2020年04月08日

ガルパン

ここ暫くブログを更新していませんでしたが、
別に何か不幸な出来事があったとか、
漫画を全然読んでいなかったとか、
そういうワケではありません。

では何でブログに手を着けなかったかと言いますと、
実は今更ながら「ガールズ&パンツァー」に、
どっぷりハマっていたからでございます。



ガルパン」のテレビ放送があったのは2012年のこと。
放送当初からネットなどで盛り上がっていましたが、
自分は普段あまりアニメを見ないこともあって、
ネットで流れてくる二次創作をつまみ食いする程度でした。

それが、去年の年末にBS日テレで再放送があるのを知り、
一度ちゃんと見てみなようか、と思ったのが運の尽き。
一気にハマり、TVシリーズに加え劇場版やOAVも見て、
アンソロジーコミックやドラマCDなども購入し、
更にはソシャゲの「戦車道大作戦」も始めてしまいました。

特にこの「戦車道大作戦」に手を出したのがまずかった。
以前触れた「デレステ」も中断せず一緒にやっているため、
気付けば時間がガリガリ削られていく有様(現在進行形)
多分これがブログを書かなくなった一番の原因でしょう。

ソシャゲって、怖いですね。

さて、「ガルパン」が公開されてからもう何年も経ち、
その魅力や面白さはなどは散々語られている所ですが、
自分なりに何でこんなにハマったのかを考えてみると、
ガルパンの持つ少年漫画っぽさと、自分の過去の読書体験が、
ばっちりリンクした結果なのではないかと思っています。

「ガルパン」を実際に見て感じたのは、
この作品は「努力・友情・勝利」という、
少年漫画の王道を地でいく物語なのだな、という事。

主人公が、誰一人知り合いのいない転校先で、
友達に恵まれ、仲間と出会い、共に努力し、
数々の強敵を打ち破り、目的を果たす。

めちゃめちゃ少年漫画のノリですし、
「転校生が無名の学校を日本一に導く」という辺りは、
キャプテン翼などのスポーツ漫画を彷彿とさせます。

女子キャラしか登場しないというのもポイントで、
これにより恋愛要素は限りなく薄まり、
より「仲間」と「友情」が強調されます。

自分はラブコメが好きですが、その一方で、
恋愛要素抜きで勝負事をストイックに描く作品も好きです。
「ガルパン」の、目的に向かってまっしぐらな作風が、
自分の中の少年漫画好きな心に響いたのでしょう。

そして更に「ガルパン」が自分に響いた要素として、
熱笑!!花沢高校」との共通点が挙げられます。



熱笑!!花沢高校」は、チャンピオンで連載されていた作品で、
不良高校生の抗争を描いた、今で言うヤンキー漫画なのですが、
その後半において、まるで装甲車のようなオリジナルバイクで、
不良高校生同士が戦うというトンデモ展開となります。

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不良たちのケンカなのにロケット砲やミサイルが乱れ舞い、
至る所で爆発炎上が起こるという荒唐無稽さなのですが、
どおくまん先生の迫力ある絵はその無茶苦茶を成立させ、
何より強敵を前にした主人公たちの友情と勇敢さは魅力的で、
子供心に読んでいてグイグイ引き込まれたものでした。

思えば「ガルパン」も、戦車道が女子の嗜みであったり、
学園艦という設定など、かなりムチャな所の多い作品です。
ですがその荒唐無稽な世界観の中にあって、
戦車というリアリティの塊を緻密に描くことで、
超現実的な説得力を持ち合わせた作品となっています。

多少の矛盾や突っ込み所など、戦車の力強さで粉砕する。
そういった圧倒的な「力こそパワー」感が、
細かい理屈を並べがちなオトナな思考を踏みつぶし、
自分の中の子供心を大いに刺激してくれたのでしょう。

