2016年08月31日

猫のお寺の知恩さん 1巻

「猫のお寺の知恩さん」1巻を購読しました。



富士山さんは思春期」のオジロマコト先生の作品ですが、
掲載誌がアクションからビッグコミックスピリッツに変わっており、
そのスピリッツのサイトで試し読みが出来るようになっています。

メジャー誌であるスピリッツに移籍したことで、
作風が変わってしまうのではないかと思っていましたが、
雰囲気を重視する「見せる」感じは変わっておらず、安心しました。

むしろ、「富士山さん」での実績があるからでしょうか。
この「知恩さん」では話の進み方がとてもゆっくりで、
この1巻ではストーリーらしいストーリーはほとんど無し。

田舎の古寺での生活の様子や、周囲の景色、
そしてタイトルにあるとおりに猫たちが、
じっくり、丁寧に描き込まれており、
とても見応えのある作品となっています。

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「富士山さん」では何かのおりにちょっとだけ描かれていた猫が、
「知恩さん」では、これほどまでに堂々と登場しています。
他にも、名前が個人的にちょっとアレな犬も頻繁に登場していて、
猫も犬もとても可愛く描かれているのがナイスです。

「富士山さん」では主人公が中学生カップルだったのに対し、
「知恩さん」では19歳女性と新高校生の男子となっていて、
年齢が上がったのは、お色気路線強化のための布石か?
と警戒していたのですが、これもまた杞憂でした。

むしろ中学生の富士山さんの方が色気があるくらいです。
なんたって「」ですから。

まず「恋愛」がテーマとしてあった「富士山さん」とは違って、
今のところ「田舎暮らし」くらいしかテーマの見えない「知恩さん」。
これからどうなっていくのか、じっくりと楽しみにしたい作品です。

さて。
まあそうはいっても、絵に魅力のある作品なので、
やはり女性キャラの魅力的な部分に注目してしまいがち。
富士山さんは色々と大きいところが魅力的でしたが、
知恩さんの魅力は一点突破の「尻」。

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本編中、ほぼずっとズボン姿でありましたが、
ほぼ全てのお話で尻が描かれており、
その存在感は圧倒的であります。

1ページ全面の尻があったり、
カバー内イラストでも猫より尻に目が行ったりと、
尻の魅力が満載な今巻。
今までおっぱいを強調する作品は多数ありましたが、
ここまで尻の存在感が強い作品もそうはありません。

今後も目が話せない作品です。

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posted by 山田工作 at 20:19| Comment(2) | コミックス2016

2016年08月26日

トモちゃんは女の子!のコミックスで考えたこと

最近「トモちゃんは女の子!」のコミックスを買い揃えました。



ツイッターの「ツイ4」アカウントにて連載している作品で、
ツイッターをやっている方なら目にしたことがあるかもしれません。

上記のリンクでも作品が掲載されていて、
しかも1話から最新作までが全部読めるようになっているので、
未読の方は、まずはそちらを見て頂くのがよろしいかと。

と、ここで疑問に思う方もいるかもしれません。
「ネットで全話読めるなら、コミックスいらなくね?」と。

実際、自分もツイッターでこの作品を知って、
しばらくの間、ネットで読んでいたのですが、
そのうち読むのを止めてしまっていました。
その後、コミックスが出ているのを知ってはいても、
買うほどでは無いかな、と手を付けていませんでした。

それが先日、コミックスの1巻を読む機会があったのですが、
これがツイッターで読んでいた時と比べ、とても面白く感じられて、
気が付けば2巻、3巻と買い揃えてしまいました。

基本的にウェブ上の作品もコミックスも、
漫画の内容に違いはありません。
また自分は電子書籍よりも紙の本が好きな方ですが、
それにしても、コミックスで読んだこの作品は、
パソコンで読んでいた時よりも数段面白く感じました。

何故そう感じたのか?
理由を考えてみると、ウェブと本の「構成」の違いが、
面白さの原因なのではないかと思いました。

「トモちゃん」の基本フォーマットは四コマ漫画です。
それがツイッターで毎日1本アップされる方式ですので、
一応それぞれの四コマ1本1本に「オチ」が付いています。

そういった1本ごとのオチとは別に、
何本かの四コマを通して読むことで分かる「ネタ」があり、
そのネタについて理解し、ひとつの漫画として楽しむには、
何本かの四コマをいっぺんに読むのが理想です。

