2018年10月21日

さよなら私のクラマー 7巻

「さよなら私のクラマー」7巻を購読しました。



「ワラビーズ」こと埼玉県立蕨青南高校女子サッカー部と、
インハイ千葉県代表の強豪校、栄泉船橋との試合は続いています。

以前の記事で、幼少時代のチビ田勢は登場したのに、
何故チビ宮坂が出てこないのか、と言っていたのですが、
何と今巻冒頭でしっかり登場。これはウレシイ。

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今後は、ワラビーズでは曽志崎と周防あたり、
そして何よりチカ先輩のチビキャラ登場を期待したいところ。
これについてはいつまでもしつこく訴えていきますよ。

さて、前巻でのワラビーズの先制シーンから今巻は始まり、
その後追加点も決めて、チームは喜びに沸いています。

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と思ったのも束の間、栄泉船橋の猛反撃を受け、
あっという間に同点に追いつかれてしまい、
衝撃の面持ちで試合前半を終えることに。

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コロコロと変化する試合展開と同様に、
選手たちの表情もコロコロ変わります。

とにかくこの作品の登場人物たちは表情豊かで、
それがこの作品の魅力の一つでもあるのですが、
中でも今巻、百面相っぷりを披露していたのが、
越前をしてツインテールの悪魔と呼ばしめた、
栄泉船橋のエース、国府妙(こくぶ たえ)。

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ワラビーズへの敵意を剥き出しにし、
不適な笑みを浮かべるその顔は、まさに悪魔。

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「独断専行 唯我独尊 守備0点凡人以下
 でも攻撃は120点満点」
というチームメイトの鵜飼早智による評価通りの、
超攻撃的かつ傲岸不遜で大胆不敵な性格な彼女。

しかし、そんな自分のことを理解し、チームに受け入れ、
自分の活躍できる場所を与えてくれたキャプテン、
浦川茜への信頼は絶大。

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2点を先制され、自信を失いかけていた浦川を見て奮起し、
独断専行であっという間に2点ゲットした国府。
そのことを怒られるかと思いきや褒められ、
無邪気に喜ぶ姿からは、浦川への心服っぷりが窺える。

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相手を油断させるため、警戒心を持たれぬため、
チームを勝利に導くための「フリ」であり、
5巻でも久乃木との対戦前に見せていた、
ブリっ娘スタイルも相変わらず健在。

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一方で、大言壮語を吐く以上は、
本気モードに入った時の表情は真剣そのもの。
華麗な個人技でワラビーズを翻弄する様は圧倒的で、
変幻自在なサッカーと表情を見せてくれた彼女は、
今巻の主役と言って間違いないでしょう。

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だがしかし。
ワラビーズだってただ圧倒されてはいません。
意外なキャラが、サッカーだけでなく、
百面相の部分でも対抗馬として現れました。

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越前佐和。
恩田希とは幼馴染みの同級生ながら、
サッカーは高校に入ってから始めたというズブの初心者。
そんな彼女が、妙の抑えとして抜擢されます。
これには読者だけでなく、チーム全員が驚かされました。

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何より一番驚いていたのが当の本人。
何故どうして無理と泣いて監督に訴え、
参戦直前になっても不安の表情。

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実際の彼女の活躍についてはコミックスを読んで頂くとして、
この選手起用から後半戦途中出場シーンに至るまでの、
佐和ちゃんの表情変化はまさに百面相。
そしてここでの彼女と監督のやりとりは、
今巻のハイライトと言えるでしょう。

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自信がないと言う越前に対し、
出来ると思うから出すんだと言う深津監督。
その上で敵への引き合いとして恩田を持ち出し、
それに反応した越前を挑発してみせ、奮起を促す。

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そして、出場直前の険しい表情の越前に対し、
サッカーを楽しんでこいと送り出す。

越前の能力をちゃんと把握していただけでなく、
その能力を発揮できるよう、メンタル面での配慮も怠らない。
何よりも、サッカーを楽しませることを最大の目的としている。
この深津監督の姿勢や選手起用の手法は、
スポーツの指導者としてとても良いものだと思います。

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選手への態度はかなり悪いですが。

さて、この作品で百面相の元祖と言えるのが、
久乃木学園の佃真央。

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深津監督から「小僧」呼ばわりされたり、
曽志崎からも「ショボ目」とキレられたり、
そうかと思えば周防のゴールにブチ切れてみたりと、
試合の当事者ではない今巻でも、
愉快な表情をたくさん見せてくれました。

もはや準主役と言えるくらい出番の多い佃と井藤。
こうして解説役として登場しているのも良いのですが、
彼女たちの戦う姿も、またいつか見てみたいものです。

そして何より再登場を願うのがチカ先輩。
だいたい、他県の高校である久乃木学園よりも、
ワラビーズと同じ県の浦和邦成の方が、
今後の登場機会は多いはずなのです。

何も公式試合でなくても良いのです。
練習試合とか、合同合宿とか、
県内の選抜チームで一緒になるとか、
国代表のU-18などに選ばれるとか、
そういうのでも良いのです。

大好きなチカ先輩の再登場については、
これからも事ある毎に訴えていきたいと思います。

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本当にしつこい。

posted by 山田工作 at 19:22| Comment(0) | コミックス2018
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