またそれとは逆に、戦車に関しては徹底して妥協を許さず、
細かな所までリアルに描くことを追求している点が、
オトナの本気を感じさせてくれるのもポイントでしょう。

いい歳こいた大人が子供っぽいことを本気でやる。
こういう部分にもまた引きつけられるものです。

さて、近年稀に見るほどハマってしまった「ガルパン」。
今となっては、初放映から見ていなかったのが悔やまれます。
当時の盛り上がりを共有できなかったのもありますが、
何よりSNS上で発表された数々のイラストや漫画などが、
今となってはもう見ることが出来ないと考えると、
禿げ上がりそうなほどショックです。

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マキとマミ」のマミさんの台詞が、
今なら痛いほど実感できます。

ただまあ、せっかくこれほど好きになったのだから、
この想いは何かに活かしたいトコロ、というワケで、
今年のワンフェスはガルパンキャラにチャレンジしたいと思います。

いわゆる「萌え系」のアニメキャラは初めてですが、
幸いというか何というか、今年は夏ではなくて秋のワンフェス。
時間はあるので、何とか見られる作品を作れるようガンバリます。

posted by 山田工作 at 19:49| Comment(0) | 日記

2020年02月25日

哲学さんがグイグイ寄せてくる

最近購読したコミックスをまとめてご紹介。

「放課後の哲学さん」



ツイッターで流れてきたツイートで興味を持ち、
購読してみたら面白かった作品です。

人から賞賛されることが好き過ぎて、
普段から「お高い」キャラを演じている少女が、
日常会話のほとんどを「やべえ」で済ませる、
見た目チンピラなのに自分探しに夢中な少年と出会い、
お互いが求めるモノを補い合う奇妙な関係が生まれるという、
言うなれば「人間関係コメディ」なこの作品。

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「哲学さん」とタイトルにはあるのですが、
哲学について詳しく掘り下げていくワケではなく、
何となく聞いたことがある哲学の「さわり」の部分をきっかけに、
少年が何かトンチンカンな問題行動を起こし、
少女がそれを、内心では悪戦苦闘しながらも、
表面的には涼やかに、鮮やかに解決してみせる、
というのが基本的なフォーマットです。

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少女の「お高い」キャラを守るためのスマートな姿勢と、
問題解決のため必死になっている内心のギャップが、
この作品の面白さのキモとなっているのですが、
見た目や言動からチンピラ扱いされる少年の存在も含め、
「自分」というものが如何に「他人」によって定義されるかが、
とても良く分かる作品でもあります。

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人は「見た目」で、多くの判断をする。
故に「自分」とは、人からどう見られるかで決まる。
でも、それだけじゃない事も、他人と付き合うことで分かる。
そんな事を考えさせられる作品でした。

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ラブ要素がほとんど無かったり、1巻完結だったりと、
最初に想像していたのとは随分違っていましたが、
タイトルの印象とは真逆で、とても敷居が低く読みやすい、
気軽に楽しめるコメディ漫画としてオススメです。

こちらで試し読みができるので興味を持たれた方は是非。


「事情を知らない転校生がグイグイくる。」 5巻



小学校におけるイジメを扱っていながら、
絵柄の可愛らしさとキャラの湿度の少なさ、
そして何よりラブコメ要素によって、
イジメ自体をギャグにしてしまっているこの作品。

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今巻でも少年はグイグイ来ており、
少女は赤面しっぱなしでとてもカワイイのですが、
しかし小学5年生ともなれば色々な事を意識するお年頃。
いつまでも仲の良い、ただの友達ではいられない。

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作品の中の時間はゆっくりと、でも確実に流れ、
少年と少女の関係にも少しずつ変化が生じることでしょう。
その様子をじっくりと楽しんでいきたいと思います。


