2016年03月31日

U12こどもフェローズ

定期購読している漫画誌「ハルタ」。

時々、応募者全員プレゼントの企画をすることがあり、
ハルタ volume 30」において、漫画小冊子の全プレが行われました。

本誌に印刷されている応募用紙を切り取り、
対象となるコミックスに付いている応募券と一緒に、
葉書に張って送るだけで貰えるというモノなのですが、
それが今日届きました。

・・・。
・・・小冊子?

u12kodomo.jpg

U12こどもふぇろーず。

ハルタ本誌と同じB5サイズで、結構厚い。
ハルタ本誌がカラー印刷表紙なのに、こちらはカラーのカバー。
しかもカバー裏にもイラストが有り。

ページ総数368ページ。

50本近くの短編を収録。

これもう小冊子じゃないでしょ。

収録作品の内容も、書き切り読み切りなだけに好き放題。
投げっぱなしやりっぱなしの内容ばかりで、
ある意味読み応え充分。

こんな本を全プレして、今後編集部は大丈夫なんだろうか。

まあせっかく頂いたモノですので、しっかり堪能させて頂きます。
posted by 山田工作 at 22:58| Comment(0) | 漫画雑誌

2016年03月28日

巻きシッポ帝国 1巻 + アフリカのサラリーマン 2巻

最近購読したコミックスをご紹介。今回は2冊。

「巻きシッポ帝国」 1巻



このコミックスの特徴は、フルカラーであることと、
登場人物の全てが犬であるというところ。

大日本帝国をモデルにした「巻きシッポ帝国」を舞台に、
主に旧日本陸軍についてのアレコレをネタにして、
軍隊というものの日常を描いた作品です。

軍隊モノの漫画というと、
以前から紹介している「大砲とスタンプ」がありますが、
これら二つの作品のカラーは全然違います。

「大砲とスタンプ」がお話の中心にしているのは「戦争」です。
戦時下という非常事態における様々な人々の行動が描かれ、
戦闘シーンも多く、登場人物がバンバン死んでいきます。

それに対して「巻きシッポ」が描くのは「軍隊」です。
それも架空の軍隊ではなく、旧日本陸軍についての、
戦地ではなく、兵舎における軍隊の日常がお話の中心です。

陸軍下士官のリク伍長を主人公に陸軍の日常を描くパートと、
未来の士官を養成する陸軍幼年学校の様子を描くパートの二本立てで、
どちらも旧日本陸軍における習慣や風俗について描かれています。

基本的には、軍隊という特殊な集団における、
理不尽で、意地悪なエピソードの紹介が多いので、
戦争シーンが無く人が死なないからといって、
気軽に楽しめるといった感じの作品ではありません。
特に暴力やいじめに拒否感の強い人にはつらい内容です。

ただ、漫画という誰でも読みやすい媒体で描くために、
多分に過激で陰惨な表現は控えられており、
キャラをお犬さんにして、可愛らしい絵柄で描くことで、
随分と読みやすい作品となっています。

これは「大砲とスタンプ」にも言えることなのですが、
可愛らしい絵柄の漫画で描くことにより、
多くの人に興味を持ってもらい、読んでもらうことで、
戦争や軍隊というものの悲惨さや下らなさを伝えることを、
まず第一の目的としているということなのでしょう。

実際この作品では、旧日本陸軍にあったであろう、
ろくでもない制度や習慣がたくさん描かれています。
そういったことを、お犬さんを通じてギャグに昇華することで、
楽しく読みながらそれらについて知ることができ、
こんな経験は絶対にしたくないと思うと共に、
徴兵制のない今の日本に生まれたことを喜ぶことができます。

またそれはそれとして、登場するお犬さんたちは皆カワイイですし、
戦前の軍隊やその周辺の様子を知ることができるので、
読み物としての面白さも十分あります。

comicopixivなどで公開されてもいますので、
まずはそちらを見て頂ければと思います。


「アフリカのサラリーマン」 2巻



アフリカで様々な動物たちがサラリーマンとして働くこの作品。
1巻も紹介していた気でいましたが、していませんね。

まあ、そもそもがウェブで公開されている作品なので、
そっちを見てもらうのが一番手っとり早いです。

一冊5分もあれば読み終えてしまうような軽い作品ですが、
その軽さこそが最大のウリなのかもしれません。
基本はショートギャグ漫画ですので、パッと手に取って、
あっはっはと楽しむのが良いかと。

あと、キャラが全て動物なので、動物好きの方にオススメ。
個人的には、主要キャラがライオン、トカゲ、オオハシと、
ほ乳類、は虫類、鳥類をちゃんと網羅しているのもポイント高し。
こういった動物漫画はどうしてもほ乳類に偏りがちなので、
色んな種類の動物が出てくるのが嬉しいですね。

できるだけ長く、ゆる〜く続いて、
多くの動物が出てくることを期待しております。
posted by 山田工作 at 19:14| Comment(0) | コミックス2016

