2016年07月31日

7月のながい夜ふたたび

今月はワンフェスがありブログを全然更新できなかったので、
7月中に購読したコミックスを何冊かまとめてご紹介。

「PEACE MAKER」17巻

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長く続いたガンアクション漫画も遂に完結。
作品の途中で主人公がホープからニコラに変わりましたが、
終わってみれば、この作品の主役はやはりホープだったのだなと、
強く印象を受ける最終巻となりました。

巻末の描き下ろし部分が、よりその印象を強めてくれますが、
様々な人たちから全てを託されていたのはホープであり、
そのホープの生き様を描くためこの作品だったのだなあと、
納得のいく終わり方だったと思います。

話の最後で、ホープとピースの対決から数十年後が描かれましたが、
ニコラやミクシィさんがすっかりオバサンになっているだけでなく、
カイルはハゲ眼鏡デブになっているし、
コニーもただの太ったオバサンと化しており、
何と言うか、皆川先生容赦ナシ、といった有様です。

それでも、カイルとコニーがたくさんの子供を設け、
家族となっていたことは、とても嬉しい未来でありました。
このカップルは何と言うか、クリリン×18号のような魅力があります。

より混迷の度合いを深めた、先の見えない世界となっていますが、
それでも未来を感じられる、良い最終回でした。


「よこしまな江口くん」 1巻

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コミックゼノンで連載している作品の初コミックス。
小学生の江口くんが、日常の中で貪欲にエロスを求めていくこの作品。

とはいえ、江口くんの求めるエロスはパンチラやブラチラ、
胸の谷間や揺れる胸の鑑賞といったソフトなもの。
絵柄の可愛らしさもあって、やってることは結構ゲスいのに、
爽やかな気分で読むことができます。

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犬や猫も出てきて可愛いので、動物好きなヒトにもオススメ。


「篠崎さん気をオタしかに!」7巻

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おっぱい巻。

氷川翔先生の絵柄は可愛く整っているタイプなので、
キャラから「お色気」が感じにくい気がします。
それは作品が変に下品にならないという利点もあるのですが、
秋名の「スタイル抜群」という設定が伝わりにくい、
という欠点ともなります。

なので、その特性を補うべく、
今巻はとにかくおっぱい推しです。
揉みます。揉まれまくりです。


「愛気-S」 6巻

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久しぶりに登場したキャラが一人。

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初期の頃、それなりに活躍した鷹取巳卯さん。

承久の親戚らしく傲岸不遜。
かなりの自信家で、それを裏付ける天性の資質を持ち、
また強くなるためなら努力も厭わないようでもあり、
この作品に出てくる強者に多い、いわゆる天才タイプ。

何故いまこのタイミングで再登場?
と考えてみた時、理由として思いついたのは「色」。
数少ない色黒キャラであるので、
紙面のアクセントに呼ばれたのかな、と。

巳卯が登場した代わりに、
オルレアンのオバさんがあっさりリタイア。
カサンドラとヴェロニカが対戦したり、
キャラの整理が進んでいるように感じられ、
今のエピソードも終わりが近付いてきたのかもしれません。

最近、読んでる作品の終了ラッシュだったので、
まだ終わって欲しくは無いのですが・・・。
まあ、見守るより他には無いですね。
posted by 山田工作 at 21:56| Comment(0) | コミックス2016

2016年07月29日

夕空のクライフイズム 10巻

「夕空のクライフイズム」10巻を購読しました。

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今巻で完結です。

1巻からずっと紹介し続けてきた作品ですので、
ここで終わってしまうのはとても寂しく感じます。

ずっとクライフのターン!

カンカンがくがく

夕空のクライフイズム 3巻

夕空のクライフイズム 4巻

おくさん 9巻 + 夕空のクライフイズム 5巻

夕空のクライフイズム 6巻 + トクサツガガガ 4巻

新春小学館祭り

トクサツガガガ 6巻 + 夕空のクライフイズム 8巻

トクサツガガガ 7巻 + 夕空のクライフイズム 9巻

まあ9巻についてはほとんどすっ飛ばしたようなものですが。
しかしこうして並べてみると、色々と発見がありますね。
記事のタイトルを、独自のものからコミックス+巻数に変えていたり、
この作品とトクサツガガガのコミックスが結構同じ日に発売されていたり。

それはそれとして、クライフイズム。
地方の大会で負けて、監督がクビになって終わりという、
まるで打ち切りのような展開でしたが、
最終巻を読んでみれば、まったくそんな感じは無く。
終了が決まってから実際に終わるまでの時間が充分あって、
そのために話の構成を十分にして終わったように見えます。

ツイッターにて手原先生は、
「(自分の)力不足で」
ということを呟かれていましたが、
思う所まで描けなかったとしても、
とても魅力的な作品として終わったなと、自分は感じました。

サッカーに関する小ネタをふんだんにちりばめ、
ともすれば脱線したネタ話が本線になってしまうような構成や、
巻末描き下ろしでのサッカーうんちく話などはとても楽しく、
これによりサッカーをより楽しく、身近に感じた読者は多くいたでしょう。