「それでも歩は寄せてくる」3巻



こちらもラブコメ漫画。
しかも小学生ではなく高校生。
さらに言えば掲載誌が少年マガジン。
そりゃあもう色々と期待してしまうワケですが。

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しかし、何もなく。

部員がたったの二人きりの将棋部で、
男女が二人きりで、部室で将棋を指しつ指されつ。
そりゃあ絶対何か起きるだろうと読者は期待するのですが、
何もなく。

部員の田中歩は先輩である部長への好意を隠し切れず、
部長の八乙女うるしも田中の気持ちに薄々気付いている。
それでも、何もなく。

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文化祭という特別な雰囲気のあるイベントを、
二人で回る「デート」をしても、やはり何もない。

でも、この二人のこの距離感がとても良い。
そして当の二人も、この距離感を好んでいるフシがある。
うるしへの好意がはっきりしている田中はともかく、
それを感じつつ自分の気持ちがはっきりしないうるしは特に。

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ただ、実際に告白されたとして、
何か変わるのか?という気もしなくもなく。

田中がストレートな好意をぶつけて、
うるしが盛大に照れる。
それがずっと続く。
それで良いのだとも思います。

いつまでも二人のやりとりを見ていたい。
そんな作品です。


posted by 山田工作 at 19:33| Comment(0) | コミックス2020

2020年02月20日

さよなら私のクラマー 11巻

「さよなら私のクラマー」11巻を購読しました。



表紙を飾るは興蓮館高校の2年生トリオ。
キャラが3人描かれる表紙は4巻以来でしょうか。
どうしても浦和邦成の2年生トリオを思い出してしますが、
チカを含め彼女らが再び描かれるのは一体いつの日か・・・
1話でも早い再登場を願うばかりです。

さて、この作品にはコミックスの巻ごとに主人公がいる、
というような事をこれまでも何回か書いてきましたが、
今巻における主人公は間違いなく白鳥綾。

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大言壮語を吐きながら結果の出せないストライカーとして、
これまで周りからは「『自称』ダンシングスワン」、
「ダメスワン」などと言われてきた彼女ですが、
前巻での、チームの要である曽志崎の退場により、
急遽行われたチーム全体のポジション変更が見事にハマり、
「駄鳥」から見事なスワンへと生まれ変わりました。

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どのようなポジションチェンジが行われ、
それが本人のプレーにどのように作用したのかは、
実際にコミックスを読んで頂きたいところなのですが、
これまで彼女のプレーが上手くいっていなかった理由も含め、
分かりやすく描かれていたのは嬉しいところでした。

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3巻の時点で白鳥のスポーツ万能ぶりは描かれており、
この身体能力の高さと自己主張の強さから、
他選手を差し置いて起用され続けていたのかと思っていました。
そしてそれはある面ではその通りだったのですが、
今回の、危機的なチーム事情を説得材料にしてまで行われた、
大胆なポジション変更が彼女に与えた影響の大きさを見るにつけ、
決してそれだけではなかったということが分かりました。

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白鳥のように口ばっかりで結果の伴わない選手は、
ワラビーズ以外のチームでは早々に外されていたことでしょう。
そんな彼女を生まれ変わらせた今回の深津監督の采配は、
選手への観察力と理解力の高さ深さを示すものです。

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以前、能見コーチがかつての恩師から言われた、
「燦然と輝くダイヤになるか
 道端に転がる石コロになるか
 指導者の責任は重大だ」
という言葉を思い出さずにはおれません。

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そして、ポジションチェンジにより視界が開け、
これまでとは比べものにならないほど生き生きとプレーし、
自身の成長を実感している白鳥の、何と嬉しそうなことか。

今回の深津監督の采配は、白鳥に躍進の機会を与え、
それがチーム全体の強化に繋がっただけでなく、
一人の少女がサッカーの、スポーツの楽しさを実感したという、
その一点において重要な意味を持っています。

