2014年11月29日

夕空のクライフイズム 3巻

「夕空のクライフイズム」の3巻が発売されました。



これまでの1、2巻では、ドリブルの技術はあるものの、
スタミナ不足がネックとなっていた今中クンが主役でしたが、
この3巻では、女子マネージャーの雨ちゃんが主役。
彼女が何故、今中に惹かれているのかということと、
それにも関係する、雨ちゃんの過去が語られます。

これまでモヤモヤしていた部分の説明がなされ、
それにより登場人物たちの立ち位置というか、
今後への意気込みがよりはっきりとして、
読んだ後には、とても良い清涼感を味わえました。

本編の最後が、今中の決意表明と、
それを聞いた雨ちゃんの、1ページ丸々の笑顔という、
何だかこのまま終わってしまいそうな構成だったため、
思わず不安になってしまいましたが、大丈夫、まだ続きます。

巻末には描き下ろしのオマケ漫画があり、
相変わらずマニアックなサッカー小ネタが展開。
何と言うか、本編の余韻を台無しにしてくれる面白さ。

カバー内本表紙も描き下ろし。
こちらは、今巻のハイライトとも言うべき、
雨ちゃんの足の太さに関するサッカー部員会議という、
高校生男子らしい健全なディスカッションと繋がっており。

夕空のクライフイズム 3巻

マジメな顔して皆で真剣に、
やや下ネタ的なことを話し合う。
これぞ青春。これぞオトコノコ。
しみじみと、男って馬鹿だなあと感じられること受け合いです。


ここで一つ、オマケ的なものを。
キトラ」という漫画総合サイトにて、
手原先生が、クライフイズムのおまけ漫画の出張版とも言える、
描き下ろしの2P漫画を描いておられます。

ひょっとすると期間限定かもしれませんので、
皆さんこの機会に、是非見ておいたほうが宜しいかと。
posted by 山田工作 at 19:36| Comment(0) | TrackBack(0) | コミックス

2014年11月28日

てくてく 東海道ぬけまいり  1巻

「てくてく 東海道ぬけまいり」 1巻を購読しました。



時代劇中心の漫画誌である「コミック乱」にて連載中のこの作品。

江戸時代の「お伊勢参り」が盛んな頃、
江戸から伊勢を目指し、子供二人が東海道を旅するお話し。
主人公は、宮大工の父親に会うのが目的の少女「いち」と、
その親戚で、いちよりは年長で旅を主導する「十さま」こと伝十郎。

てくてく 1巻

タイトルに「ぬけまいり」とあるように、
あくまでひっそりとした道行き、なハズなのですが、
お子様二人の旅はひたすらのん気であり、
登場する旅人や所の人たちも基本良い人たちばかりで、
いちのワガママにより予定外の行程になりながらも、
何となく順調に、ゆっくりと旅は進んでいきます。

山崎浩先生による、江戸時代の東海道の描写は味わい深く、
子供二人の歩む速度にあわせて、じっくりと楽しむことができます。
お伊勢参りの風習や江戸時代の風俗についても描かれており、
知らないことも結構多く、とてもためになりました。

この1巻では、江戸の品川宿から始まって、
九話かかって小田原の手前まで来ました。
子供の足とはいえ、かなりゆっくりです。
掲載誌が月刊誌であるので、年1ペースでの発刊でしょうか。
まあこのゆっくりさを楽しむのが吉なのでしょう。

また、山崎先生と子供の組み合わせとくれば、
当然あるのが、裸。
ええ、もちろんありますとも。
ここにアップはいたしませんが。
見たい方は、是非購入していただきたい。
そして山崎先生の魅力に触れていただきたい。
さすれば自然に、他の本にも興味が湧くことでしょう。

山崎先生の他の作品でオススメしたいのが、
モーニングに掲載された「ふしぎふしぎ」。



A5判フルカラーという豪華な仕様で、
自然と少年少女たちを描いた美しい水彩画が、
優しいお話とともに綴られています。
そしてもちろん、ハダカもありますが、
それはそれとして、それ抜きにしても、
とても見ごたえのある本となっています。
是非ご覧あれ。
posted by 山田工作 at 23:56| Comment(0) | TrackBack(0) | コミックス