2016年03月27日

ワンダーフェスティバル2016夏への道・序

夏のワンダーフェスティバルにおける、
版権商品の本申請まであと一ヶ月となりました。

今回のワンフェスでは新作を複数出す予定ですが、
この時期になっても作業が全然進んでいない状態のため、
自分にカツを入れる意味で、現状をアップしてみたいと思います。

IMG_5116.jpg

一つ目。
ねこたん」より、所長と助手。
粘土で本体のカタチはある程度できました。
これをシリコンで型取りしポリパテに置き換え、
細かい造作をして原型完成となります。
本申請までにそこまで終える予定です。

IMG_5118.jpg

二つ目。
バーナード嬢曰く。」より、町田さわ子と神林しおり。
二体セットの予定が、今のところはさわ子しか作っておらず、
それもまだ随分と途中といったところ。
まずは粘土でさわ子を作ってポリパテに置き換えして、
その粘土原型から神林を作ろうと思っています。
なのでさわ子が出来れば後は早い、はず。

IMG_5117.jpg

三つ目。
アニメ「団地ともお」より、ともおと本田先生。
これが一番酷い。全く進んでない。
とにかく顔で大苦戦中です。
最悪粘土原型での本申請ですが、それすら危ういかもしれません。

「ド嬢」はこれまでのワンフェスで許諾実績がありますし、
「ねこたん」も講談社版権なので大丈夫だろうと思っています。
しかし「ともお」は原作が小学館なので、ちょっと不安です。

なので優先順位としては、
ド嬢>ねこたん>ともお
となるのですが、今回はともおが一番作りたい作品なので、
どうにか申請が通ってくれることを願うばかりです。

まあその為には原型をしっかり作ることが大事なので、
これからあと一ヶ月ちょっと、頑張るしかありません。

それでも漫画は読むしゲームもしてしまうのですが・・・
posted by 山田工作 at 22:49| Comment(0) | 模型造形

2016年03月26日

鬼灯の冷徹 21巻

「鬼灯の冷徹」21巻を購読しました。



表紙を飾るは妲己様。とても華やかで良いですね。

ところで「封神演義」で有名な彼女ですが、
彼女に限らず、中華系の作品の登場人物は、
名前の漢字を入力するのが面倒くさいです。

最近はネット検索が優秀なので、ブラウザで平仮名で検索して、
表示された検索結果から漢字の名前部分をコピペしていますが、
中には「ケ蝉玉」のように、同じ人物であっても、
作品によって表記が異なる場合もあるので注意が必要です。

また、本巻収録一話目で妲己と共に登場する野干の檎(ごん)。
「難しい漢字一文字だけ」というのも結構探しにくく、
「野干」という一般的でない名称も変換が面倒です。

hozuki21_gd.jpg

このへん、気を付けてはいるのですが、結構間違います。
出来るだけ訂正していきたいと思ってますので、
見つけた方は遠慮無くコメントなどで指摘して下さい。

hozuki21_haru1.jpg

ワタシが助かりますし、うれしいからです。

さて、鬼灯の冷徹。
もう21巻目となりましたが、相変わらず面白いです。

地獄に関する色々な事が、漫画で面白おかしく描かれていますが、
日本の地獄だけでなくヨーロッパやエジプトの地獄も取り上げたり、
地獄だけでなく天国や現世と絡めたエピソードも多いため、
様々な人物や出来事が次々と登場して、全く飽きることがありません。

例えば今巻では、現世の夏の野外音楽フェスティバルに、
まきみきが参加するというエピソードがありますが、
その際、暑さ対策などの注意点が語られます。

hozuki21_fes.jpg

これなどは現実とリンクしているからこそできるネタですし、
現実を扱っているため、実際に役立つ知識でもあります。
自分は夏の野外フェスなどに参加する予定はありませんが、
夏場に動物園などに行く際には参考にしたいと思います。

また地獄についても知らないことだらけですので、
ほぼ毎回、新しい知識が増えていきます。
十王裁判の順番とか、地獄に住む生き物のことなど、
この作品を読むまで全然知りませんでしたし。

hozuki21_zigoku.jpg

今巻で登場した地獄太夫も全く知りませんでした。
漫画を読んで新しい知識が得られるというのは、
個人的にはとても嬉しい体験です。

知識というのは、いくらあっても場所を取りませんし、
色んな場面や、思わぬところで役立つものです。
まあ役に立たなくても、何かを知っているという、
そのことだけでも、何となく嬉しいものです。

これからも、面白い漫画を通じて、
より多くの楽しみに会えることを願っております。


と、いつもならここで終わるのですが、
今回はそういうワケにはまいりません。

何故ならこの21巻の帯には、鬼灯の冷徹では初となる、
キャラクター人気投票の応募券が付いているからです。

通常、雑誌連載作品が人気投票をする場合は、
掲載雑誌に応募券が付いていることが多いものです。
以前投票した「もやしもん」での人気投票もそうでした。

しかし最近では、コミックスに投票券が付く場合もあり、
最近自分が経験したものでは「ONE PIECE」がそうでした。

そして今回の「鬼灯」では雑誌とコミックス、
両方に投票券が付いていました。
自分の場合、よっぽどのことが無い限り雑誌は買わないので、
こういう人気投票は、ほとんど参加してきませんでした。
ですがこうしてコミックスにも投票券が付いていれば、
せっかくだし参加してみようという気になります。