学生スポーツ、アマチュアスポーツにおける指導者の役割。
その責任と重要性をしっかり描いた、良いエピソードでした。

こうなってくると、今巻の表紙が白鳥でなかったのが惜しい。
いつか彼女にもカバーガールの役割が回ってくるのでしょうか。

今巻の冒頭では、興蓮館のエース来栖未加が、
実はいいとこのお嬢様であることが描かれていました。
ならば表紙が無理でも、せめて白鳥がお嬢である証拠を描く、
そんなエピソードを描いて欲しいなあと思っています。

さもないと、実は白鳥はお嬢ぶってるだけではないか?
ハイスクール!奇面組」の織田魔利のような、
なんちゃってお嬢キャラなのではないか?
という疑惑が膨らんできてしまいます。

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作中、しきりにお嬢様アピールをしている白鳥が、
なぜ県立の、別にサッカーの有力校でも何でもない、
蕨青南高校に進学してきたのかも気になるところ。

ここは是非とも、御一考願いたい所存であります。

posted by 山田工作 at 23:27| Comment(0) | コミックス2020

2020年02月02日

トクサツガガガ 18巻 + 幼女戦記 17巻

「トクサツガガガ」18巻を購読しました。



今巻では、長きに渡り謎だったことが一つ判明。

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北代さんの下の名前は「優子」でした。

おお、北代優子。
北代さんの伝わりづらい優しさをスッと教えてくれる、
良い名前ではありませんか。

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そんな夕子にほれました」という歌がありましたが、
そういうネタはトシがバレるだけなので、
止めといた方がいいですかそうですね。

さて、前巻でこの作品の中心的役割を果たしていた、
劇中劇の特撮番組「獣将王(ジュウショウワン)」は終了し、
新たな特撮番組「ファイブレイバー」が始まりました。

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この「好きなものが入れ替わる」という変化に加え、
仲村さんの職場では同僚の白石さんの退職が間近に迫り、
新人が入ってきて自分が先輩になるかも、という不安を抱え、
公私ともに色々と不安定になっている仲村さん。

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様々な不安や悩みを、趣味を通じて得た知識や経験を活かし、
何となく解決した風にするいつもの展開なのですが、
現実の時間が年度末を迎えつつある今、
心配や悩みを抱える人も多いことでしょう。
そういう点で、とてもタイムリーな内容でありました。

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ウヤムヤにしたり諦めたりすることも多いのですが、
全てのことがスッパリと解決できるはずもなく、
自分がある程度納得できればそれでええんやで、
という大事な心構えを、仲村さんたちは教えてくれます。

これから新生活や変化を迎える人に薦めたくなる、
そんな一冊となっていました。


「幼女戦記」17巻も購読しました。



もし年下で美少女の上司が横で寝息をたててたら、
あなたならどうする?

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そんなドキドキのシチュエーションが楽しめる、
とでも思ったかバカめ、これは「幼女戦記」だぞ!
という、こちらもまあいつもの展開でした。

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最前線の敵軍司令部を叩き潰し、帰投の途につくターニャたち。
味方の潜水艦の中で束の間の休息を取りますが、
ここでのやりとりが、とてもほんわかユルユル。
戦場での血生臭さとオフの時のギャップが激しく、
この緩急の妙がこの作品の魅力の一つ。

弛緩の後には緊張が来る。
次巻以降に嵐の襲来を予感させる、そんな巻でした。


posted by 山田工作 at 16:47| Comment(0) | コミックス2020

2020年01月17日

六道の悪女たち 18巻

「六道の悪女たち」18巻を購読しました。



今巻最大の見所は、男装してまで六道を助けにきた乱奈さんが、
存在感のあり過ぎる豊かな胸を隠すために巻いたさらしを、
圧倒的胸力(むねぢから)で破いたシーン。

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ではなくて、その後に始まった六道と乱奈の激しい言い合い。

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これまでの乱奈は、六道の「悪女が必ず惚れる」陰陽術の影響から、
六道に対してはとにかく好意を向けるばかりでした。
それがここにきて、六道に不満をぶつけるようになった。
これはとても画期的な出来事です。