試合よりも練習や人間関係を重視したストーリーは、
実際にサッカーをしている人や、
人間関係で悩みを抱えている人にとっては、
参考になったり、何かを考えるきっかけになったかもしれません。

何より、「勝つ」という結果だけを求めるのではなく、
「いかに戦うか」という、手段を目的とする話作りは、
結果として最後まで描き続けられなかったということと重なり、
この作品の存在意義を大いに高めているように思います。

手原先生の繊細な絵と大ゴマを多用した「魅せる」紙面や、
静と動、明と暗、軽と重を上手く組み合わせた構成など、
存分に手原和憲節を効かせた、良い作品でした。

最終巻にもしっかり巻末とカバー内に描き下ろしがあり、
本編の内容もシリアスでありながら、
初期の頃のようなはっちゃけた感じもあって、嬉しかったです。

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四股を踏む雨ちゃんとか、はっちゃけ過ぎ。
パンチラとかそういった要素が最後まで無かったのも◎。

今中と雨ちゃんが、最後まで仲が良くて良かった。

未来が感じられる最後で、本当に良かった。


手原先生の次回作を、楽しみにしています。
posted by 山田工作 at 20:08| Comment(0) | コミックス2016

2016年07月25日

ワンダーフェスティバル2016夏への道・当日

ワンダーフェスティバル2016[夏] に参加してきました。

まずは当日会場で気になり撮影した作品のご紹介。

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6-04-05「PHANTOM PROJECT」さんの、ライオン丸とタイガージョー。
とても迫力のある造形で、展示の仕方も凝っていて見応えがありました。
ライオン丸はとても好きなキャラなので、自分もいつか挑戦したいです。

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8-11-14「金魚堂」さんの、翠星のガルガンティアのベローズ。
申し訳ないことにこのキャラも作品も知らないのですが、
小物類の造形や塗装がとても印象的で、
思わず近寄ってまじまじと見てしまいました。
こういう未知の作品と出会えるのも、イベントの楽しみの一つです。

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8-14-16「ももなみらっち」さんの、ビキニっ娘とセーラー服お嬢さん。
おっぱいにつられてついフラフラと寄って見ましたが、
ビキニちゃんの方は表情がとても良く、
セーラー服さんの方はとてもかっちりとした、キレイな造形。
どちらもオリジナルで、展示のみの作品でした。

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5-20-13「アリガトウネ」さんの、桜玉吉とO村。
御緩漫玉日記らしい、味わい深い感じの作品です。
一緒に展示してあったロールちゃんとのギャップが凄まじかったです。

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5-04-02「尾崎翔三工房」さんの、シェルクーフ。
これは見つけた時、思わず変な声が出るほど驚きました。
何故シェルクーフ?
パンドラ好きは多いけど、それでもマイナー過ぎない?
こういう作品が見られるのもワンフェスなればこそですね。

こちらは以前、ブルードラゴンも製作されていたとのこと。
会場では気付かなかったですが、写真をよーく見ると、
シェルクーフの下に小さな何かがいる!
ブルードラゴンでしょうか。芸が細かい。
会場で気付いて良く見ておきたかった・・・

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5-26-01「NorthStar/DeadPool」さんの、スカイライダー怪人、
ムササベーター兄弟&マダラカジン。
ライダー怪人の持つ、怖さ、格好良さ、ユルさが良く表されていて、
中でもマダラカジンの頭部の造形と彩色が、
絶妙にリアルで気持ち悪くて、タマラナイ感じです。

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5-14-11「Dolly Dagger」さんの、獅子。
ブースの前を行ったり来たりしながら、
しばし買うた止めた音頭を踊っていたのですが、
今になって買わなかったことを後悔しております。
見たら買え、気になったら即買えは鉄則ですねえ。

さて、今回購入したのはこちらの品々。

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6-12-10「印内サービスエリア」さんの、約1/1すずめ。

5-30-01「削盛彫造」さんの、necocaのすこちゃん。

7-23-08「スカルチュラはにわや工房+」さんの、ヒキガエル根付。

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7-02-14「有幻堂」さんの、セイバーと赤トンボの紙飛行機

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そして、8-18-09「結晶洞窟」さんの、吉田さんと久ちゃん。
今回のワンフェスの最大の目的物がこちら。
買えて良かったですし、製作者の幼師人さんとも会え、
色々とお話が聞けて本当に嬉しかったです。
メガドラ部長りるなちゃん共々、一所懸命作るでありますよ。

あと、今回もディーラーで参加しました。
当日の当方卓の様子はこちら。

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新作で「団地ともお」より、ともおと本田先生。
「ねこたん。」より、所長と助手。
「バーナード嬢曰く。」より、町田さわ子と神林しおり。
再版で「覇邪の封印」よりテラリン。

新作はどれも結構反応があり嬉しかったです。
あとテラリンは今回で無くなったので最後です。
三年に渡りウチのブースを賑わせてくれました。本当に有難う。

今回のワンフェスの印象としては、人が少なかったように感じました。
お客さんでは、去年のような中国人パワーが無かったですし、
ディーラーでは空卓がやけに目立っていました。
あれだけ空のテーブルが並んでいると、
イベントとしての活況感がかなり削がれてしまいます。

