者に提示した上で、
その周囲の人たちにも焦点を合わせていくやり方をしていたら、
もっと多くのキャラの魅力を描けたのではないか。
そんな風に思ってしまいます。

今回の作品が3巻で終わったのはちょっと残念でしたが、
アサミ先生の次回作を楽しみに待ちたいと思います。


「ゴロセウム」4巻も購読しました。



こちらは「鷹之介」とは真逆の作風、
血湧き肉踊る戦いの世界が描かれております。

ただ、絵柄が売りという点では一緒で、
馬場康誌先生の美麗な絵を堪能しつつ、
描き込まれた戦いのシーンを楽しむという、
アンバランスな二つの魅力が同居する作品になっています。

今巻では土方竜三と土方辰美による、
土方歳三の血族同士での戦いがメインでしたが、
終わってみればサーマートの強さがやたら印象強い。

goro04_samato.jpg

「空手小公子」シリーズでも破格の強さを誇っていましたが、
人外魔境なこの作品でも闘神っぷりは健在です。

あと、武藤がチラッとですが登場しました。
今後、他の「空手小公子」キャラも登場するのでしょうか。
戦いの行方だけでなく、その辺についても今後が楽しみです。
posted by 山田工作 at 20:37| Comment(0) | コミックス2017

2017年02月11日

六道の悪女たち 2巻

「六道の悪女たち」2巻を購読しました。



待ちに待っていた一冊であります。
続巻が出るのがこんなに楽しみだった作品は久しぶりで、
待ちきれずに、思わず雑誌の方を買ってしまうほどでした。
チャンピオンを買うのは三四郎2掲載時以来です。

それほど心待ちにしていた2巻ですが、
全く期待を裏切らない、とても充実した一冊でした。

1巻が、最初の巻なので仕方ないとはいえ、
どうしても登場人物や設定の説明の多い、
やや総花的な内容になってしまったのに比べると、
2巻は1冊で一つの物語が完結しているため、
展開がスピーディで、かつ読み応えがあります。

六道たちの通う亞森高校の番長、幼田小百合を中心に話は展開し、
幼田の過去や、六道と出会い変化していく様子が、
丁寧に、コンパクトにまとめられており、
1巻を読んでいなくても十分楽しめる内容になっています。

そんな「幼田編」と言えるような2巻の中にあって、
向日葵乱奈さんの登場場面が多かったのも素晴らしい。

rokudou02_ranna05.jpg

2巻の帯には「第1巻 大重版!」の文字が躍っていますが、
その理由のほとんどは、1巻表紙の乱奈さんのおかげでしょう。
1巻を表紙買いした自分は、そう思って疑いませんよ。

rokudou02_ranna03.jpg

幼田を恐ろしい表情で見つめる乱奈さん。
「色ボケ巨乳ババァ」と幼田は挑発しましたが、
あれ待って、幼田の方が2年も年上では・・・?

rokudou02_ranna01.jpg

六道に褒められ喜ぶ乱奈さん。
この場面で、実は字が綺麗だということが判ったり、
他にも血液型や食べ物の好き嫌いが判明したりと、
多くの乱奈さん情報が得られたのも嬉しいポイントでした。

rokudou02_ranna02.jpg

「バイクが嫌い」と言う六道に微妙な表情の乱奈さん。
これが3巻への見事な布石となっていようとは・・・。

rokudou02_ranna04.jpg

そして、「絶対に怪我をしないで下さい」という、
六道からのお願いに、とびっきりの笑顔を見せる乱奈さん。
六道と一緒の時は、ほぼ笑顔でいる乱奈さんですが、
六道が彼女の身を案じた際は、特に良い表情をしていました。

人は誰でも、優しさを向けられれば嬉しく感じるものですが、
特に乱奈さんの、六道から受ける優しさへの反応は、
とても嬉しそうに見えます。

とにかく六道は、優しい少年です。
今回の「幼田編」が無事に収束したのは、
幼田を傷つけまいとする六道の優しさがあったからこそであり、
例えば1巻で、当初は六道のことを馬鹿にして嫌っていた波瑠也が、
タイマン後は六道とつるむようになったのも、
乱奈を傷つけまいとする優しさから、六道が根性を見せた結果でした。

