2019年04月12日

ロストフード 1巻 + ブラックジェネラルさん 5巻

「ロストフード」1巻を購読しました。



イブニング誌にて連載中の作品で、
作者は「勇午」などの赤名修先生です。

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時代の流れの中で消えていった食品たち。
そんな「ロストフード」を自身の味覚だけを頼りに再現できる、
「絶対味覚探偵」百武推理、通称「モズ(百舌)」が主人公の、
サスペンス料理漫画といった感じのこの作品。

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主人公が冴えない風体の中年男というのは探偵作品の王道。
しかしアシスタントとして女子高生が登場するのは、
何となく唐突というか不自然な感じが最初はして、
いわゆる「映え」のための設定なのかな、と思いましたが、
「もう売ってない、昔の商品」感を強調するために必要な、
世代間ギャップを出すためのキャスティングなのでしょう。

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この女の子が、変に胸が大きかったりしないのが良い。
赤名先生の絵柄がとても好きで、以前の「勇午」では、
イゼル・デミレル中尉という女性キャラに惚れて購読していましたが、
今回は作品全体の雰囲気が好きなので、過剰なお色気は不要です。

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とはいえ、お色気要素が全くいらないとは言ってません。
何より赤名先生の描く女性キャラは魅力的ですので。

探偵漫画らしいケレン味の効いた画面構成と、
赤名先生による美しい絵柄が相まって、
料理漫画とは思えない、やたら緊迫感のある、
独自の雰囲気を持つ作品に仕上がっています。

どんな食品が出てくるかも含めて、今後が楽しみです。


「残念女幹部ブラックジェネラルさん」5巻も購読しました。



前巻はヴィラン(悪役)大集合といった感じでしたが、
今巻ではヒーロー側のトップが登場。

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マザージャスティス。
夫も子供もいるお母さんヒーローです。
最強の存在が母とか、最高としか言いようがありません。
思わずマリー・イボンスカヤを(以下略

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ブレイブマンにとっても憧れの存在であるマザー。
そしてそれに激しく嫉妬するブラックジェネラルさん。
無謀にもマザーに突っかかって行きヤムチャと化すくだりは、
もはや様式美といった感すらあります。

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前巻までの緊迫感のあるストーリーも良いのですが、
いつものドタバタコメディの良さがしみじみと感じられた今巻。
このお祭り騒ぎがいつまでも続くことを願っております。

posted by 山田工作 at 22:59| Comment(0) | コミックス2019

2019年04月11日

六道の悪女たち 14巻 + 魔入りました!入間くん 10巻

「六道の悪女たち」14巻を購読しました。



カンフー修行編に入ってから出番の無かった乱奈さんですが、
前巻で六道を探す行動を開始し、今巻で無事に合流。

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しかもただ合流しただけでなく衣装もチェンジ。
いつものセーラー服から、何とチャイナドレスに。
チャイナっ娘大好きな自分としてはとても嬉しい展開です。

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キリッとした表情の乱奈さんももちろん好きですが、
六道と一緒にいる時の可愛らしい乱奈さんもとても良い。

今巻終盤では愚連無輪で力を封じられた乱奈を救うため、
六道が単身敵に立ち向かう決心をするのですが、
乱奈がいつでも笑顔でいられるように、
この笑顔をいつでも見ていられるように、
自ら強さを求めた六道の気持ちは良く分かります。

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好きな女性の笑顔のために自身を鍛える。
まさに男の鑑といえましょう。

そういえば今巻では波瑠也が、
「女を殴るわけにはいかねえ」と、
やはり男の鑑のようなことを言っています。

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女性に手を挙げない、そして煙草を吸うなど、
どこぞのコックと似たキャラになってきた波瑠也ですが、
実際、これまで女性と戦ったことはありません。
唯一、1巻で乱奈と対峙したことはありましたが、
この時は一方的にぶっ飛ばされただけで、手を出してはいません。