ただ、1日に1本ずつアップされるツイッターはともかく、
まとめて読むだけならウェブでも出来ます。
しかしウェブと本では、見た目が全く違っています。

ウェブ上では四コマを1本1本独立して縦に読みます。
それがコミックスでは、左右1ページに1本ずつ掲載されていて、
開いて見たときには、2本の作品が繋がってみえます。
視覚的には2本の四コマで一つの作品のように捉えられるため、
1本だけで読むと弱かったオチでも、
2本が連続することで面白さが増すことがあります。

「トモちゃん」は、ジャンルとしてはラブコメ漫画であり、
ギャグやネタの切れ味で勝負する四コマ漫画という形式と、
あまり相性が良いとは言えません。

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最初の方こそ、主人公の相沢智(♀)の男らしさや、
彼女が好意を寄せる幼馴染みの久保田淳一郎とのどつきあいなど、
一発ネタで笑わせることが出来ていましたが、
次第に、キャラの性格を掘り下げたり、
人間関係の妙味によるネタが増えてくると、
四コマ1本の持つパンチが弱くなってきました。

個人的には、トモの同級生のキャロルが出てきた頃に、
この弱さを顕著に感じ、ウェブで読むのを止めてしまいました。
それが今回、コミックスで読んで見たところ、
四コマ同士の連携により、とても面白く感じられたのです。

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この、キャロルとみすずがそれぞれ「ばーか」と言っているコマ。
これはそれぞれ別の四コマの1コマなのですが、
この2本が掲載されているページを見開きで見ると、
最初のコマと最後のコマに同じ「ばーか」という台詞があり、
あたかも一つのネタとして読むことができるため、
それぞれ単独で読んだ場合より面白さが増しています。

また、登場人物の性格描写はとても大事な部分ですが、
例えばトモの親友の群堂みすずのように、
親しい人にすら本心を露わにしないタイプのキャラなどは、
その心情を描くのに時間=四コマの本数がかかります。
この辺についてはやはり、四コマを1本1本読むよりは、
コミックスでまとまった状態で読む方が分かりやすい。

そしてこの「まとまった状態」の作り方にも、
コミックスならではの特徴ややり方があります。

上記の作品HPでは単に四コマを順番に上から下に並べただけですが、
コミックスではそれをエピソードごとに区切っているので、
話の始まりと終わりが分かりやすくなっています。

更にコミックスではオマケのページとして、
追加の四コマやイメージイラストが挿入されているため、
これがエピソードを理解し、楽しむのに一役かっています。

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3巻に収録されている20話と21話の間のオマケ。
淳一郎と女子二人の関係を端的に表した、良いイラストです。
他にも巻末に描き下ろしのエピソードがあり、
そこでも人間関係についての掘り下げをしていたりします。

こういう描き下ろしはコミックス購入者のお楽しみですが、
より作品を楽しむためのアクセントとして、とても役立つモノです。
ここがしっかりしているコミックスは、購入動機を高めてくれます。

今までは、基本的に好きな作品はコミックスを購入していたので、
コミックスが持つ効用というものをあまり考えてきませんでした。
しかし今回、それほど好きではなかった作品であっても、
コミックスで読むことによって大好きになるという経験をして、
漫画だけでなく、本というものの魅力を意識することが出来ました。

改めて、紙の本で読む漫画っていいなと思える、良い体験でした。
posted by 山田工作 at 23:47| Comment(0) | 漫画

2016年08月22日

クインシー・ワンダフォー・ビューティフォー!