2014年11月27日

コムサ・デ・ギャル子ちゃん

「おしえて! ギャル子ちゃん」 1巻を購読しました。



無料で公開されているウェブコミックなので、
ご存知で無い方は、まずはそちらで読んで頂くとして。

今回のコミックスは、A5判という大きめのサイズで、
ウェブ掲載時と同じくフルカラーでの出版となりました。
素晴らしいことです。
所有する悦びが感じられます。
カバーの装丁もカラフルで良いですし、
カバー内には描き下ろしの1色漫画あり。
本誌内にも多数のカラー描き下ろしあり。
コミックスを買った甲斐があるってものです。

さて、この作品では毎回ハシラの部分にキャラ紹介が書いてあり、
ギャル子、オタ子、お嬢について色々知ることができ、
この情報の蓄積により、より一層キャラへの愛着が深まります。

そんなハシラ文、ちょこっとしか登場しない脇役についてのモノもあり、
これがまた良い塩梅に、キャラへの興味を湧き立たせてくれます。

中でも特に気になったのが、15話に登場した「ツン乃」ちゃん。

ギャル子ちゃん ツン乃

気になる男の子につい意地悪をしていまう小学生女子ですが、
見所は何と言っても、水着の下の日焼け跡。
日焼けした部位と、スク水によって日焼けしてない範囲と、
そこに身につけたプライベート水着のおりなすコントラスト。
素晴らしい。
これぞカラーのなせる技。

ギャル子のおっぱいに涙目で退散させられたり、
その後牛乳をガブ飲みしている姿も可愛い。
また、この娘についての描き下ろしもあり。素晴らしい。


今回「ギャル子ちゃん」は、ウェブ掲載時と同じように、
フルカラーでのコミックス化となりましたが、
これは実は、とてもありがたいことです。

紙媒体で発表されている漫画のほとんどは、
雑誌ではカラーだったページも、
コミックスでは白黒で印刷されています。
これって、一昔前ならいざしらず、
漫画にこだわりを持って楽しんでいる人が増えた現在では、
正直、出版社は読者をナメてんじゃないかと感じる部分です。

カラー印刷は経費がかかる?
それならコミックスの値段を上げればいい。
それでも、その作品、その作者が好きな人は買う。
漫画を値段で選ぶような層の人は、そもそも買わないでしょう。

また、印刷部分のことを言うなら、
せめて電子書籍では、カラーをそのまま再現して欲しい。
これについては、経費はほとんど変わらないでしょうし、
紙媒体との差別化になって良いのでは?

電子書籍と紙の本を差別化するのには消極的だったり、
そもそも印刷出版数を減らしたくないだとか、
出版社によって色々と都合はあるのでしょうが、
カラーをカラーでちゃんと楽しめるよう、
もうちょっと読者目線で考えて貰えたらなあと思っています。
posted by 山田工作 at 23:11| Comment(0) | TrackBack(0) | コミックス

2014年11月24日

グッドモーニング、イブニング、アルティア

最近購読したコミックスをご紹介。
今回はモーニング&イブニング。

「オールラウンダー廻」15巻



全日本選手権は女の戦いがスタート。
リング上での戦いも熱いのですが、
リング外での舌戦もなかなか。

オールラウンダー廻15巻

ヒトをモビルスーツ呼ばわりして、
心理的にダメージを与える女性登場。
ご丁寧にコピーライト付きで。

真剣勝負を描きながらも、こういったユルさもあるのが、
この作品の魅力のひとつですね。


「鬼灯の冷徹」16巻



これまでもたくさんの動物が登場した「鬼灯」ですが、
今巻でも様々な動物たちがお目見え。

パン吉

初江王の補佐官としてパンダが。

初江王 カカポ

初江王の部下(?)としてカカポなどの珍しい鳥が。

鬼灯の冷徹16巻

ベルゼブブ氏も、ハエと化して登場。

これほどまでに動物が登場する漫画は、
「動物のお医者さん」以来かと。

巻末の描き下ろしも、当然の如く動物だらけ。
そして熊牧場に行きたくなること受け合い。
詳しくはコミックスで。


「チクホー男子☆登校編」



モーニング誌にて連載していたこの作品。
残念ながらもう終わってしまったのですが、
こうしてコミックスが出たのは喜ばしい限り。

また、タイトルに「登校編」とあるので、
ひょっとすると、今後新たな展開があるかも?