そして何気に、この乱奈との一件以外の勝負では、
波瑠也は全勝を貫いているのです。

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今巻でもヌンチャクを手に強敵を撃破。
六道とはまた違ったスタイルで男らしさを見せる波瑠也もまた、
この作品の魅力を担うキャラの一人なのでしょう。


「魔入りました! 入間くん」10巻も購読しました。



10巻を迎え、アニメ化も決まって、
今乗りに乗ってるこの作品ですが、
今巻ではあるキャラがとても気になりました。

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イクス・エリザベッタ。
入間たち問題児クラスの、数少ない女子の一人。
モノクロだとちょっと判り辛いのですが、
普段の制服姿はかなり露出度が高め。
人に好かれる「好感度(フルラブゲージ)」という能力を持ち、
7巻の特別教室獲得運動ではクラスメイトと組み活躍。

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しかしそれ以外では、8巻で女子会に参加していたくらいで、
これまで目立った活躍はそれほどしていません。
今巻の遊園地編においても、ほぼ「いるだけ」に近い状態で、
危機的な周囲の状況に怯えるばかりです。

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だが、そこが良い。
普段の泰然とした大人の女性らしさを失い、
オロオロとうろたえる彼女はとても魅力的です。
これまで全く気にも留めていなかったのに、
これは一体どうしたことでしょう。

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理由の一つとして考えられるのは、
彼女が子供たちのことを心配している点です。
遊園地がパニックになる中で恐怖に怯える子供たちが、
ストレスによる悪影響を受けないよう気を遣う彼女は、
これまでの、どこかお高く感じられる優雅さが失せ、
ただの優しい、か弱い女性に見えました。

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あるいは、遊園地編で着ているドレスのせいでしょうか。
普段の、露出が多いものの構造が判り辛い制服姿よりも、
肌の露出は少なくとも身体のラインがしっかりと現れている、
このドレス姿が彼女の魅力を引き出してくれたのかもしれません。

これはもう、アニメで彼女の制服姿を確認して、
その魅力を再確認せねばなりますまい。
普段アニメはほとんど見ないのですが、
これは一つ楽しみな要素ができました。

ただ、心配なのは登場自体があるのかどうかと、
この遊園地編までがちゃんとアニメ化されるのかどうか。
そのあたりが、とても気がかり・・・

posted by 山田工作 at 20:35| Comment(0) | コミックス2019

2019年04月06日

ストライク・オア・ガター 1巻 + プニプニとサラサラ 2巻

「ストライク・オア・ガター」1巻を購読しました。



ツイッターで見たあるイラストが元で興味を持ち、
ネットの試し読みを読んだら面白くて購読した作品です。

掲載誌の「グランドジャンプ」は読んでいなかったので、
ツイッターを見ていなければ知ることはありませんでした。
ネットでの宣伝や試し読みの提供といった出版社の活動、
そしてネットでのファン活動が新たな読者の獲得に繋がるという、
ネットの重要性を改めて実感しています。

タイトルはボウリングの「ストライク」と「ガター」。
漫画の中でボウリングが描かれる作品としては、
炎の転校生」など幾つか思い出せますが、
ボウリングメインの漫画というのは珍しい。

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「炎の転校生」は主人公が様々な競技で戦う漫画であり、
ボウリングは多くのエピソードの中の一つに過ぎません。

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とにかく無駄に熱いのが特徴の作品であり、
地味な印象のあるボウリングであっても、
主人公は特訓を通じて流血したりします。

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とはいえ、ボクシングなどのように直接戦うわけではなく、
どちらかといえば敵よりも自分と戦う趣のある競技なので、
どうしてもパッと見で映えない展開となりかねない。
そのためか、男同士の戦いが多いこの作品としては珍しく、
ボウリングでの対戦相手は女性となっています。

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しかも、四人組の女性グループが主人公一人と戦う。
タイマン勝負が基本であるこの作品では異例のことで、
いかに島本和彦先生がボウリングの地味さを恐れ、
画面を華やかにしようと苦心ていたかが分かります。