前回では、クインシー・王の魅力について語りましたが、
今回は、話の最後まで特に浮いた話の一つも無かった彼女の、
物語後の世界でのパートナーを考えてみたいと思います。

幸いと言うか何というか、「ツマヌダ格闘街」の主要キャラで、
年頃で独身の男性キャラはあまり多くないので、
順番に検討していきましょう。

まずは、カイン・ブルツ・トゥーラッド王子。
ミツルのライバルの一人であり、物語の中盤からずっと出ずっぱりでした。
主要キャラの一角を占める彼ですが、一国の王子でもあり、
妃となる人にはそれなりの地位が必要と思われるので、
クインシーがパートナーとなる余地はまず無いと思います。
物語の最後ではエリザとつるんでましたし。

そうすると、エリザの執事である新風イリヤが、
エリザとのカップリングが無くなりあぶれてしまうのですが、
残念ながら彼はクインシーとの関わりが作中ほとんど無い。
また、カインとエルザはビジネスパートナーっぽく、
主従カップリング好きとしてはエルザとイリヤの線も残しておきたい。
ので、彼も除外。

ミツルのライバルキャラとしては、衛府流空手の鷹羽和義もいますが、
彼は作中一の朴念仁であり、直ぐ傍にいる朝倉阿弥に対してすら、
男女間の感情を持っていないように見られます。
また彼もクインシーとの関わりに乏しいため、対象とはなりません。

クインシーとの関わりがある人物、という点で見ると、
王家流太極拳のスポンサーとなったポコロフスカヤ家の人間であり、
次郎との手合わせの際、クインシーとも面識があるであろう、
ドラエの弟、イヴォン・ポコロフスキがいます。

可愛いモノが好きなクインシーですので、
わりと可愛らしい顔立ちのイヴォンは「アリ」だと思っていたのですが、
物語の最後の最後で、アメリカに行ってしまいました。
クインシーや王家太極拳はアメリカに縁はありませんし、
アメリカと日本、台湾との距離を考えると、ちょっと現実的ではありません。

と、ここまで考えてきて気になるのが、
王家太極拳とポコロフスカヤ家の関係です。

先ほど述べたように、王家太極拳のスポンサーはポコロフスカヤ家です。
そしてこのポコロフスカヤ家が運営するスヴェト・ダローガ社は、
ツマヌダ格闘街との提携事業を行っており、これら事業の中心人物が、
ドラエの双子の姉である、アナスタシア・ポコロフスカヤ。通称アーニャ。

本誌での記念大会以降、次郎とクインシーのツマヌダでの戦いは、
アーニャの意向によるところが大きくなっています。
王家流太極拳への支援とツマヌダとの提携はアーニャの専決事業のようで、
アーニャはロシアと日本を行ったり来たりしている様子。
そして20巻カバー内本表紙を見ると、バウワンとミュウミュウ兄妹も、
ボディガードとメイドとして、アーニャと一緒に行動しているとのこと。

ここに、クインシーと接点を見出せそうな男性キャラがいました。

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バウワン・アマンガム。
17巻のキャラクタープロフィールによると、24歳。
クインシーより2、3歳年下といったところでしょうか。
ロシアの武術であるシステマの使い手であり、
アーニャのボディガードとして常に行動を共にしています。

実際のところ、作中ではバウワンとクインシーが絡むシーンはありません。
ですが、作中で明らかになる情報を色々と組み合わせると、
以下のようなことが、ありえなくもないと思えるのです。

アーニャは提携事業のためにツマヌダを訪れる機会も多いでしょうし、
その際には王家太極拳のスポンサーでもあるため、
次郎やクインシーと会うこともあるでしょう。
そしてバウワンはボディガードとして「くそ真面目」に、
その場に同行することでしょう。

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そんなバウワンの様子を見て、その持ち前の性格から、
クインシーは気安くバウワンに話しかけるかもしれません。

「そんなに気負ってちゃ、ボディガードは勤まらないよ」と。

バウワンはシステマの使い手であり、その実力は相当のもの。
ただ、アーニャのボディガードとしては申し分は無いだろうけど、
バウワン一人で、人ひとりの安全を常に確保するのは難しい。
極端なことを言えば、アーニャを庇ってバウワンが死んだ場合、
その後アーニャを守ることが出来なくなってしまう。
バウワンが本当に成すべきことは、自身が盾になることよりも、
常にアーニャや要人の安全確保が図れるような、
安全保障や危機管理のための体制を整えることなのではないか。
そして必要であれば、そのために王家一門は協力を惜しまない。


