2020年04月21日

恋は世界征服のあとで 1巻

「恋は世界征服のあとで」1巻を購読しました。



ツイッターで紹介されていたのをきっかけに買ったのですが、
月刊マガジン連載作品だとは知りませんでした。
さよなら私のクラマー」を毎月チェックしてるのに。
読後、その面白さに良作に巡り会えた喜びを味わいつつも、
自分の漫画感度のポンコツぶりを痛感せずにはおられません。

マガポケにて試し読みできるのでまずは読んでもらいたいのですが、
この作品は正義のヒーローと悪の組織の女幹部の恋愛模様を描く、
いわゆる「戦隊モノ」の世界観をベースにしたラブコメです。

設定だけだと「残念女幹部ブラックジェネラルさん」と似てるのですが、
「ブラジェネ」がギャグ漫画なのに対しこちらはラブコメ。

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ヒーロー戦隊「ジェラート5」のレッドジェラートこと相川不動と、
秘密結社「ゲッコー」の戦闘員リーダー、死神王女こと禍原デス美は、
それぞれが所属する組織に付き合っている事を隠しており、
それ故に巻き起こるドタバタがこの作品のキモとなっています。

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と、ここまで書いて気が付いたのですが、
この「付き合ってるのを隠す」という要素って、
普通のラブコメ作品でもよくある設定ですよね。

当ブログで以前紹介した「富士山さんは思春期」も、
主人公の男女二人が、付き合ってるのを周囲に隠す様子と、
中学生同士の初々しい姿が魅力的に描かれた作品でした。

この「秘密の共有」と「初々しさ」はラブコメの王道ですが、
事が正義と悪の対決となると、隠し通すのも一大事。

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戦隊と秘密結社の戦いはテレビ中継もされており、
お互いの身内だけでなく世間の目も欺かなければならない。
特に不動は戦隊のリーダーでもあり、世間の注目度は高い。

そんな困難な状況の中、何とかデートの約束に漕ぎ着けた不動。
しかしそこで彼ははたと気付く。

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「デートって 一体 何をするんだ?」

まさに「富士山さん」の1巻と同じ展開。
やはりこういう初々しさこそがラブコメの醍醐味ですね。

また「富士山さん」や「ブラジェネ」と同じように、
ヒロインがナイスバディなのも特徴と言えるでしょうか。

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死神王女こと禍原デス美。
そのスタイルの良さは、中学生の富士山牧央と比べても勿論のこと、
成人女性のブラックジェネラルさんにも勝るとも劣りません。

そんな彼女は、実は女子高生で手芸部に所属していたり、
秘密結社の女子寮で暮らしていて猫を飼っていたり、
秘密結社には彼女の上司っぽいクマの怪人がいたり、

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デス美以外にも女幹部らしきキャラが何人もいたりと、
色々な情報がこの1巻で判明します。

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もちろん秘密結社側だけでなく、ヒーロー側についても描かれ、
そこにはラブコメらしい第三者も存在しています。
そして今巻のラストには、ラブコメ感をひっくり返すような、
とても恐ろしく、突然で意外な「引き」が・・・

キャラクターの魅力、設定や構成の良さ、
そして何より、美しくも迫力のある絵作り。
ラブコメ好き、アクション好きな方に、
間違いなくオススメできる作品です。

posted by 山田工作 at 22:16| Comment(0) | コミックス2020

2020年04月17日

魔女ヶ丘通信

魔女ヶ丘通信」を購読しました。



銀子の窓口」や「みんな猫に恋してる」の唐草ミチル先生が、
ぶんか社の「主任がゆく!スペシャル」誌で連載していた作品です。

とある田舎の、人間の村で育った魔女マノンが、
魔女の街ウェネリーフィカに引っ越してきてから、
次第にそこでの暮らしに慣れていく様子を描いた作品。

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と聞くと、ファンタジックかつメルヘンチックで、
どこか優しい牧歌的な作品を想像してしまいますが、
そこは「銀子」の唐草先生。

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1話目からマノンが借金を負うという世知辛い展開。
魔女といえども生活していくにはお金が必要で、
お金を得るためには何かしらの技能が必要という、
架空の世界でも厳しい現実を突きつけてくれます。

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一方で、登場人物が「良い人」ばかりなのも唐草流。
マノンにいきなり借金を負わせたキアラという魔女も、
見ず知らずの、困っていたマノンを助けてくれたワケですし、
その後も街に不慣れなマノンを何かと援助してくれます。

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そんなキアラと対立しているのが「西の頭領」ドリス。
美しくプライドの高い魔女の典型といった彼女ですが、
マノンのピンチに入浴を切り上げて駆けつけたり、
困難な場面では協力したりと、やはり良い人。

