2014年12月28日

とめはねっ! 13巻

「とめはねっ!」13巻を購読しました。



前巻から引き続き、夏合宿をしている書道部の面々。
前巻は、海水浴に出かける水着回でしたが、
今巻はお風呂回。

水着よりも露出は増えているハズなのに、
何故かそんなに入浴シーンではそそられず、
下着シーンの方がよりご褒美感の強い感じが。

とめはねっ!13巻

これも、鬼才河合克敏先生ならではと言ったところでしょうか。

また、この脱衣所のシーンにおいて、
加茂ちゃんの下着が意外と可愛らしいことが解ります。

これまでの話の中で、行儀が悪く口も悪いわりに、
心は清純で乙女なところもある女性として描かれてきた、
とても加茂ちゃんらしい下着だと思います。

あと、ほんの1コマのすみっこの方で、
羽生ちゃんがタンクトップブラであることも解ったりして、
本当にこういった細かい書き込み、こだわりが、
素晴らしい作品であることに、改めて感心します。

しかし、前回の合宿でのお風呂シーンが掲載されていたのが3巻。
今回が13巻ということで、じゃあ次回のお風呂は23巻?
おいおい、また随分と先のハナシだなあ、と思う間も無く、
今巻の巻末にて、「最終十四巻」の文字が・・・

島奏恵

と、驚きつつも、やっぱりな、という気も。

3年生たちが卒業した後の鈴里高校書道部というのも、
何か想像し難いですしね。

今巻では、縁についても望月についても、
それぞれ恋模様の進展がありました。

ゆっくりと、でも確実に時間が経過していった「とめはねっ!」。
一体どんな結末を迎えるのか。

終わること自体はとても残念なのですが、
最終回がこれほど楽しみな作品も、そうはありません。
期待しながら、その時を待ちたいと思います。
posted by 山田工作 at 23:54| Comment(0) | TrackBack(0) | コミックス2014

2014年12月25日

シンリャクモノデ 3巻

「シンリャクモノデ」3巻が発売されました。



日々の生活を様々なモノに侵略される、
一話完結型の作品でしたが、今巻にて作品自体が完結。

あとがきにて、あまり人気が上がらなかったため、
竹本先生自身が連載終了を決めたと書かれていますが、
個人的には、色んなバリエーションの侵略があり、
基本、侵略される→何とかするという課題解決型のお話で、
登場人物たちの考え方や個性が出やすく、
魅力的なキャラの多い作品でしたので好きでした。

ただ、SF(少し不思議)コメディの要素が強すぎて、
ラブ要素がほとんど無かったのが残念ではありました。
このへんが、人気低迷の原因でしょうか。
一話完結型のため、キャラの掘り下げがしにくいというのも、
ツラい部分ではあったかもしれません。

とは言え、色んなお話が読めて、
たくさんのキャラと会えるというのが、
よみきりものの作品の良いところ。

今巻にも、自分のお気に入りのキャラはおりまして。

雪坂博子

シンリャクソノ15に登場した、雪坂博子さん。

黒髪、ちょい太眉、眼鏡という地味めの外見に、
ビキニというスタイルがツボでした。

見た目、「トランジスタにヴィーナス」6巻にでてきた、
ズイメンコヴァ・イセリン教授と似ていますが、

イセリン

彼女ほど派手でなく、グラマーでもなく、
活動的でもない、普通な感じがとても良いのです。
何気に、彼氏っぽい男性がいるのもポイント。

シンリャクモノデ 3巻

うーん、やっぱりもうちょっと、ラブの要素が欲しかった。

まあこのあたりは、次回作に期待、と言うことで。
posted by 山田工作 at 22:37| Comment(0) | TrackBack(0) | コミックス2014

2014年12月23日

大砲とスタンプ 4巻

「大砲とスタンプ」4巻を購読しました。



「大砲とスタンプ」については、過去の記事で、
単行本の発行が「年イチ」だということを不満として挙げましたが、
今回もキッチリ1年ぶりです。
2巻の時も、3巻の時も、そして今巻も12月。
こうなってくると、いっそ清清しいというか、
1年の締めくくりアイテムとして固定できそうです。

さて、これまでのコミックスにおいては、
カバーを取った本表紙がひとつの楽しみとなっていましたが、
そこに思いもよらぬ罠が仕掛けてあった今巻。
やはり戦争というものは常に気を抜けないものなのですねえ。

しかし、本編でちゃんとしたご褒美があり。
ラドワンスカ大佐の若かりし頃のエピソードと共に、
ウェディングドレス姿の大佐が。

うむ、買って良かった。

あと今巻では久しぶりに、
イタチモドキのスタンプの活躍回もアリ。

可愛い絵柄ながらエグい内容の速水螺旋人先生の作品にあって、
こういったカワイイエピソードがちょいちょいと入っているのは、
大手出版社の講談社ならではなのかもしれませんが、
ライトな読者としては、編集部グッジョブと言った感じです。
posted by 山田工作 at 22:16| Comment(0) | TrackBack(0) | コミックス2014

