2013年05月31日

愛が急がない

「とめはねっ!」の11巻が発売されました。



10巻の表紙がおばあさん二人というとても枯れた絵柄だっただけに、
今度は三浦先生ピンでじいさん一人という、
更に枯れきった表紙になるんじゃないかと勝手にヒヤヒヤしていましたが、
実際は宮田麻衣さんのピンで一安心。

何気に、鵠沼学園の制服がカラーになったのは初めてではないでしょうか。
ソックスがネクタイと同色でお揃いなのは、
校則で決まっているのか、はたまた宮田さんなりのファッションか。
何にしても、猫科の動物のような可愛らしさが感じられる、
とても良い表紙絵です。
販促上の効果は大なんじゃないでしょうか。
(おばあさん二人よりは)


「とめはねっ!」は、書道漫画という面が強いですが、
ラブコメ漫画としての要素も併せ持っています。

11巻も続いているにも関わらず、主人公である縁と、
メインヒロインである望月さんとの仲は1ミリも変化しないあたり、
本当にラブコメか?という意見もあると思います。
が、この変化の無さ、一方的な縁の望月さんへの思いこそが、
ラブコメ作品としての「とめはねっ!」の背骨というか、鉄板であり、
これがあるからこそ、宮田さんの縁へのヤキモキする想いや、
一条の望月への想いと縁へのライバル心など、
高校生たちが不器用に青春する様を、安心して堪能できるのです。

また、縁と望月の関係を見るにみかねて、
色々とアドバイスしたり、手を出したり膝を食らわせたりする先輩二人、

加茂ちゃんの膝蹴り

三輪ちゃんと加茂ちゃんのやりとりも見所の一つ。
良かれと思ってすることの何一つ役に立っていないという、
彼女たちもまた、実は恋愛不器用な高校生であり、
それがまた微笑ましい。

そもそも、まがりなりにも彼氏が登場した加茂ちゃんはともかく、
三輪ちゃんに関しては、恋愛のれの字も出てきておらず。
部長の日野ちゃんにしても、恋愛トークは大好物なものの、
自身が色恋に触れることは絶無なわけで、
何とも頼りない先輩たちではあります。
だが、そこが良い。

色恋沙汰に不慣れな若者たちが繰り広げる、
ぎこちない恋愛ストーリー。
これこそが、ラブコメの王道なのではないでしょうか。

11巻の最後になって、最強の女子高生書道家にして、
極度の男性恐怖症だった大槻藍子さんも、
この恋愛模様に参戦する可能性が無くもないような描写がありました。

大槻藍子さん(動揺)

男性恐怖症の女子高生!
これまた何と、ラブコメを盛り上げてくれる存在でしょうか。


ここで勝手に大胆予想!(妄想?)
チキチキ!縁の恋のゆくえ大レース!!

本命 島 奏恵

対抗 宮田麻衣

大穴 大槻藍子


ちょっと頼りなげな縁には、しっかり者が似合う。
故に本命は、島ちゃん!

ここまで全く触れずに来たのに、いきなりの登場ですが、
最初は縁のことを、ただのキモイ男子としてしか見ていなかったのに、
それなりに見直したりするところもあって、関係は良化。

この、マイナスがプラスに転ずるというのも、
恋愛モノには欠かせない要素であり、
今巻では、電車の中での会話など、
ちょっと良い雰囲気にも見えました。

縁と島ちゃん


今後の展開に、要注目です。
posted by 山田工作 at 23:15| Comment(0) | TrackBack(0) | コミックス

2013年05月30日

真理

「オールラウンダー廻」の11巻が発売されました。



大阪での大会が終わり、タカシの過去編があり、
次に始まるエピソードへの繋ぎの話ありと盛りだくさん。
戦いの描写で飛ぶようにページが進んでいく試合編に比べると、
こういうインターバル的な巻は、話の密度が濃く感じられ、
何となく得したような気になれます。

が、それはそれとして。

今巻では、ある一つの真理が示されました。
それは、

meguru_11_shinri.jpg
「ちょっとおっぱいの大きいメガネっ娘は需要が高ぇんだな」

というもの。
ウンウン、と頷いた方も多いのではないでしょうか。


漫画におけるキャラクター描写において、
「眼鏡」は、単に見た目の差別化を図るだけでなく、
判り易くキャラクターの性格を表すことのできるアイテムとしても有効です。

まず、知的な印象を、見る人に与えます。
更に、冷静沈着さも付与。

また、地味というか、控えめな性格という雰囲気も醸し出します。
これはつまり、眼鏡をかけているキャラは、かけていないキャラよりも、
表現的に大人し目に見える、ということになります。

そしてこの、見た目の華やかさを減じさせるという効果は、
現代の漫画表現においては結構重要です。

何故なら、イマドキの漫画では、
登場する女性キャラは総じて可愛く描かれるため、
「それほど可愛くもない地味な女の子」
という設定を女性キャラに盛るのが難しく、
そこで「眼鏡」が、
地味さを演出するための格好のアイテムとなるのです。

ここで、上のコマで語られるもう一つの要素、
「おっぱい」に目を向けてみる。

おっぱいが大きいことは、とにかく「目立つ」ということ。
女性としてセックスアピールに秀でているということであり、
キャラクターの方向付けとしては、より女性らしさを強調するものであり、
どちらかというと活動的、
もしくは派手な性格を示す効果があるように感じられる。