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何となく「銀子」の見城エレナ嬢を彷彿とさせる、
今作で一番好きなキャラです。

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ところで、最近の「魔女」が主役の漫画といえば、
以前紹介した「マヤさんの夜ふかし」のように、
現代社会での魔女の生活ぶりを描いた作品が多い中で、
この作品では魔女のいる架空の世界を描いています。

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多くの日本人が想像する「魔女っぽさ」をちゃんと捉え、
彼女たちが生きる世界そのものをしっかり設定する。
そこに何もしらない主人公が訪れる場面から描くことで、
その世界の成り立ちを、読者もイチから知ることができる。

単巻の4コマ漫画でありながらとても丁寧に描かれており、
ファンタジー感あふれる異世界を味わうことができます。

一冊読み切りなので、サッと手軽に楽しむも良し、
その世界観を隅々までじっくりと楽しむのも良し。
読み手により色々な楽しみ方ができる作品だと思います。

posted by 山田工作 at 20:18| Comment(0) | コミックス2020

2020年04月14日

六道の悪女たち 19巻 + じけんじゃけん! 7巻

「六道の悪女たち」19巻を購読しました。



前巻にて六道たちとクロムサムとの抗争は終わり、
そして六道と菫雷乃の関係も、終わりを迎えました。

六道への好意を素直に、真正面から伝えた雷乃。
そしてそれを真摯に受け止め、自分の心と真剣に向き合い、
自分の本当の、素直な気持ちに気付いた六道。

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そんな六道の気持ちを理解し、失恋のショックを受け止め、
いさぎよくスッパリと身を引いた雷乃。

とても甘酸っぱく、そして爽やかな一幕でした。

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そして、この雷乃の告白に対して本気で悩みぬいたからこそ、
六道は自分の、今まで曖昧だった乱奈への気持ちを、
はっきりと認識することがしました。

今回の騒動の中、価値観の違いから言い争い、
心のすれ違いを経験した六道と乱奈でしたが、
お互いを想う強さに気付いた二人の関係は、
より一層深まったように感じられます。

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そんな恋愛経験を積んだからでしょうか。
今巻では、改めて乱奈さんの美しさには目を奪われます。
学ラン姿も新鮮でしたが、やはりいつものセーラー服が良い。

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ただ美しいだけでなく、鬼神のごとき強さと、
可憐で清純な少女のような可愛らしさも併せ持つ、
まさに圧倒的なヒロイン力を誇っています。

しかし、そんな彼女に負けないくらいの悪女が再登場。

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桜沙知子、42歳。
かつて11巻に登場した、闇金の極女。

六道の「悪女が無条件で惚れる」能力について、
六道たちが街中で実証実験をしている際、
偶然見初められてしまいました。

六道と彼女の邂逅は望んでいた展開だけに、
これは個人的には嬉しいサプライズです。

さらにその後、今巻末にて六人目の悪女として、
沙知子の娘、桜沙知代が登場。

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今後の嵐を予感させる登場の仕方。
これから先がますます楽しみです。


「じけんじゃけん!」7巻も購読しました。



お色気ラブコメ学園ミステリ漫画、ここに完結です。

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一人の男子が複数の女子から好意を寄せられるという、
いわゆるハーレムタイプのラブコメ作品でしたが、
メインヒロインである百合子が一番関係を深めつつも、
戸入が明確な答えを出さないまま最終回を迎える、
ある意味全方位的に優しい終わり方となりました。

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個人的には百合子よりもひまわり推しだったので、
今巻でも戸入とひまわりの絡みがあったのは嬉しい限り。
今回、戸入は強引な展開に弱いことが判明したので、
上級生である百合子が卒業した後ならワンチャンなくもなく。

以前他の作品についても書いたことですが、
終わってしまった作品のその後については、
読者がどのように想像することができます。

じゃあ「戸入×ひまわり」エンドが見たいのかというと、
実はこれが微妙なところで。

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6巻で犬神紫苑先輩の魅力に気が付いてしまって以来、
「戸入×犬神先輩」もアリだなあと思っているのです。

まあ先ほど言った通り、終わった先の想像は自由。
こうしてあれこれ想像できるほど面白い作品と、
魅力的なキャラたちと出会えた喜びを噛み締めながら、
しばらくは余韻と妄想に浸りたいと思います。


posted by 山田工作 at 23:11| Comment(0) | コミックス2020

2020年04月08日

ガルパン

ここ暫くブログを更新していませんでしたが、
別に何か不幸な出来事があったとか、
漫画を全然読んでいなかったとか、
そういうワケではありません。

では何でブログに手を着けなかったかと言いますと、
実は今更ながら「ガールズ&パンツァー」に、
どっぷりハマっていたからでございます。



ガルパン」のテレビ放送があったのは2012年のこと。
放送当初からネットなどで盛り上がっていましたが、
自分は普段あまりアニメを見ないこともあって、
ネットで流れてくる二次創作をつまみ食いする程度でした。