そんなような話を、二人きりになった時にするかもしれません。

バウワンは、見た目も性格も絵に描いたような「真面目」です。
自身の役割を遂行することにのみ忠実であり、
それは堅さとして表れ、ともすれば周囲との壁となるでしょう。

それに対しクインシーは、かなり砕けた、捌けた性格であり、
敵対していた相手とでも打ち解け、親しくなれるという、
懐の深さを持っています。
常に弟の身を案じ、厳しくも優しく見守る心優しい姉であり、
ただ明るいだけでなく、一本芯の通った女性です。
見た目はとても柔らかそうですが。

ツマヌダ クインシー・王

そんな明るく、暖かく、柔らかな彼女と接するうち、
バウワンの頑なな堅さも次第にほぐれ、
そして次第に彼女に魅かれていくのではないでしょうか。

クインシーにとっても、次郎という寡黙な弟がいることもあり、
バウワンの生真面目さは嫌いではないでしょうし、
イジり甲斐のある男性として、興味を引く存在でしょう。

また、身内をことのほか大事にするのがクインシー。
物語終了時点での人間関係を見てみれば、
ポコロフスカヤ家と王家は身内も同然。
となれば、ロボ家に仕えるバウワンもまた、
彼女にしてみれば身内のようなもの。
より彼のことを心配し、身を案じるようになるかもしれません。

かようなことをつらつら考えるに、
クインシー×バウワンのカップリングは、
ごく自然なものではないでしょうかと、
まあ、そんな感じです。
posted by 山田工作 at 22:10| Comment(0) | 女性キャラ考察

2016年08月19日

クインシー・ワンダフル!

前回の「ツダヌマ格闘街」最終巻の話で触れましたが、
今回はその登場人物である、クインシー・王について、
ちょっと掘り下げてみたいと思います。

クインシーについては以前ちょっと紹介していますが、
コミックスの3巻にキャラクタープロフィールがあり、
具体的に色々な数字などが書いてあるので、
それを基に改めてご紹介。

クインシー・王

クインシー・王。
本名は、王 宮世(ワン グンシー)。クインシーは通称。
台湾生まれの26歳(3巻時点)。
身長166センチ、バスト99センチ

幼少の頃より父から王家流太極拳を学び、
達人である王英才譲りの腕前は相当のもの。
ツダヌマに来た理由は、自分たちが活躍することによって、
父に汚名を着せ一族から追放した台湾の本家に対し、
その実力を証明し、父の拳名を取り戻すため。

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登場当初は気負っていたためか、
周囲に対して挑発的、威圧的であったものの、
本質的には家族思いの優しい女性であり、
明るく、割と誰とでも仲良くなれる性格の持ち主。

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食い気が張っていたりするものの、それもあってか、
ミツルたちや対戦相手とでも直ぐに打ち解けることができる、
屈託の無い子供のような愛嬌がある。

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かと思えば、敵対していた相手であっても、
そのわだかまりが無くなれば、目上の人には礼を持って接し、
教えを乞うことも辞さないなど、大人な面もちゃんとある。

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その家族愛の強さは相当なもので、
必要とあれば自分の非力さを認め頭を下げたり、
敵対していた本家が苦境に陥り助けを求められた際、
二つ返事で受けていた辺りに、彼女の器の大きさと、
家族や一族への深い愛情が感じられます。

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反面、というか何と言うか、家事はあまり得意では無い様子。
割り切りが良く、おおらかでさっぱりとした気風が、
日常生活では大雑把な感じで出てしまうのかもしれません。

まだまだ魅力を語り足りないとは思うのですが、
ヒーローについて熱く語る悪の女幹部のようになっては困るので、
彼女の紹介についてはこのくらいにしておくとして。

さて、こんな彼女でありましたが、
物語の序盤においては、その腕前を披露したり、
ミツルにちょっかいを出したりと出番も多く、
ドラエに対するヒロイン対抗馬なのかな?
と思わなくもない活躍ぶりでした。