「眼鏡」は大人しい印象を与え、
「巨乳」は派手な印象を与える。

これが相殺し合ってるかというとそうではなく、
むしろ加算されて、
より魅力を発揮するというのが漫画の不思議であり、妙でもある。

控えめなのに目立つ。
さしづめ「ギャップ萌え〜」、といったトコロか。


華麗に咲き誇る大輪の薔薇は美しいけれど、
ちょっと控えめに咲く撫子をこそ愛でる、
それが日本男児の心意気。

「巨乳メガネっ娘」は、日本のココロが生み出した、
ある意味究極の、素晴らしいキャラクターなのだなあとか、
半分腐った頭でとりとめもなくこんなことを考えているような、
そんなシアワセな毎日なのです。
posted by 山田工作 at 23:25| Comment(0) | TrackBack(0) | 女性キャラ考察

2013年05月21日

ネットでレース

capeta」の最終巻が発売されました。



結局、F3のマカオGPで終了となり、
F1について描かれることはありませんでした。

巻末にて曽田先生が、この後のことを書かれていますが、
この終わり方についての受け取り方は人それぞれだと思います。
自分としては、「まあ、これで良かったんじゃないの」と、
ちょっと冷めた感じで受け止めています。

「capeta」の作中でも何度か語られていましたが、
F1の世界は、
「capeta」が連載していたここ10年の間に大きく変わってしまいました。
商業スポーツ化とか、いびつなレギュレーションの変化だとか、
色々理由を挙げられるのですが、
簡単に言って、ロマンが無くなってしまったように感じています。

自分は、いわゆるアイルトン・セナ世代で、
結構熱心にF1を見続けていましたし、
鈴鹿までF1を見に行ったりもしていました。
それがここ何年かは、ほとんど惰性で見続けていたような感じで、
フジテレビの地上波での放送が終了してからは、
レースを見なくなりました。

以前と比べて、F1のレースやF1という世界に、
ドキドキワクワクすることが無くなった。
なんだかせせこましいビジネスと政治的活動ばかりが目に付いてくるのは、
自分がトシを取ってしまったからなのだろうか。
レースを純粋に楽しめない。
シビれるような走りを見せてくれる、
応援したくなるようなドライバーもいなくはないが、
彼のためだけにF1を見ようとまでは思わない。
今では、F1の情報を見ることもほとんどありません。

こんな風に、F1への情熱は冷めてきている中でも、
capetaは面白く読んでいました。
ですが、それも終わり、
それにより自分の中のF1も終わったような気がしています。
そんな、ちょっと寂しい感じのした最終巻でした。

ただ、F1については終わっていまっても、
モータースポーツへの関心が無くなったワケではありません。
ここ何年かは、ル・マン24時間レースが、
自分の中では一番注目のモータースポーツです。

そのル・マンが、6月にあります。
今はインターネットにより、
24時間情報を追っかけながらレースを見ることができるようになりました。
事前に情報を集めることもネットで出来ます。
日本の自動車メーカーも様々なカタチで参加しており、
日本人ドライバーも多くいます。

ちょっとでも興味を持たれたなら、是非見てみて下さい。

そしたら当日は、寝不足になることうけあいですヨ。
posted by 山田工作 at 23:31| Comment(0) | TrackBack(0) | コミックス2013

2013年05月20日

グンマーガール

今週の「かもめ☆チャンス」。

晶と綿矢先生、二人揃っての全身ショットがあるものの、
ロングであり物足りず。

かつて登場した、数少ない女性キャラの中でもポッと出の、
立場的には刺身のツマというか、綿矢への当て馬でしかなかった
「GUNMAがーるず」ですら、かなりのインパクトがあった。

kamo_chan_un.jpg 刺身のツマは言い過ぎか。

ロードレースを舞台に、
イイ年こいた男たちの熱き戦いを描くこの作品において、
女性キャラというのは完全に脇役なワケですが、
戦う男たちの傍らには、綺麗な女性がいてこそ、
勝者はより輝くというもの。

戦士に寄り添う美しい女性。その姿は正にクイーン。

そう。レースクイーンは最早、レースと名のつく場面においては、
もはや欠かせざる存在と言えましょう。

レースを見に来るヒトよりも、
レースクイーンを目当てに来るヒトの方が多い
という状況もどうかと思いますが、
幸いワタシはどっちも好きなので、まったく問題ありません。

何だか何を言ってるのかワカラナクなって来ましたが、
何にせよ、
物語の正ヒロインである晶と綿矢先生の真価はまだ発揮されておらず、
せっかく着替えたレースクイーンの衣装も充分にアピールされておりません。

今後のより一層の発奮を期待し、
ワクテカしながら待ち続けたい所存でアリマス。
posted by 山田工作 at 23:34| Comment(0) | TrackBack(0) | 漫画

2013年05月14日

いせき

きょうのイブニング。

は、「オールラウンダー廻」の温泉宴会における
モロモロの出来事について書こうかなあ、と思っていたのですが、

何と、

「もやしもん」が、モーニング・ツーに移籍ですって。

ショック!



ショックなんじゃよ!!
posted by 山田工作 at 23:36| Comment(0) | TrackBack(0) | 漫画雑誌