今回は(も?)抽選で漏れてしまったディーラーさんが多いと聞きます。
空卓がどうしてこんなに多くなってしまったのかは分かりませんが、
出られなかったディーラーさんの気持ちを考えれば、
抽選の仕方や空卓にした申込者への対応など、
運営には一考の余地ありかと思います。

まあ何はともあれ、参加した皆さんはお疲れ様でした。
例年以上に充実し、楽しいイベントでした。
また来年も出られるよう、頑張りますです。
posted by 山田工作 at 14:58| Comment(2) | 模型造形

2016年07月01日

トクサツガガガ 7巻 + 夕空のクライフイズム 9巻

「トクサツガガガ」7巻を購読しました。



特撮オタクであることを周囲に隠しながら働くOL、
仲村叶さん(27歳)の生活を描いた描いたこの作品。

最初の頃は、一人抜け忍のように振る舞い、
特オタであることを隠す仲村さんの日常生活や、
特撮によって育まれた生き様、
特撮を通じて得た教訓などが、
この作品のメインコンテンツでした。

それは今でも変わりはないのですが、
吉田久美さんという年齢職業不詳の同志と出会ったのを皮切りに、
ジャンルは違うものの隠れオタクの知り合いが増えてきたり、
そもそも隠す気のないオープンなオタク趣味の人も周りにいたりして、
そういった色んな立場の人たちとの交流によって、
より多くの発見と教訓が得られる作品となってきました。

今巻でも、様々な状況や場面において、
仲村さんと、彼女以外のおおくの登場人物たちが、
日常生活を送る上で大事なことを教えてくれています。

任侠さんのお母さんからは、オノマトペを通じて、
音の響きがもつ印象の重要性が語られ、

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お祭りにおける北代さんの振る舞いからは、
相手の立場に立ったモノの考え方の大事さを教えられ、

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打ち切りとなったテレビドラマの裏話からは、
無理をし過ぎない、ペース配分を考えた生き方という、
とても大事な教訓を得ることができました。

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こういう、多少説教じみた感じになりがちな教訓も、
漫画であれば面白おかしく伝えることができ、
それも言葉だけでなく、ビジュアルで訴えることにより、
より強く読者の印象に残ることになります。

改めて、こういう作品を描いてくれた丹羽庭先生への感謝の気持ちと、
週刊連載でこれだけのものを描き続けることへの畏敬の念を強くしました。

自分自身、特に特撮好きというわけでは無いのですが、
読んでいて面白く、感心させられるエピソードばかりです。
最近では、造形に関係したお話も増えてきたの嬉しいトコロ。
今回はソフトビニール人形についてのエピソードがあり、
ロークオリティを忠実に再現したハイクオリティ作品という、
一見意味不明な表現が見られました。

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以前も、超合金のおもちゃを使ってジオラマを作る際、
「リアルに見せるにはリアルに作っちゃダメ」
という、禅問答のようなやりとりがありましたが、
造形に関するこうしたやりとりは、
自分が造形を趣味にしていることもあって、特に面白く感じます。

また、今巻の中で一番心に響いたのが、
「好き」に関するエピソード。

アイスクリームを、たくさん注文した人と、
悩みに悩んで、一個だけ注文した人、
どちらがよりアイスが好きかなんて、誰にも分からない。

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自分が好きなアイドルに対して、
「好きな気持ちが足りてない」と言ったミカちゃんへの、
仲村さんの返しが、とてもナイスでした。

「好き」というのは量じゃない。
どれだけお金を使ったか。
どれだけ長く好きでいたか。
どれだけ詳しく知っているか。
そんなもので「好き」かどうかが決まるワケじゃ無い。

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これ、どんな趣味にも当てはまる、
とても良い、分かりやすい描写だと思います。

声高に叫ばずとも、胸に秘めていようとも、
好きな気持ちに変わりは無い。

自分も、オタク趣味を職場などでは隠しているので、
密かな趣味嗜好を持つ人の気持ちは分かりますし、
それを端的に代弁する、素晴らしいお話でした。

コミックスにおける描き下ろしは相変わらずふんだんですし、
「ガッカリメイク」に関するお話では作品内作品の世界を広げ、
さらにカバー内本表紙では、その作品内作品の原作を描くという、
とても作品愛に溢れた世界を描いているこの作品。

ラスボスとの対決も、そう遠い話ではないのかもしれませんが、
できるだけ長く続いて欲しいと、切に願っております。


「夕空のクライフイズム」9巻も購読しました。



こちらは既に連載が終了しており、
来月に出る次巻が最終巻となりますので、
来月まとめて感想を書きます。

ところで、今巻には帯が付かなかったのですが、
気が付けば8巻も、帯が付いていませんでした。
多分8巻が出るだいぶ前に連載終了は決まっていたのでしょう。

未来を失った作品の悲哀を、ヒシヒシと感じます・・・
posted by 山田工作 at 20:27| Comment(2) | コミックス2016