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それが中盤以降、孫安福との戦いを経て台湾本家と和解し、
一時的にミツルのライバルが次郎から鷹羽に移行したこともあって、
次郎ともども戦線を離脱。一気に影が薄くなりました。

そして復帰した後も、ミツルのライバルとして次郎だけが注目され、
クインシーの役割といえば、ほぼ解説だけ。
寡黙な次郎の代弁者としての活躍はあっても、
実際に彼女が太極拳の腕を振るう場面は最後までありませんでした。

まあでもこれは、話の展開としてしょうが無いのは分かっています。
終わりが見えた物語にあって、テーマは絞り込まれてきており、
本筋とあまり関係ない部分は削ぎ落とされていくものです。

ただ一点納得がいかないのが、初期からの主要キャラの中で、
ミツル、ドラエ、ラミィ、次郎らは明確にパートナーが決まったのに、
クインシーだけは放ったらかしにされてしまったこと。

例えどんな相手であっても、作中でパートナーが決められていたなら、
そういうものかと納得したのですが、その相手がいなかった。
ワリとカップル厨な気のある自分としては、大いに不満です。

と言うワケで、これからが本題。
独り身のまま物語が終わってしまった今、
クインシーのパートナーに相応しい人物は誰なのか。
これについて、ちょっと考えてみたいと思います。

が。

あまりに長くなったので、次回に続きます。

おかしいな、一回で終わらすつもりだったのに。
何でこうなったんだろう・・・
posted by 山田工作 at 21:31| Comment(0) | 女性キャラ考察

2016年08月17日

ツマヌダ格闘街 20巻

「ツマヌダ格闘街」20巻を購読しました。

商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。お買い物される際には、必ず商品ページの情報を確認いただきますようお願いいたします。また商品ページが削除された場合は、「最新の情報が表示できませんでした」と表示されます。

10年に渡る連載の最終巻です。
最終話のラスト4ページがカラーであったり、
巻末には上山先生による、連載を振り返る長文が載っていたりと、
最後を飾るにふさわしい一冊となっています。

物語は、これ以上ないくらいの大団円を迎えました。
ミツルとドラエについては、第一話以前のエピソードも盛り込み、
二人の関係を締めくくる良い形で落ち着きましたし、
それ以外のほとんどの主要キャラについても、
物語以降の生活の様子が語られています。
しかも、本文で触れられなかったキャラについては、
カバー内本表紙でしっかりフォローされているあたり、
コミックス購入の満足度を高めてくれます。

ただ、個人的に不満な点がひとつ。
自分がこの作品の中で一番好きなキャラである、
クインシー・王の扱いについてです。

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ミツル、ドラエの主役コンビに対し、
最初の壁となる敵として登場した王姉弟。

中でも弟の次郎は、ミツルのライバルキャラであり、
ミツル、ドラエと並ぶ、物語のもう一人の主人公として、
最終話までしっかりと活躍が描かれました。

それにひきかえクインシーはと言うと、
次郎のセコンドということもあって活躍は控えめ。
初期の頃こそ少しは太極拳の腕を発揮したものの、
鷹羽師弟が登場してからはすっかり弱キャラ扱い。

「片付けられない女」なせいで女子力も低めとあっては、
ドラエの対抗馬としてヒロイン争いをすることもならず。
作中登場する女性キャラ随一のグラマーボディも、
いつしかリングサイドにたたずむ飾りと化してしまいました。

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しかも最終話では、次郎には彼女が出来たのに比べ、
クインシーはベルト掛けという存在のまま、特に浮いた話も無し。
連載初期の設定で26歳だったため、最終回時ではもう28歳。
妙齢の女性がこの扱いではあんまりで、ファンとしては悲しい・・・

ですが、モノは考えようで、
物語が終わってしまった以上、この先の展開については、
どのように想像しようとこちらの自由ということ。
以前も同じようなことを言っていましたが、
今こそ自分の妄想力を高める時。

今後近いうちに、クインシーの「物語後」について、
彼女の魅力と「誰が彼氏にふさわしいか」を中心に、
好き勝手なことを書き散らかすかも分かりません。
乞うご期待!?
posted by 山田工作 at 20:10| Comment(0) | コミックス2016