作品の内容としては、登校編の名のとおり、
イケメンかつ馬鹿な高校男子二人が、
電車通学中に繰り広げる、他愛も無く、
バカバカし過ぎるトークを、
ただただ読み続けるというもの。

現実であればイラっとくるような状況ですが、
二人の会話があまりに馬鹿過ぎるのと、
筑豊の方言の持つ、何ともいえない丸みによって、
読んでいて笑え、尚且つ二人が可愛く見えてくる不思議。

また、二人の会話にしか登場しないキャラたちについて、
だんだん詳しくなり、「見てみてえ!」と思えてくるのは、
通勤電車マジックとでも言う現象でしょうか。

tikuho00.jpg

めちゃめちゃ気になる、「胸毛」君。
一体どんな姿をしているのか。

見たい!
でも見れない。

そんな魅力の詰まった一冊でした。
posted by 山田工作 at 22:17| Comment(0) | TrackBack(0) | コミックス

2014年11月22日

コンプラ終了

最近購読したコミックスをご紹介。
今回はコミックゼノンに掲載の2作品。

「のぼさんとカノジョ?」 4巻



野保くんと幽霊のカノジョの生活ぶりを、
ニヨニヨした目線で愛でるのが目的のこの作品。
二人の関係もこなれてきて、安定感が出てきました。

そのためか、今巻では脇役の方にフォーカスがきており、
中でも男性陣が目立っていました。

路部

のぼくんの従姉妹、千夏ちゃんの可愛さにあてられ、
一人七転八倒を繰り広げるのぼくんの隣人、路部氏。

のぼさんとカノジョ?4巻

女性の豊かな胸をガン見。
正にゲスの極みな宮本氏。

オシャクソ 近藤

的確な状況判断により、
多大な勘違いをする近藤氏。

牧村深由

そして女性陣では、不可抗力とはいえ、
何故かのぼくんにMっ気を開眼させられてしまった牧村さんが、
お色気担当として華を添えるといったカタチで、
男性読者にも女性読者にも応える、隙の無い構成となっています。

巻末の描き下ろしこそ無かったものの、
各話の幕間とカバー内にはちゃんと描き下ろしアリで、
コミックス派のヒトもウレシイ。素晴らしい。

今巻では終盤にかけてジェットコースターのような急展開で、
次巻がとても待ち遠しくなること請け合い。
そんな次巻は、2015年夏発売予定!!

って、長いわ!!!


「コンシェルジュプラチナム」 10巻



なんと、最終巻となってしまいました。
やや唐突な終わりだなあと感じなくはないですが、
何か問題が起こる→解決する、という1話完結型の作品だけに、
続けようと思えばずっと続けられるため、
10巻という丁度良い数字で区切りとされたのでしょう。

フィナーレということで、カバーイラストは豪華。
主要登場人物が総出となっております。
そして話の中でも海水浴回があり、
女性陣の水着姿も勢ぞろい。
ラストにふさわしい内容となっております。

コンシェルジュプラチナム10巻

当ブログでは十津川主任を中心に、
主に女性陣のビジュアルについての記事がほとんどでしたが、
最後にちょっと真面目な感想を述べますと、
九音の心理学的解説を通じて、
人間に興味を持つことの大切さを教えられた作品でした。

良いことも悪いことも、それを決めるのは自分の心なのですが、
その心に人間関係というものが大きく関わっている以上、
他人の考えや行動というものは決しておろそかにはできない。

逆に言えば、他者に関心を持つことによって、
自分の心が豊かになる。

相手を理解しようとすることで、
相手の考えや行動を変えることはできなくても、
自分の中の、相手の捉え方を変えることができる。
それにより、より深い人間関係になることができるかもしれない。

全ては自分の中にあるけれども、
それを変えることができるのは、他者への関わり方次第。
だからみんな、周りの人に関心をもちましょうよ、と、
この作品を通じて、藤栄先生はおっしゃりたかったのだと思います。

・・・と、言うようなことはさておいて、
本当のトコロを申しますと、
九音の女性関係に決着が着かなかったのが、
不満と言えば不満ではあります。

十津川主任

十津川主任とのやりとりの場面はあり、
それはそれで大層ニヨニヨできて嬉しかったのですが、
最終的な結論は出ず・・・

これはあれか、続編に持ち越しということか。

自分の中で想像の物語を膨らませるのも楽しいことではありますが、
作者が責任を持って最終結論を描いて下さるなら、
それに勝る悦びはありません。

今後も期待して、次回作を楽しみたいと思います。


最後に、カバーイラストについて。

九音の隣にいるのが、十津川主任とイリエちゃん。
これはあれですかね、この二人に絞られたってことですかね。
笑美ちゃんには悪いけど、自分的にはとても嬉しい。
是非その線で行っていただきたい。

あと、八重島がムダにイケメンでムカつく。

そげな感じデス。
posted by 山田工作 at 23:59| Comment(0) | TrackBack(0) | コミックス