雑誌とコミックス、両方の販売促進になりますし、
どちらかしか買ってない人でも参加できることで、
より多くの人が楽しめるイベントになります。
作品を盛り上げていくのに、とても良い手法だと思います。

ああしかし、これはとても悩ましい。
もやしもんの、参加者が6人と限られた投票ですら散々悩んだのに、
今回の鬼灯は、投票対象は全キャラクター。
女性キャラに限ってみても、相当な数です。

試みに、好きなキャラを思いつくだけでも挙げてみると、
お香

hozuki17_okou00.jpg

マキ

hozuki19_makiben.jpg

幹(みき)

hozuki19_miki01.jpg

樒(しきみ)

「鬼灯」8巻より 樒さん

チュン

鬼灯の冷徹15巻より チュン

牛頭

鬼灯の嫁候補たち

火車と、この時点でもう7人(匹)。

投票券は1枚。

ああもう、とてもとても悩ましい。

締め切りは4月22日。
これはもう、散々悩みながら楽しむとしましょう。
posted by 山田工作 at 00:37| Comment(0) | コミックス2016

2016年03月16日

歴史と漫画

昨日ブログで紹介した本は、
有名な古典である「日本霊異記」に関するものでした。
古典に関する文献は、学校の勉強では「国語」か「歴史」で習うものですが、
学生時代の自分は、日本史や世界史といった「歴史」が大嫌いでした。

まあ勉強そのものが嫌いだったということもあるのですが、
過去に起こった出来事や、過去の法律、過去の人物などを、
年号と一緒に覚えることに、何の意味があるのかと思っていました。

それでも日本史については、日本で暮らしているので、
テレビや新聞、漫画やゲームなどで、
色々と情報が頭に入って来ます。

特にゲームでは「信長の野望」により、
戦国時代の国の名前や武将についての情報など、
特殊な一部分についてだけは異様に詳しくなりました。

また漫画でも歴史に関する作品は多く、
山岸涼子先生の「日出処の天子
藤原カムイ先生の「雷火
都築和彦先生の「IZUMO」
などで、多分に偏った知識を得たりしていました。

しかし世界史については、触れる機会も無ければ覚える気も無く、
ほとんど全く無知無関心のまま過ごしていました。
そんな歴史嫌いが一変するきっかけとなったのは、
ネットで公開されていた漫画「ヘタリア」でした。

今ではご存じの方も多いヘタリアですが、
自分がネットで見ていた当時はまだコミックスも出ておらず、
国を擬人化した上で、第二次世界大戦の歴史について、
面白おかしく教えてくれるこの漫画との出会いは、
とても衝撃的な出来事でした。

それまで全く知らなかった近代の世界史について、
分かりやすく、かつ興味深く描かれており、
楽しく読めるだけでなく、読めば読むほど、
そのエピソードに関して詳しく知りたくなってくる。

その欲求を満たしてくれるものとして、
インターネットとwikipediaの存在も大きなものでした。

PCをネットに繋げば、気軽に色んなことを調べることができる。
何か一つ、気になる人物や出来事があれば、
そこから派生して、様々なことを知ることができる。
気が付けば、近代からどんどん遡って、
古代世界史にまで興味を持ち、調べていました。

不思議なもので、世界史に興味を持ちはじめると、
日本史にも興味が湧いてきました。
それまで戦国時代くらいにしか興味が無かったのが、
こちらも古代日本に至るまで知りたくなってきました。

そうなってくると、ネットで断片的に調べているだけでは不満で、
図書館で歴史に関する本を借りて読んだりするようになり、
田舎なので図書館に無い本も多いため、
話題の本があれば購入するようになりました。
まさか自分の本棚に世界史の本や日本の古典の本が並ぶとは、
若い頃には想像もしていませんでした。

そして、こうして歴史に関する知識が増えてくると、
漫画に対する理解や読み方というのも変わってきます。

前述の「日出処の天子」や「雷火」などについて、
以前は何となく読み飛ばしていた部分について、
興味をもって、より深く楽しめるようになります。

また例えば、「パイナップルARMY」であれば、
近現代の世界史の知識があることで、
主人公の豪士が関わる問題の背景や大きさが解りますし、
MASTERキートン」であれば古代世界史について、
主人公のキートンと一緒に楽しむことができます。

それ以外にも、「乙嫁語り」や「落第忍者乱太郎」など、
特定の年代について描かれた漫画では、
その時代についての知識があることで、
より豊かに作品世界を楽しむことができます。

意外なところでは「パタリロ!」のようなギャグ漫画でも、
歴史をネタにしたお話しなどが結構登場するため、
ギャグを理解する上で歴史の知識が役に立ったりします。

漫画はそれ自体がとても楽しいものですが、
漫画を入り口に、他のジャンルに興味を持つこともあれば、
他の色んなことに興味を持つことによって、
漫画をより深く楽しめるようになることもあるのです。

いやあ、本当に漫画って、素晴らしいものですね。
posted by 山田工作 at 19:51| Comment(0) | 漫画