それが、去年の年末にBS日テレで再放送があるのを知り、
一度ちゃんと見てみなようか、と思ったのが運の尽き。
一気にハマり、TVシリーズに加え劇場版やOAVも見て、
アンソロジーコミックやドラマCDなども購入し、
更にはソシャゲの「戦車道大作戦」も始めてしまいました。

特にこの「戦車道大作戦」に手を出したのがまずかった。
以前触れた「デレステ」も中断せず一緒にやっているため、
気付けば時間がガリガリ削られていく有様(現在進行形)
多分これがブログを書かなくなった一番の原因でしょう。

ソシャゲって、怖いですね。

さて、「ガルパン」が公開されてからもう何年も経ち、
その魅力や面白さはなどは散々語られている所ですが、
自分なりに何でこんなにハマったのかを考えてみると、
ガルパンの持つ少年漫画っぽさと、自分の過去の読書体験が、
ばっちりリンクした結果なのではないかと思っています。

「ガルパン」を実際に見て感じたのは、
この作品は「努力・友情・勝利」という、
少年漫画の王道を地でいく物語なのだな、という事。

主人公が、誰一人知り合いのいない転校先で、
友達に恵まれ、仲間と出会い、共に努力し、
数々の強敵を打ち破り、目的を果たす。

めちゃめちゃ少年漫画のノリですし、
「転校生が無名の学校を日本一に導く」という辺りは、
キャプテン翼などのスポーツ漫画を彷彿とさせます。

女子キャラしか登場しないというのもポイントで、
これにより恋愛要素は限りなく薄まり、
より「仲間」と「友情」が強調されます。

自分はラブコメが好きですが、その一方で、
恋愛要素抜きで勝負事をストイックに描く作品も好きです。
「ガルパン」の、目的に向かってまっしぐらな作風が、
自分の中の少年漫画好きな心に響いたのでしょう。

そして更に「ガルパン」が自分に響いた要素として、
熱笑!!花沢高校」との共通点が挙げられます。



熱笑!!花沢高校」は、チャンピオンで連載されていた作品で、
不良高校生の抗争を描いた、今で言うヤンキー漫画なのですが、
その後半において、まるで装甲車のようなオリジナルバイクで、
不良高校生同士が戦うというトンデモ展開となります。

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不良たちのケンカなのにロケット砲やミサイルが乱れ舞い、
至る所で爆発炎上が起こるという荒唐無稽さなのですが、
どおくまん先生の迫力ある絵はその無茶苦茶を成立させ、
何より強敵を前にした主人公たちの友情と勇敢さは魅力的で、
子供心に読んでいてグイグイ引き込まれたものでした。

思えば「ガルパン」も、戦車道が女子の嗜みであったり、
学園艦という設定など、かなりムチャな所の多い作品です。
ですがその荒唐無稽な世界観の中にあって、
戦車というリアリティの塊を緻密に描くことで、
超現実的な説得力を持ち合わせた作品となっています。

多少の矛盾や突っ込み所など、戦車の力強さで粉砕する。
そういった圧倒的な「力こそパワー」感が、
細かい理屈を並べがちなオトナな思考を踏みつぶし、
自分の中の子供心を大いに刺激してくれたのでしょう。

またそれとは逆に、戦車に関しては徹底して妥協を許さず、
細かな所までリアルに描くことを追求している点が、
オトナの本気を感じさせてくれるのもポイントでしょう。

いい歳こいた大人が子供っぽいことを本気でやる。
こういう部分にもまた引きつけられるものです。

さて、近年稀に見るほどハマってしまった「ガルパン」。
今となっては、初放映から見ていなかったのが悔やまれます。
当時の盛り上がりを共有できなかったのもありますが、
何よりSNS上で発表された数々のイラストや漫画などが、
今となってはもう見ることが出来ないと考えると、
禿げ上がりそうなほどショックです。

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マキとマミ」のマミさんの台詞が、
今なら痛いほど実感できます。

ただまあ、せっかくこれほど好きになったのだから、
この想いは何かに活かしたいトコロ、というワケで、
今年のワンフェスはガルパンキャラにチャレンジしたいと思います。

いわゆる「萌え系」のアニメキャラは初めてですが、
幸いというか何というか、今年は夏ではなくて秋のワンフェス。
時間はあるので、何とか見られる作品を作れるようガンバリます。

posted by 山田工作 at 19:49| Comment(0) | 日記
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