この六道の「優しさ」は彼の最大の魅力であり、
同時に唯一の武器であり、パワーの源でもあります。
彼はこれまで、相手を思う優しさを原動力にして行動してきました。

しかし「優しさ」というのは一見しただけでは分かりづらく、
気弱で非力な彼では、不良からは軽く見られるだけのものです。

そこで「悪女にのみ惚れられる」という能力の正体が、
「一目見ただけでその魅力が相手に伝わる能力(悪女限定)」
だとしたらどうでしょうか。

六道の魅力は、その特殊能力が効かない男性の波瑠也でさえ、
一旦伝わってしまえば、その時から友人になれるほど強力なものです。
そんなモノが、一目見ただけで瞬時に襲ってきたとしたら、
悪女でなくても、いやむしろ悪女だからこそ、
ひとたまりもなく魅了されてしまうことでしょう。

rokudou01_ranna00.JPG

乱奈さんが六道と初めて出会った時、
六道は乱奈さんに手を差し伸べていました。
六道の魅力を、真正面から浴びせかけられた乱奈さんが、
以後、六道にぞっこん(死語)になるのも当然のことです。

まあ、六道の能力や乱奈さんの反応などは、
あくまで想像に過ぎません。
ですが、今回本編の中ではっきりしたのは、
六道自身は、この能力に対して後ろめたさがあるということです。

rokudou02_tab.jpg

今回の「幼田編」は、人間関係が強く意識されたエピソードでした。
自分の欲望のために人の思いを利用し、操ろうとした人物は退場し、
相手の気持ちを一番大事に考え、その人らしく生きられるよう、
身体を張って頑張った六道は、幼田を救うことができました。

人の気持ちをコントロールするような力には抵抗感を覚え、
人のために行動することにためらいのない六道だからこそ、
たどり着けたフィナーレだったように思えます。

ひょっとしたら、六道の身につけた「悪女が惚れる」能力は、
六道だからこそ発揮できる、他の人間では到底無理な、
彼の大きな優しさこそが重要なのではないかと感じた次第です。


ところで、「幼田編」についての紹介なのに、
ちっとも幼田さんが出てこないじゃないかコラァ、
という方もおられるかもしれません。

あいにく当方はロリコンではございませんので、
幼田さんの魅力を正しく伝えられる自信がありません。
ここは一つ、別の場所で真性の方が紹介してくれることを、
切に期待したいところでございます。

rokudou02_jipo.jpg
posted by 山田工作 at 13:16| Comment(0) | コミックス2017

2017年02月09日

みつどもえ 18巻

「みつどもえ」18巻を購読しました。



今巻では新キャラが登場。

鳳凰堂ユリカ

鳳凰堂ユリカさん。
まあ、エリツィンこと佐藤絵理さんなのですが。
前巻から引き続きSSS(佐藤が好きでしょうがない)隊にて、
腐れマゾメガネの汚名を着ながらも潜入調査中です。

見た目の地味さでは作中1、2を争うエリツィンなのですが、
その地味さは逆に魅力であり、
メガネの奥の三白眼によるヤブ睨みには、
何か独自の色気を感じてしまいます。

メガネ、セーラー服、竹刀と色んな属性を備えており、
それら全てを盛り込んだ今巻の巻頭カラーイラストは、
とても魅力的な出来映えとなっています。

またエリツィンとSSS隊の詩織と真由美とがおしゃべりする、
描き下ろし漫画も今巻には収録されていて、
それだけでもとても嬉しいのですが、
今後もSSS隊との絡みで登場場面が増えることも予想され、
マゾメさんの更なる活躍を期待したいところです。

腐れマゾメガネ

他に今巻の特徴を挙げるとすれば、
パンツ」。

巻頭カラーでみつばのパンツ。
白黒ページでもみつばのパンツ。
描き下ろし4コマもみつばのパンツ。

松岡咲子

夏のキャンプでは松岡さんのパンツ。
珍しくひとはのパンツネタもあり。
ふたば特製パンツ頭巾が登場し、
パンツ大臣しんちゃんがそれを被り、
他の男子もパンツ頭巾を被り、
パンツを巡る争いが起こる始末。

パンツ大臣

すさまじいまでのパンツ祭りですが、
ある意味これは平常運転、いつもどおり。

それ以外の内容も、いつもどおりのギャグの嵐。
次から次へとネタが飛び出し、
思わず田宮さんが弱音を吐くほど。

田宮さん

これもまた、ある意味いつもどおり。

いつもどおりの面白さな今巻でありました。
posted by 山田工作 at 20:24| Comment(0) | コミックス2017