2014年08月27日

賃貸の魔王

最近購入したゲームが思いのほか面白かったのでご紹介。

メゾン・ド・魔王

元々はXBOX360でリリースされて、その後PC版も出たようですが、
自分は3DS版が出るまでしりませんでした。

ゲーム内容は、アパート経営をする魔王(プレイヤー)が、
自分のお金を冒険者たちから守るため、
アパートの店子であるモンスター達を戦わせる、というもの。

最初はぼろっちいアパートなのですが、
住み着いたモンスターの機嫌を取るために内装を良くしていくと、
それにつれてモンスターの能力が上がっていく、
というのがこのゲームのポイント。

勇者たちとモンスターを戦わせる部分は、
リアルタイムシミュレーションゲームっぽいのですが、
アパートの部屋を改装する部分は、どこか箱庭ゲーム的。

更に、アパートで暮らすモンスターたちには、
勇者たちを倒すということよりも重要な「日常」があり、
日々、仕事に行ったり、買い物や遊びに出かけたり、
部屋の中で色々なことをして過ごしたりしています。

また、最初は一部屋につきモンスターは一匹なのですが、
勝手に恋人を連れ込んで同居したり、
子供を作って家族で生活したりします。

こういった、モンスターが「日常」を通じて育っていく姿は、
育成シミュレーションゲームとも言えましょう。

これだけ色んな要素があるにも関わらず、
操作は単純で、チュートリアルもあるので始めてでも安心。
何もしなくても時間はどんどん進んでいきますが、
むしろその流れを、ゆったりと楽しむような遊び方ができます。

とは言え、油断してるとあっさりモンスターは全滅、
魔王はスッテンテンにされてしまうのですが・・・。

ちなみにと言うか何と言うか、
現在ウチに住んでいるモンスターたちの中で唯一のカップルが、
妻:売れない漫画家
夫:無職
という職業構成で、何だか目頭を押さえずにはおれません。

メゾン・ド・魔王

と思ったら、夫の方が就職してきたとのこと。
こういう変化がリアルタイムで起こります。

mdmaou_01.jpg

って何じゃーい!「猫エサ充填係」って!
こういうふざけたテイストも、可愛い絵柄と相まって楽しい。

そうこうしてるうちに、妻の方が転職しました。

フィギュア造型士

何と、フィギュア造型士。
ああっ、良いなあ!
オレがなりてえ!
posted by 山田工作 at 19:44| Comment(0) | ゲーム

2014年08月25日

チャイナっ娘シンドローム


「鬼灯の冷徹」15巻が発売されました。



今巻で一番目立っていたのは、ほぼ新登場と言って良い、
キョンシーのチュンさん。

鬼灯の冷徹15巻より チュン

以前、五道転輪王の第一補佐官として、
十王の食事会に、ちょこっとだけ登場していました。

その時は、かいがいしく五道転輪王に飲み物を注ぐ、
可愛らしい女性のように見えましたが、
実際は、物理的に破壊力抜群な、女キョンシーでありました。

鬼灯の鼻血

まさかの、チュンの蹴りで吹っ飛ぶ鬼灯。
鬼神をも凌駕する、馬鹿力の持ち主です。

さて、キョンシーと言えば中国。
チュン自身、中国生まれのキョンシーなので、
中国人キャラと言えるでしょうが、
漫画世界において、女性の中国人キャラは、
かなり類型化されております。

具体的には、概ね以下のような特徴があります。

1)語尾に「アル」が付いたり、
  よく「アイヤー」とか言ったりする。

2)黒髪。

3)細目かツリ目。

4)小柄、ないし細身。

5)運動神経が良く、身軽。

6)最強の存在では無いが、相当強い。

7)直情径行で、発言は簡にして要。
  言いたいことを、単語のみでポンポンしゃべる。

8)自分の欲求に忠実なため、他者と対立しがち。

9)反面、自分が心服した相手には大人しくなる。
  ※特に、最初は主人公と敵対関係だった場合、
  「戦いに敗れた後、主人公に惚れる」までがテンプレ。

10)だが決して、メインヒロインにはなれない。

なんだか、チュンの特徴を挙げたのかってくらい、
見事に当てはまりますね。
2、3項目でちょっと違うかな、という感じですか。

上記項目がばっちり該当するキャラは他にもいます。

例えば、「らんま1/2」の、シャンプー。

らんま1/2 シャンプー

ほぼ完璧に、上記項目が当てはまります。
作品自体が有名で、人気キャラでもあるため、
漫画に登場する中華系女性キャラの代名詞とも言えます。

次に、「キン肉マンレディー」より、ラーメン娘。

ラーメン娘

彼女も、上記項目ほとんどが該当。
ただ、「負けて惚れる」相手が、同性というのがアレですが。
キン肉マンレディーは、主人公がヒロインでもあるので、
嫁として狙う超人がたくさんいてタイヘンです。

