2013年09月04日

30's faction

女性の社会進出や晩婚化といった、現実社会における変化は、
漫画の世界にも確実に影響を与えます。

ここ最近、漫画の中で活躍する女性キャラに、
30歳を超える年齢のキャラが増えてきているように思います。

例えば、ニコ・ロビン
言わずと知れた、「ONE PIECE」の主要キャラの一人で、
理知的で、美人でグラマーな考古学者。

ニコ・ロビン(ウォーターセブン編)

ロビンといえば、このウォーターセブン編の衣装が一番。

ニコ・ロビン(パンクハザード編)

パンクハザードで、少しだけ見せたキャミソ姿もナイス。

初登場時は28歳でしたが、作中の時間経過により現在は30歳。


もう一人、「おくさん」の沖田恭子。

看護婦なおくさん

「おくさん」の主人公。既婚だが子供はいない。
32歳にして、けしからんほど素晴らしいナイスボディ。

ちちびんたおくさん

これが、伝説の「ちちびんた」だっ!

そもそも、既婚女性がヒロインとして成立するあたり、
一昔前では考えられない事態です。

ちょっと前まで、漫画世界における女性キャラには、
かつての全日本女子プロレスの「25歳定年制」や、
女子アナ界でまことしやかに言われる「30歳定年制」にも似た、
「若さこそ至高」とする不文律のようなものがあり、
20代後半から「オバサン」呼ばわりされ始め、
若くないキャラは若いキャラに負け、淘汰される存在でした。

女性キャラにとっては、若さこそが価値であり、
例え一度は敗れたとしても、その経験を糧に努力し、成長し、
溢れんばかりのエネルギーでもって、困難に打ち勝っていく。
若しくは、その若いエネルギーを輝きに変えて、
ヒーローたちに勇気と元気を与える存在。
それこそが「ヒロイン」であり、女性キャラの役割でした。

それが現在では、年齢と共に経験を積み、能力を高め、
魅力的になった「大人の女性」として活躍の場を与えられ、
時によってはメインイベンターを勤めるばかりか、
主役をはるキャラもいるほどにまでなりました。

これには、現実社会での女性の生き方の変化だけでなく、
漫画を取り巻く人たち、つまり作者であり、編集であり、
我々読者の高齢化という変化も影響していると思います。

20代を過ぎ、30代を超え、40代になったとしても、
まだまだ活躍できるし、若い連中に負けないという気持ちもある。
若さだけが、価値があるわけじゃない。

そう。
若い女性にしか価値がない訳じゃないということ、
年齢を重ね成熟した女性が持つ魅力が、解る世代が増えた。

それにより認知の変化が起き、作品に登場するキャラの年齢の幅が広がった。
キャラの年齢幅が広がれば、当然キャラクターそのものの幅も広がる。
結果、新たな価値、新たな魅力を纏ったキャラたちが登場するようになった。

すごく、良いことだと思います。

普遍的な価値が失われるということではなく、
それまで光の当たらなかったものや、マニアックな嗜好にも目が向けられる。
あまり一般的では無い、どちらかといえばマイノリティな価値観も、
時代と社会の変化により、その存在価値を変え、
それらはごく一般的な価値観の中に溶けて混ざり込み、
広く認知されていく中で、社会に更なる変化を起こす。

新しい価値観、新たなムーブメントを起こすチカラとなる・・・

そろそろ何を言っているのかわからなくなってきましたが、
とにかく一つだけどうしても言っておきたいことは、
女性キャラの魅力というものは年齢ごときに左右されるものではなく、
そのキャラが幾つであろうと、その魅力に気がついたならば、
好きになったりハマッたりするのは当然のことであって、
故にそれが少女であろうと熟女であろうと関係なく、
もうそれは個人の嗜癖なんだからそっとしといてくれよ、ということです。

まだまだ、マイノリティには生き辛い世の中ではありますが、
ひょっとしたら、それを声高にアピールしていくことで、
世界を変えていくことは出来るのかもしれない。

そんな可能性を、現在のネット社会は持っている、
ような気がする。

32歳、既婚の主婦が主人公の漫画がある。

日本一売れている少年漫画の主人公の仲間に、
30過ぎの女性がいて、しかも人気がある。

どんなキャラにも、広く一般に受け入れられ、
人気が出るチャンスがある。
かもしれない。

だからみんな、自分の好みを世の中に晒していこう!

自分だけがその魅力に気が付いていればそれで良い、
なんて狭い了見では、そのキャラの魅力は世間に伝わらない。
声に出して伝えることにより、世の中に広く知られることになり、
それが人気に火が点くきっかけになるかもしれない。

真のファンであるならば、そのキャラが認知を得て、
人気者になることをこそ喜ぶべきではないか。

だから俺は、迷わずに言うのさ!

「大きくて太ましいオカンキャラが大好きだ!」と。

マリー・イボンスカヤ

マリー・イボンスカヤが、好きなんじゃ〜!
ゲームキャラの中では一番好きだ!!

漫画の世界では、アラサーの女性キャラも認知を得ることができた。
次はゲームの番だろう。

マリーはきっと、ほんの少し世に出るのが早過ぎただけなんだ。
こうしてアピールして、世の人たちが知ることになれば、
絶対、人気者になれる。

そう、俺は信じてる。

世界よ、変われ!!
posted by 山田工作 at 19:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 女性キャラ考察
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