2016年11月28日

じけんじゃけん 1巻

「じけんじゃけん!」1巻を購読しました。



ミステリ」が好きでしょうがない女子高生、白銀百合子と、
百合子が好きでしょうがない男子高校生、戸入が所属する、
「ミステリ研究同好会」を中心にお話が展開するこの作品。

ヤングアニマル嵐に掲載されている作品で、
試し読みもできるので、興味のある方はまずはそちらへ。

ミステリが中心テーマに据えられてはいるものの、
本気でミステリが好きなのは百合子だけであり、
実際はミステリをきっかけにしたギャグネタの多い、
日常系学園モノの作品となっています。

この作品で特筆すべきは、何と言っても絵の上手さ。

白銀百合子

容姿端麗にして才色兼備、
超が付くほど美人という設定の百合子ですが、
その設定に全く遜色無く描かれています。

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普段は物静かで冷静沈着に振る舞う百合子が、
ことミステリに関しては夢中になり、
瞳をハート形にして興奮する様は素晴らしく、
この描写を見るだけでもこの作品を読む価値があるでしょう。

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黒髪ロングストレート好きな自分としては、
正にどストライクなキャラクター。
制服がセーラー服であるあたりもナイスで、
以前このブログで紹介したキャラを彷彿とさせてくれます。

他に登場する女子高生が、茶髪でショートカットだったり、
金髪ロングのお人形みたいなキャラもいたりで、
何となく「トモちゃんは女の子」みたいだなと思ったり、
その金髪ロングな女の子がヘンなニホンゴを喋っているのが、
ヒャッコ!」のアリスみたいだなと感じたり、
やたらに「〜じゃけえ」だの「たいぎい」という広島弁が出てきて、
それで「とろける鉄工所」を思い出したりと、
何だかやたらと他の漫画を連想させる作品でもありました。

また、ミステリに絡めてミステリー小説が取り上げられたり、
「叙述トリック」「倒叙ミステリ」といった単語が出てきたり、
男子一人に女子たくさんという状況から、
バーナード嬢曰く。」にも似た感じを受けますが、
「ド嬢」が読書ギャグに強く振っているのに比べて、
こちらはややラブコメ要素が強め。

戸入が百合子目当てで「ミス研」に入ったのもそうなのですが、
この作品をラブコメっぽくをしてくれているのが、
戸入が好きでしょうがない女子高生、四ツ名ひまわりちゃん。

四ツ名ひまわり

茶髪でショートヘアで、日焼けの跡も強く、
百合子とは真逆な感じのするキャラですが、
幼馴染みの戸入のことがずっと好きで、
戸入が百合子が好きなことを知っても諦めないあたり、
ラブコメ要素に欠かせないキャラでもあります。

制服から出ている部分は全て日焼けしており、
出ていない部分は日焼けしていないツートンカラーで、
それを強く意識できるお色気シーンがあったりして、
正統派の百合子とは違いマニアックな魅力がある彼女。

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メインヒロインで抜群の美貌とスタイルを持つものの、
天然系お嬢様であり、戸入との恋愛が考え辛い百合子。

百合子にぞっこんで、やや変態的な部分はあるものの、
ひまわりに優しい一面も見せていた戸入。

戸入のことが好きで、でも戸入からは何とも思われてなく、
でもボーイッシュでコケティッシュな魅力のあるひまわり。

とても先が気になる、この三人の関係。
やはり三角関係はラブコメの王道ですね。

恋愛要素が無くても充分面白い作品ですが、
ラブコメ成分のおかげで、とても自分好みな作品でした。



posted by 山田工作 at 21:49| Comment(0) | コミックス2016
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