ラーメン娘の場合、10)については相当微妙なのですが、
それならばと、スピンオフで自ら主役を張るあたり、
本家ラーメンマンと一緒で、流石です。
それだけ魅力的なキャラだということなのでしょう。

次々いきます。

摘鶴燐(つんつるりん)

Dr.スランプ」より、摘鶴燐(つんつるりん)。
ジャンプにおける、中華娘キャラの元祖(?)。

彼女の場合、バトルキャラではありませんし、
脇役の空豆タロウとくっつくので、
色々当てはまらない項目はあるのですが、
実は結構わがままで気が強かったりと、
該当する部分も多くあります。

超能力という反則技により、とても強いですし。


変態仮面 四季春夏

同じくジャンプ作品、「究極!!変態仮面」より、
四季春夏(しきしゅんか)。

彼女もほとんどの項目が該当。
しかも、主人公と結婚までしてしまいます。
それなのに、メインヒロインでは無いという不思議。

連載初期からいるヒロインを食ってしまうという、
ある意味、とても中国らしいキャラだとも言えます。
春夏自身、パロディキャラですし。


三四郎 華留姫(カルキ)

「三四郎²」(さんしろうのじじょう)より、
華留姫(カルキ)。

彼女も、ほぼ全てあてはまりますね。

ただこの作品、ラブコメと言うよりはギャグ漫画なので、
三四郎(男)を巡る恋愛沙汰もギャグになってしまいがちで、
しかも、ヒロインの三四郎(女)と張り合うライバルキャラに、
高飛車真里という、大富豪の娘でプライドが高く、
美人でスタイル抜群で金髪ロングヘアーなキャラがいるため、
残念ながら「らんま」のシャンプーほど、カルキは目立っていません。

三四郎2 高飛車真里

こちらが高飛車真里。
こういう、メインヒロインと張り合う金持ち美人キャラというのも、
いつかまとめて記事にしてみたいものです。


馬 連華(ば れんか)

史上最強の弟子ケンイチ」より、
馬 連華(ば れんか)。

彼女の場合、
・作品に登場する女性キャラが多すぎる
・そのせいもあって、出番が限られる
・そもそも「絶対的ヒロイン」とも言うべき、美羽がいる
といった不利な条件が並んでおり、
どうにも作品内での存在感が薄い。

しかも、お色気を担当しようにも、
登場する女性キャラほぼ全てがお色気担当という、
どうにも嬉しい困った特徴のある作品のため、
彼女独自のポジションを確立しづらい状況にあります。

だがしかし。

中華娘キャラは、その外見的特徴だけで、
キャラの傾向を直ぐに理解してもらえるという、
「分かりやすさ」を獲得しています。

馬連華も、下手をすれば、黒髪でおっぱいの大きい、
ちょっとお色気過剰な女の子として埋没しかねないのが、
チャイナっぽい服装をしているだけで、
そのキャラやポジションが、素早く読者に伝わります。

それだけ、漫画の世界において、
「中華娘」というキャラが確立されているということなのでしょう。

そして彼女たちは、作品世界に「中華」という、
特別なスパイスを加える、魅力的な存在でもあります。

普遍化すれども、陳腐化はせず。

チャイナっ娘たちは、今日も元気に漫画の世界を飛び回り、
独特かつ確かな魅力で、読者を楽しませてくれるのです。
posted by 山田工作 at 22:58| Comment(0) | TrackBack(0) | 女性キャラ考察

2014年08月23日

WiiU、遥か・・・

寝っ転がりながら「ファイアーエムブレム 紋章の謎」(SFC版)をやる、
という目的を果たすため、WiiUを購入しました。



とりあえずこの、「Wii U すぐに遊べる スポーツプレミアムセット」というのであれば、
無料で遊べるスポーツゲームがあるようなので、コレと1000円分のプリカを購入。

さっそくテレビに繋いで電源オン。
すると、本体の更新のためネットに繋げという。
OKOK、ウチのルーターはカンタンセッティングのできるタイプだから、
ボタンをぽちぽちと押してネット接続完了。
そして本体更新に入ると、大体の終了時間が表示される。

「あと、2時間30分」

おいい? えええ?

