2018年04月03日

先輩がうざい後輩の話 + はぴはぴくるねこ

「先輩がうざい後輩の話」1巻を購読しました。



もとはツイッターにしろまんた先生がアップした漫画で、
発表からこうしてコミックスになるまでのいきさつについて、
巻末のあとがきに描いてあります。

そのあとがきに「甘々な二人組の話」とあるように、
小さくてポニテで八重歯の後輩、五十嵐双葉と、
ガタイのいい豪放磊落なおっさんな先輩、武田晴海の、
男女で先輩後輩という関係の微妙さを描いた、
読んでいてニヤニヤが止まらないラブコメ漫画です。

ピクシブなどで作品が読めるので、
未見の方はまずそちらを見てみて下さい。

主人公たちが身長差のあるデコボココンビであること、
双葉の先輩たちが恋人未満の関係であり、
女性は巨乳、男性は変人という組み合わせであることなどから、
でこぼこガーリッシュ」を何となく思い出してしまいました。

まあ「でこぼこ」の方は男女ではなく女同士の組み合わせでしたが。
また身長差のある女同士の組み合わせで思い出すのが、
故みず谷なおき先生の「ブラッディエンジェルズ」。
最近、婦警さん漫画ってあんまり見ないなあ・・・、
などと連想はとめどなく続きます。

しかし、ツイッターから始まる漫画作品が増えてきましたね。
ネットの普及により漫画を発表しやすくなったのもありますが、
漫画を作画するツールとしてのPC周りの発展も、
今の状況に大きく影響しているのでしょう。

デジタル作画ツールにより、漫画制作の環境変化が起きたこと。
自分が描きたいと思った作品を気軽に発表できるようになり、
それが人気となった場合の拡散力の大きいツイッターの存在。
新人発掘にあまり手間暇カネが掛けられない中小出版社の、
手っとり早く人気作品を出したいという思惑。

様々な理由から、今のツイッター発漫画の隆盛があるワケですが、
この状況はどれだけ続き、今後どういう風に変化していくのでしょう。
今、漫画出版を巡る歴史が転換点にあるように思え、
それをリアルタイムで見られる幸せを感じています。

「はぴはぴ くるねこ」1巻2巻も購読しました。



これまで刊行していた「くるねこ」が20巻となり、
既刊を書店店頭に置いてもらうことが難しくなってきたため、
名前を換えリニューアルでの再出発になったとのこと。

この辺のいきさつについては1巻冒頭でチラッと触れており、
商業的に漫画を出版し続けていくことの難しさが感じられます。

まあリニューアルといっても、内容は今までと変わりなく。
むしろ、1巻の最初の方で「くるねこ」出版に際しての、
ちょっとした裏話などが知ることができたり、
これまでほとんど描かれてこなかった、
ぽっちゃんとの出会いエピソードがあったりして、
これもリニューアルのおかげだなあと思ってみたりして。

しかし、ブログ発の漫画作品も少なくなりましたね。
一時期、ブログで個人的に発表されていた漫画が、
出版社により商業コミックスとして発売されるのが流行りましたが、
今ではすっかり下火となってしまいました。
ネットというメディアの変化や移り変わりの早さを実感します。

とはいえ、ブログから始まった「くるねこ」は現在も続いており、
リニューアルしてでもコミックスの発売が続いているあたり、
相変わらず人気があることが窺えます。

面白い作品であれば、発表の形態は何であれ、
多くの人に支持され続いていくことができる。
変化の時代にあっても、そういった当たり前のことは変わらない。
そういったことも実感できる、今回のリニューアルでありました
posted by 山田工作 at 22:28| Comment(0) | コミックス2018
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