実際、日本でのプロのボウリング競技では、
今も昔も女性選手が話題の中心であり、
テレビ放映されているのも女性の「Pリーグ」です。

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「ストライク・オア・ガター」でもその路線は踏襲されており、
主人公の畦道十華(あぜみち とうか)は女子高生で、しかもグラマー。
更に眼鏡っ娘で黒髪ロングストレートと、属性てんこ盛りです。

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同級生の仲栗小弓(なかぐりこゆみ)はギャル系。
この二人によるアイキャッチ効果は抜群で、
試し読みを読んでみれば分かると思いますが、
かなりお色気要素の強い作品に感じられます。

ただ、お色気要素はこの作品の魅力の一部分。

ボウリングが大好きなのに、発育の良過ぎる体のせいで、
男性からの視線恐怖でボウリングができなくなった十華と、
そんな十華を気遣い、わざとセクシーな格好をすることで、
自分に視線を引きつけ十華の負担を減らそうとする小弓。

二人の友情と、十華のボウリングへの想いが、
この作品の魅力のキモとなっています。

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そして終盤、十華はプロボウラーである母から、
プロを目指し真剣にボウリングに取り組むように言われます。

これから先、十華はボウリングとどう関わっていくのか。
男性の視線への恐怖をどのように克服するのか。
これから先がとても楽しみな一冊でした。


「プニプニとサラサラ」2巻も購読しました。



女子高生がプラモデルで作り方を教えてくれるこの作品。
ざっと1巻からの登場人物をおさらいしてみましょう。

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主人公は男子高校生の更科匠海(さらしな たくみ)。
妹から無趣味人間と揶揄されるような人生を歩んでいましたが、
祖母の遺産と女の色香に惑わされプラモデルを作ることに。

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ヒロインの藤文夏(ふじ ふみか)。
人気モデルで現役女子高生で、匠海とは中学の同級生。
匠海をプラモデル道に半ば無理矢理引きずり込んだ張本人。
物腰は柔らかく、かなり人当たりの良い性格だが、
趣味である艦艇プラモデルに関しては有無を言わさぬ強引さも。

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文夏のモデル仲間の桐生恵愛(きりゅう えあ)。
高い意識でモデル業に取り組んでおり、
急速に文夏との距離を縮める匠海を危険視。
その排除のためには直接的な手段に出ることも厭わない武闘派。

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文夏や恵愛と同じくモデルの神地リタ(しんち りた)。
ロシア系の血を引く美少女で、お金持ちのお嬢様。
ソビエト連邦にかぶれたミリタリー好きで、緑と赤を好む。
自身の手足のごとく人を使いプラモを作らせるのが得意。

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更科ほのか。匠海の妹で女子中学生。
匠海にくっついて動くうちに文夏らと出会い、
何となくリタにいいように使われていることが多い。

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根火渚子(ねび なぎこ)。匠海のいとこで大学生。
匠海が祖母より受け継いだ模型店の店員でもある。
隙あらば人を写真沼に引きずり込もうとする。

何だかちょっと意地悪なキャラ紹介をしてみましたが、
実際は、かなりのん気でふんわりした印象のある、
やさしいプラモデル作りのハウツー漫画といった作品です。

前巻では艦艇モデルを素組みするところまでやりましたが、
今巻では塗装へと進んでいきます。

基本は模型用水性アクリル塗料の筆塗り。
塗料と筆さえあれば始められる手軽さからでしょう。
その中で塗装に関する基礎的な部分の説明がされ、
艦艇用語についての解説もあります。

前巻の素組みと併せても揃える道具はそう多くなく、
気軽に、自分も作ってみたくなる構成となっています。

女子高生に手取り足取り教えてもらうことはできませんが、
この漫画を読めばプラモデル作りに興味が湧いてくる。
そんな作品です。

posted by 山田工作 at 00:51| Comment(0) | コミックス2019
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