2014年12月16日

青春しょんぼりクラブ 9巻

「青春しょんぼりクラブ」9巻を購読しました。



タイトルのわりには、登場した主要キャラのほとんどが、
フったりフられたりを経験しているという、
実は十二分に青春している、そんな学園ラブコメも9巻目。

今のところ色恋沙汰と無関係なキャラって、
手芸部の部長くらいでしょうか。

仁多弘恵

まあ、妙に悟ったところのある女性ですし、
今は部活を中心とした高校生活を満喫中なのでしょう。

って、そういえばもう一人いました。
色恋沙汰と無縁で、部活を満喫している人物が。

アニ研部長

ご存じ、アニ研(アニメ研究会)部長。
修学旅行に行った先でも微塵も変わらぬ、
ロンリーソルジャーっぷりを発揮しております。

今巻では、2年生が修学旅行で京都に行ってしまったため、
学校に残っているにまたち1年生と、
京都にいる2年生の、二元中継的な展開となっており、
そこでストーリー上重要な役割を果たしているのが、
高校生ならみんな持ってる、携帯やスマートフォン。

青春しょんぼりクラブ 9巻

離れていても、瞬時に連絡が取れるだけでなく、
いざという時に手元に無くて連絡が取れなかったりして、
そのことによりストーリーが二転三転する。

昔も今も、ラブコメで重要なのは「すれ違い」だなあと、
強く認識させてくれるアイテムとなっています。

また、ラブコメに限らず、学園モノの作品においては、
登場人物たちの「成長」も、大事な要素だということを、
意外なキャラが示してくれました。

大社宗一郎

実際、人間性が大きく変化する高校生という時期に、
恋愛という密な人間関係を経験するということは、
その後の人生に大きな影響を与えることでしょう。

そんな中でも、一番特別な行事が修学旅行。
日常を離れた空間、大勢と一緒に過ごす濃密な時間。
いつもと違った刺激を受けること間違いなし。

そんな修学旅行。
終わってみて、一番人間的に成長したのは・・・

簸川諒

彼、簸川諒。

留守中、にまに預けた限定品のフィギュアを破壊されながらも、
怒るどころか、悟りを開いてそれを許すという、
京都に行った恩恵を一身に体現して見せた涼くん。
もともと融通無碍なところのある人物でしたが、
隠岐島と二人で語り合ったことも意味深で、
一気に高い次元へと旅立ってしまいました。

涼くん、生`。

そして、そんな特別なイベントに、
参加すらできなかった可哀相な方も一人。

乃木巴

生徒会副会長、乃木巴さん。
インフルエンザにて自宅療養。

ラブコメにおいて、主人公たちを置き去りにして、
ラブラブ馬鹿ップルぶりを披露するキャラというのは、
一種の華だと思っているので、
数少ないラブ全開な彼女が居なかったのは、まさに残念無念。

もう一組の成立カップルである香菜ちゃんも、
最後の方にちょろっと出てきただけで、
いつものツンデレっぷりを発揮することもなく・・・

その点では、ちょっとしょんぼりなのでした。

でも、修学旅行という特別イベントは良かったですし、
また何やら不穏なキャラが登場したり、
最近あまり目立たなかった依子ちゃんが、
そろそろまた主役に躍り出そうな雰囲気があったりと、
まだまだ色々楽しめそうで、嬉しい巻でした。
posted by 山田工作 at 23:03| Comment(0) | TrackBack(0) | コミックス2014

2014年12月15日

トクサツガガガ 1巻

「トクサツガガガ」1巻を購読しました。



コミックナタリーの紹介記事を偶然見つけて、
内容にとても惹かれたので、見ずてんで購入。
結果的には大正解な一冊でした。

特オタ(特撮オタク)の主人公、仲村叶さんは、
26歳独身、一人暮らしのOLさん。

見た目がそれなりに良く、
自炊をしていて、お弁当を作ったりもするため
同僚のOLからは女子力が高いと言われたり、

女子力

特撮グッズを得るための必死の努力の結果、手にした肉体も、
見た目に気を遣い努力しているのだと思われたりしますが、

仲村叶

本人は、特撮は子供の、男の子のためのものであり、
それにハマっている自分を奇異なモノと認識し、
日々を平穏無事に送るため、趣味を隠し、
特オタではない一般人として必死に振る舞います。

またそうは言っても、好きなものは好きなので、
日常の中にさり気なくオタクなものを忍ばせて、
上手くバレずに過ごせることに悦に入ってみたりと、
隠れたオタク趣味を持つモノならば、
「あるある」と思うような行動をすることも。

トクサツガガガ

そんな彼女の日常を、共感と、
ちょっと憧れのような感じを受けながら、
楽しく読むことができました。

またこの作品では、何故オタク趣味は恥ずかしいと思うのか、
そして何故周りの人に隠そうとするのか、というテーマにも触れており、
好きなのに隠さざるを得ない、という事実に、
ちょっと淋しさや悲しさを感じたりもします。

ジュウショウワン シシレオー

自分が好きなことを楽しむことに、後ろめたさを感じる。
そんな必要は全く無いのかもしれないけど、
おおっぴらにする気にはなれない。
だって、自分は大人だから・・・

作中、仲村と同じ悩みを抱える女性が登場します。

吉田さん トライガー

彼女の悩みもまた、同好の士として良く解るものですし、
彼女と仲村の、同じ趣味であるにもかかわらず、
それでも警戒し、ギクシャクとした交流をしてしまう様子など、
これまた「あるある」と感じてしまうもの。

とにかく読んでいて、共感度の高い作品でした。

特撮好きなひとには勿論のこと、
周囲に自分のオタク趣味を隠しながら過ごしているひとにオススメ。
きっと、仲村さんの生き様に感動すること受け合いです。
posted by 山田工作 at 22:43| Comment(0) | TrackBack(0) | コミックス2014