2012年03月29日

豊かに満つる

「オールラウンダー廻」では、格闘技をする女性が何人も登場しますが、
それぞれ戦い方や外見の特徴が異なり、どのキャラに魅力を感じるかは、
読者それぞれの好みの違いが出るところでしょう。

そんな中、7・8巻において登場した、
ケイト・ランプリングさんには個人的にグッときました。
桃子との体の大きさやパワー、
技の違いの比較のために登場したようなキャラですが、
大柄で力強い女性キャラは、好きなジャンルのひとつです。

漫画やゲームなどにおけるキャラ表現として、
「大きさ」が示すものは「パワー」です。
特に身長の高さは、力の強さを判りやすく示すことができます。
これは、男性キャラだけでなく、女性キャラにも大体当てはまります。

大柄でパワフルな女性キャラたち。

真琴・玉留・要

「ネガティブ・ツインタワー」の真琴&要

鈴音 由那

「オニデレ」のユナ

四月(わたぬき)鑑

「コンシェルジュ プラチナム」の四月鑑

ただ、これが横方向の大きさとなると、
男女でその意味合いが変わってきます。
男性の場合のそれは、「ただのデブ」になりかねないのですが、
女性に関してのそれは、「ふくよかさ」とも表現でき、
魅力のひとつともなります。

そしてそのふくよかさから感じられるチカラは、
包容力の大きさであり、
女性の持つ精神的な逞しさであるように思います。

実は、その逞しさが端的に感じられるキャラのカテゴリーがあります。

それは、「オカン」。

オカンキャラはふくよかに描かれることが間々あり、
その絵面からは、逞しい女性らしさが溢れまくっています。

庄左ヱ門の母ちゃん

「落第忍者 乱太郎」より、乱太郎の母ちゃん、
ではなく、庄左ヱ門の母ちゃん。
しっかりものの庄左ヱ門の母親らしくキリっとした眉だが、
全体にふくよかな顔立ち。
場の空気を全く読まず喋りまくるのは、女性ならではの強さか。

夢幻 雪絵

「夢幻紳士」より、夢幻雪絵。
場の空気を全く無視してゴーイングマイウェイを貫く。
しかしいざという時は、作中イチの頼もしさを発揮する。
もう、ふくよかという言葉では収まらない感じの、
魅力あふれるナイスバディが素晴らしい。

昨今の「萌え」とは対極の位置にいる「オカン」キャラですが、
ふくよかなオカンキャラは母性の象徴のような意味あいがあり、
内に秘めた力強さや逞しさ、それにより表出される美しさや頼もしさは、
多くの人たちを惹きつけるだけの魅力があります。

そもそも人はみな、母親から生まれてくるのであって、
弱っているとき、疲れているとき、安らぎを覚えるのは、
かつての居場所であった母親の懐の中なのではないでしょうか。

「男はみんなマザコン」みたいな意見がありますが、
そうではなく、男女の区別なく人はみな、母親を求めるのです。
だから母親に、そのシンボルである「豊満さ」に惹かれ憧れるのは、
人として当然のことなのです。

いや、別に自分はマザコンでは無いですよ?

デブ専でもありませんし?

posted by 山田工作 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 女性キャラ考察
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