いくらウチが低速ADSL(1Mタイプ)だからって、ちょっと・・・

まあ文句を言ったところで更新が早くなるわけでもないので、
おとなしく終わるのを待つしかない。

やっとのことで更新が終わり、今度は無料のゲームを遊ぼうとすると、
またここでも更新が入る。今度は1時間。
仕方がないし、待つしかない。

さて、やっとのことで無料ゲームを遊ぶことができたが、
本来の目的はそこではない。
プリカの登録を行い、紋章の謎をダウンロードするのだ。

だがちょっとまて。
その前に、WiiにダウンロードしたVCなどのゲームデータを、
WiiUに移すことで、それらがWiiUで遊べるようになるし、
Wiiを片付けられるから、そこにWiiUを置ける。

じゃあまず引越し作業だととりかかったら、またそれが時間がかかり。

ただまあ、この作業中はずっと、
画面の中でピクミンたちが一生懸命データを移す作業をしており、
これを眺めてられる分、苦痛は少なかったが。

piku.jpg

それでもたっぷり1時間はかかった。
この引越し作業、Wiiにダウンロードしてあったゲームの、
セーブデータなどはSDカードを使って移すものの、
ゲームそのものはWiiUにダウンロードし直すことになるため、
ゲームの本数が多いひとは、相当時間がかかることでしょう。

時間はかかったものの、この引越しをして良かったのは、
WiiUのゲームパッドとWiiリモコンがあれば、
テレビが無くてもWiiのゲームが遊べるというのが判ったこと。

てっきり、Wiiリモコンを使うゲームはテレビが必要だと思っていたので、
ゲームパッドをスタンドで立てて、それに向かってWiiリモコンを振れば、
ちゃんと認識してWiiのゲームが遊べるのは、ちょっと感動でした。

その後、VCのFE紋章の謎もダウンロードして遊んでいます。
スーファミのゲームを、ポータブルなハードで遊ぶ感覚は中々新鮮です。
画面もキレイで音も良いですし、しばらくはこれで楽しめそうです。
posted by 山田工作 at 22:00| Comment(0) | TrackBack(0) | ゲーム

2014年08月20日

虫の名は

毎年、全国のどこかで虫の大発生が起こっています。

ウチのあたりでも、7月に蛾の大発生があり、
8月になって、バッタが大量に出ました。

蛾については、行政から注意喚起の文書が出て、
マイマイガであることが判りました。
触れると、痛みを伴うかぶれや発疹を起こすとのことで、
むやみに虫を捕まえたりするクセのある自分としては、
こういう情報を得られるのは有り難いことです。

ところが、バッタについては特に注意情報が出ていません。
職場の人などは、イナゴの大量発生だろうと言うのですが、
そういえば、そもそもイナゴとバッタの違いが何なのか知りませんでした。

普段、何かと目に付く虫たちですが、あまりに身近すぎて、
その名前や特徴などを良く知らない、ということはまま有ります。

そんな時役に立つのが、この「虫の呼び名事典」。



身近にいる虫70種類について、大きな写真と解りやすい解説文が載っており、
普段見かける虫について調べるのに役立つだけでなく、
パラパラと見て楽しく、読んでも面白い本となっています。

A5サイズの誌面いっぱいに、白バックで撮影された虫が載っており、
とにかくひたすら虫の姿を堪能できるのがこの本の特徴で、
ひょっとすると、実物を見るよりも良く見えるかもしれません。

また、載っている虫が本当に身近な虫ばかりで、
そんな虫たちのどアップ写真を見ていると、
今まで気が付かなかった可愛らしさなどが感じられ、
改めてそれらの虫の実物が見たくなります。

どの虫も、美しく面白いのですが、中でも特に目を惹いたのが、
「ビロードツリアブ」のページ。

ビロードツリアブ

アブですよ、虻。
あの、プイ〜ンとそこらを飛んでいるちっこい虫を、
こんなに大きく、こんなに綺麗に、
こんなに可愛らしく載せている本は、他に無いと思います。

とにかく、どの虫も綺麗に撮られていて写真集のようであり、
その虫についての解説文はとても読みやすく、
また、写真脇の柱の部分に書かれている「一言コラム」が、
虫への愛情が溢れていてとても良いのです。