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そもそも六道の術は「悪女が六道に惚れる」というだけで、
悪女が無条件で六道の言う事をきくというものではなく、
実際に言う事を聞かせられる事はほとんどありません。

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これは14巻でのエリモについてのシーンですが、
基本的に悪女たちは一方的に六道に惚れているだけで、
六道のお願いや言う事を聞くことはほとんどせず、
自分の好きなように自分の好意を押し通そうとします。

しかし乱奈は、とにかく六道の言う事を聞く悪女でした。
それは盲従と言えるほどで、例えその意味が分からなくても、
例え自分が傷つこうとも、六道の言う事は何でも聞き、
六道の望むように振る舞い、行動していました。

何故そうしていたのかといえば、12巻での乱奈の過去から考えるに、
暴力を楽しいと感じる以外の感情がなかったため、
初めて「好き」という感情を感じさせてくれた六道に対して、
何をどうしたら良いのかが分からなかったからでしょう。

誰かを好きになった事が無かったため、
自分の好意の示し方が分からなかった。
だから、とにかく六道の言う事を聞き、
その通りに振る舞うしかなかった。

相手に好かれたいために、相手の望むままに振る舞う。
純粋ではあるのですが、あまりに幼い行動のように思えます。

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唯一の例外が、鬼島連合編で六道から離れようとした時の行動。
これは松々宮童子の「六道のため」という言葉に惑わされ、
乱奈なりに六道のことを思って自分から離れようとしたワケで、
「相手の事を自分なりに考え行動する」という点で、
乱奈の成長というか変化が見てとれます。

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そして最終的に六道のもとへと戻った乱奈は、
自分は暴力が好きで、六道以外は大切に思えないし、
自分の中に優しい自分がいるとも思えないけど、
自分よりも六道の言葉を信じる、と言っていました。

そんな乱奈が、今巻では六道に対して腹を立てている。
しかしまあ、乱奈が不満を持つのも当然のことで、
今のクロムサム編だけでなくその前の鈴蘭編から、
乱奈は六道からずっと蚊帳の外に置かれていました。
好きな人から放っておかれるのはとても辛いものです。

更に、六道が自分に何も言わないのは何か事情があるからだろうと、
自分なりに考えて、男装してまで駆けつけたのに、
自分には暴力はダメだと言っておきながら自分はケンカしてる。
私が暴力が好きな事は六道くんだって知ってるはずなのに・・・

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一方で、菫雷乃が全く敵わなかった椰子谷唯を乱奈が一蹴した後、
圧倒的な力を誇る乱奈に「あなたが羨ましい」と言った雷乃に対し、
「私は…お前が羨ましい」と乱奈は言い返します。

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自分の暴力は六道に否定されているけど、
雷乃の戦いはそうではないように感じたからなのか。
はたまた、当事者としてずっと六道と一緒に行動していた、
雷乃に対する嫉妬心の表れなのか。

この乱奈の台詞の真意はちょっと解りませんが、
ここまで感情豊かで人間味のある乱奈が描かれた事で、
六道の成長物語とはまた別の方向性として、
乱奈の成長が描かれているのだなあと感じました。

思えば、乱奈が性格的に何か重大な欠落があるように、
六道にしても恋愛経験は皆無で、今は自分の事で手一杯。
お互いに欠けた所のある者同士が、一緒に成長していく。
それがこの作品の一番のテーマなのだなあと感じた次第です。

今巻巻末のコメント欄で中村勇志先生は、
「男と女はややこしいものなんですから。」
と述べられていました。

今後、そのややこしい男女関係はどんな展開を迎えていくのか。
ヤンキー漫画としてだけでなく、ラブコメも楽しめるこの作品。
これからももっと楽しめそうです。

posted by 山田工作 at 22:41| Comment(0) | コミックス2020
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