2018年02月16日

乙嫁語り 10巻

「乙嫁語り」10巻を購読しました。



遂に10巻となった「乙嫁語り」ですが、
今巻は乙嫁たちはほとんど登場しない、
非常に男臭い内容となっています。

前半はカルルクが主役。
アミルの出身部族である遊牧民の中で寝泊まりし、
アミルの兄アゼルや、親戚のジョルク、バイマトらから、
騎馬での弓や鷹狩りなど、狩猟の修行を受けます。

otoyome10_mens.jpg

アミルがちょっと出てくる以外は男ばかり。
ですが、思いの外絵面は華やかです。

カルルクは少年らしい可愛さがあり、
アゼルたちは精悍な若者たち。
見栄えのする男たちが揃っているからでしょう。
バイマト以外は皆、まつ毛バリバリです。

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また、いくらカルルクが可愛いとは言っても、
片腕に鷹を停まらせて騎乗できるあたり、
彼もまた男なのだな、と思わざるを得ません。
遊牧民の男たちが逞しく生きる様子が描かれています。

otoyome10_tuno.jpg

動物たちがたくさん描かれているのも嬉しいところ。
遊牧民に関わりのある家畜の様子や、
鷹狩りの鷹の飼育方法や獲物となる動物などが、
とてもリアルに描かれています。

otoyome10_inuwasi.jpg

特に鷹の存在感は圧巻。
そういえば、鷹狩りに使う鷹は全てメスとのこと。
ひょっとして、今巻の乙嫁はこの「鷹」だったのでは…?

後半はスミスとアリの旅程。
前巻で野盗に襲われラクダや荷物を失ってしまい、
安全のためもあって、商隊と行動を伴にしています。

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アンカラに向かう旅の途中、
ペルシアとオスマン帝国の国境あたりを中心に、
当時の商隊の様子や現地の生活や文化が描かれており、
歴史と異文化が強く感じられるお話となっています。

しかしまあ、スミスとアリの旅も随分長くなり、
もはや二人は名コンビといった感じですね。
アンカラに着く前から復路の同行を約束していたりして、
まだまだ付き合いは続きそうです。

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その後、二人は無事アンカラに到着。
スミスは現地の友人から帰国を促されるも、
自身の旅の意義と継続を強く主張。
これまで、彼の旅の目的はややあいまいでしたが、
それが強い決意の下で行われていることが分かりました。

そして、驚きの再会。

otoyome10_taras.jpg

巻末の描き下ろしの「あとがき」では、
「新しい仲間が加わり(中略)11巻への旅がはじまります」
と書かれていましたが、果たして・・・?

今後もますます目が離せない展開となりそうです。
posted by 山田工作 at 22:37| Comment(0) | コミックス2018
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