例えば、「コカマキリ」についての一文。

 地味なカマキリだが、カマの内側に謎の模様がある。
 彼らはこれで何を主張したいのか。


一見ヒドい文章ですが、対象を良く観察した上で、
その特徴を面白く伝えています。

虫に限らず、生き物関係のフルカラー本というものは、
どうしても値段が高価く感じてしまいがちですが、
この本はむしろお手頃で、常に手の届く所に置いておきたくなります。

ムシ初心者の方や、虫に興味が湧いてきた方に、
最初の一冊として、間違いなくオススメです。


ちなみに、近所で大発生したバッタは、
この本で写、真付きで紹介されていたイナゴの特徴、
通称「のどちんこ」を、ガラス越しに確認できたので、
イナゴだということが判りました。

う〜ん、今年のコメは、大丈夫なのだろうか・・・
posted by 山田工作 at 22:35| Comment(0) | 生き物・その他

2014年08月19日

田舎系、コミックス派

「ツマヌダ格闘街」16巻が発売されました。



ドラエのそっくりさんが登場し、それにまつわる一騒動があって、
その後、ドラエに関しての新たな事実が判明しました。

その辺については実際に読んでもらうとして、
今巻で一番重要なのは、ドラエの心情の変化。

前フリは、前巻の最後にありました。

台湾に旅立つことになった王(ワン)姉弟ですが、
姉のクインシーが、ドラエと二人になった際に放った言葉。

ツマヌダ格闘街15巻より

「あんたが、赤ちゃんを生めばいいんじゃないか」

この時は、ドラエにはこの言葉がピンと来ませんでしたが、
様々な偶然が重なり、それは具体的なイメージとなって、
ドラエの前に現れました。

ドラエのそっくりさんが、ミツルのバランス感覚を試そうと横から押す。
ミツルは上手に脱力するため、「赤ちゃんを抱くイメージ」で、
リラックスし、笑みを浮かべて佇んでいる。

ツマヌダ格闘街16巻より

それはあたかも自分が、赤ちゃんを抱いたミツルに寄り添っているようで、
それを見たドラエは激しく動揺し、顔を真っ赤にして、
自分の心情を振り払うかのように、二人を引き離します。

ドラエ・タチバナ=ドリャーエフ

今巻で明らかになったドラエの出生の秘密は、
彼女の立ち位置に、それほど影響を与えないでしょう。

そう思えるほど、ドラエのミツルに対する使命感は強く、
自分の役割への疑問は、全くありませんでした。
少なくとも、これまでは。

しかし、ミツルは成長するにつれて頼もしくもなり、
この度、ミツルに祖父の面影を見るに至って、
ドラエのファザコン気質が、一気に火を吹き出しました。

ドラエにとって、祖父は自分の全てであり、憧れであり、
もう絶対手の届かないところへ行ってしまった存在でもあります。
そしてミツルは、自分に全幅の信頼を寄せる存在であり、
自分の手で慈しみ育てる、雛のような存在でした。

本来、両者は隔絶した存在であったのが、
ミツルは成長著しく、祖父の面影すらたたえるほどになりました。

八重樫ミツル

それだけでも、ドラエにとっては衝撃的です。

もう二度と触れることは叶わないと思った存在に、
ミツルは、なれるのかもしれない。
そしてミツルは、手を伸ばせばいつでも触れられるところに居る。
しかも、それを焚き付けてくるヒトまでいる始末。

意識しないほうが、おかしいってもんでしょう。

遠く台湾へと行ってしまったクインシー姐さんですが、
彼女はとんでもないものを残していきました。
ドラエの、恋心です。


さて、旅立ってしまったワン姉弟ですが、
ひょっとすると、結構すぐにでも再登場しそうな気配が・・・?

何でそんな風に思うのかと言いますと、付録目当てで、
ヤングキングアワーズGHの10月号を購入してしまったので、
最新話を読んでしまったからなのです。

ああっ、コミックス派はこういう時ツライ。

できれば、ネタバレしたくない。
でも、付録は欲しい。
で、買ってしまえば当然本誌も読んでしまう・・・
でもまあ、それはそれとして、付録はとても良いモノでした。

ただ、来月号についても、またしても試練が!
今回の「ツマヌダ」16巻の帯についている応募券と、
GHの11月号に付く応募券のセットで、
書き下ろし小冊子のプレゼントが!

って、よく見たら、全プレではなく抽選で100名様とな!?

・・・ああ、それなら安心して、来月号は買わずに済む。

クジ運の無さには、かなりの自信があります。

そんなマイナス特性が、こんなトコで役に立つなんて、な・・・
posted by 山田工作 at 23:25| Comment(0) | コミックス